転職をして今よりもさらによい年収を望んでいる方も多いはずだ。その中には年収700万円を目標にしている方もいるだろう。
そこで今回は、年収700万円の生活についてみていこうと思う。
- 年収700万円の人の割合は?
- 年収700万円の生活レベルは?
- 年収700万円でマイホームを購入することはできる?
- 年収700万円を目指すためにおすすめの業種や業界は?
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- キャリハイ@編集部
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目次
年収700万円の手取りは約560万円
結論から申し上げると、年収700万円の手取りは530〜550万円で、月収に換算すると約35~46万円となる。
賞与の有無によって月収の金額に差が生じるため、賞与がある場合とない場合の手取り額についてみていこう。
【賞与あり】
手取り年収 | 手取り月収 | 賞与 |
---|---|---|
530〜550万円 | 約35〜37万円 | 100万円 |
【賞与なし】
手取り年収 | 手取り月収 |
---|---|
約530〜550万円 | 約44〜46万円 |
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年収700万円の人の割合は?世帯年収だと何%?
上記のグラフを見てみると年収700万円台の方は、4.4%であることがわかる。
700万円以上の年収を目指して転職するなら、ビズリーチがおすすめだ。ハイクラス求人が多い転職サービスのため、転職して高確率で700万円以上の年収を実現したいのであれば、ぜひ使ってみてほしい。
世帯年収700万円以上の割合は27.4%
世帯年収 | 割合 | 累積割合 |
---|---|---|
50万円未満 | 1.2% | 1.2% |
50万円~100万円 | 5.2% | 6.4% |
100万円~150万円 | 6.3% | 12.7% |
150万円~200万円 | 6.3% | 19.0% |
200万円~250万円 | 6.9% | 25.9% |
250万円~300万円 | 6.7% | 32.6% |
300万円~350万円 | 7.1% | 39.7% |
350万円~400万円 | 5.7% | 45.4% |
400万円~450万円 | 5.6% | 51.0% |
450万円~500万円 | 4.9% | 55.9% |
500万円~600万円 | 8.7% | 64.6% |
600万円~700万円 | 8.1% | 72.6% |
700万円~800万円 | 6.2% | 78.8% |
800万円~900万円 | 4.9% | 83.7% |
900万円~1,000万円 | 4.0% | 87.7% |
1,000万円以上 | 12.3% | 100% |
世帯年収700万円台の割合は、全体の27.4%だ。およそ4世帯に1世帯が、世帯年収700万円以上を得ている計算になる。
たしかに共働きであれば、男性が400万、女性が300万ほど稼げば合計700万に到達する。決して目指せない収入ではないだろう。
年収700万円の生活レベル・生活費の内訳
総務省統計局の家計調査を参考にし、独身か既婚者か、そして子どもの有無で分類し、それぞれのパターンでの生活費の内訳などをみていこうと思う。
すべてのケースにおいて、賞与なしの手取り44万円という設定のもと、計算をしている。
独身×一人暮らしの場合
項目 | 金額 | |
---|---|---|
支出 | 収入 | |
月収(手取り) | – | 44万円 |
家賃 | 10万円 | – |
食費 | 5万円 | – |
光熱費 | 1.5万円 | – |
通信費 | 1.5万円 | – |
交際費 | 3万円 | – |
保険 医療 |
1万円 | – |
衣服 理美容費 |
2万円 | – |
娯楽費 | 2万円 | – |
交通費 | 5千円 | – |
雑費 | 2.5万円 | – |
貯金 | 15万円 | – |
実家暮らしの方と比較して支出として加わるのは、家賃、光熱費や通信費だろう。
それぞれの項目についてかなり余裕を持って見積もってはいるが、それでも貯蓄額が17万円を超えているため、余裕のある生活を送ることができるといえるだろう。
気をつけたいポイントは贅沢をしすぎないということだ。ある程度予算を決めた上で生活していくことが重要だ。
配偶者あり×子ども無しの場合
項目 | 金額 | |
---|---|---|
支出 | 収入 | |
月収(手取り) | – | 44万円 |
家賃 | 11万円 | – |
食費 | 6万円 | – |
光熱費 | 1.5万円 | – |
通信費 | 2万円 | – |
交際費 | 3万円 | – |
保険 医療 |
2万円 | – |
衣服 理美容費 |
2.5万円 | – |
娯楽費 | 2万円 | – |
交通費 | 1万円 | – |
雑費 | 2万円 | – |
貯金 | 11万円 | – |
独身の場合は、かなりの余裕のある暮らしが送ることができると解説したが、結婚相手が専業主婦になることを想定に考えてみると、話は異なってくる。2人分の生活費がかかってくるため、支出も倍になるからだ。
厚生労働省による国民生活基礎調査によると、2018年の全世帯の所得平均は552万円だ。年収に換算すると700万台ということになり、年収700万円はごく平均的な年収ということになる。
そのため、生活費用を支払うことだけでも、かなりの支出になることが考えられるため、日頃から節約を意識した生活を送っていく必要がある。
配偶者あり×子どもありの場合
項目 | 金額 | |
---|---|---|
支出 | 収入 | |
月収(手取り) | – | 44万円 |
家賃 | 13万円 | – |
食費 | 7万円 | – |
光熱費 | 2万円 | – |
通信費 | 2万円 | – |
交際費 | 3万円 | – |
保険 医療 |
3万円 | – |
養育費 | 2万円 | – |
衣服 理美容費 |
2万円 | – |
娯楽費 | 2万円 | – |
交通費 | 1万円 | – |
雑費 | 1万円 | – |
貯金 | 7万円 | – |
年収700万円の世帯で子供がいた場合は生活が厳しいわけではないものの、余裕があるとは言い切れないだろう。
ボーナスが出る家庭の場合は、毎月の給料だけで生活費を工面するとかなり逼迫することも考えられる。そのため、ボーナス分をそのまま貯蓄するイメージを持つことをおすすめする。
年収700万円のマイホーム事情|住宅ローンは組める?
年収700万円でマイホームを購入することは可能だ。マイホームを購入する際に重要になってくるのは、ローンを組む際の「融資限度額」だ。
年収700万円の方の場合、フラット35の基準では、年間245万円返済していける計算となる。しかし、その場合は月々の負担額が20万円を超えるため、あまり現実的な数字ではないことがわかるだろう。
そのため、年収700万円の方の場合年間借入額150万円前後が現実的な金額といわれている。その場合、月々の返済額は12万円程度となり、住居費以外の用途にもお金を使うことができるだろう。
年収700万円におすすめの節税・節約術
【おすすめ節税対策】ふるさと納税を活用する
筆者がおすすめの節税対策は「ふるさと納税」だ。ふるさと納税とはお好きな自治体に寄付をすることで、所得税の還付や返礼品がもらえる制度のことをいう。
実質自己負担額2,000円を差し引いた納税額が控除されるという仕組みだ。
また、ふるさと納税の上限額は年収によって定められており、年収700万円の場合の限度額は以下の通りだ。
独身または共働き | 108,000円 |
---|---|
夫婦または共働き+子ども1人(高校生) | 86,000円 |
共働き+子ども1人(大学生) | 83,000円 |
共働き+子ども1人(高校生) | 78,000円 |
共働き+子ども2人(大学生+高校生) | 75,000円 |
夫婦+子ども2人(大学生+高校生) | 66,000円 |
引用:https://fururi.jp/table.html
【おすすめ節約術】無駄な支出を削減する
毎月コンスタントに貯蓄をしていくためにも、無駄な出費を抑えていくことを意識していきたいところだ。そこでこちらの章では、おすすめの節約術について解説していこうと思う。
保険・医療費
保険に加入してから何年も経っているにも関わらず、保険の見直しをしていない方はぜひ一度見直す機会を設けてみよう。
新しい商品などは毎月の保険料が見直されることが多くあるため、固定費を抑え、月々の支出を減らしていくことができるのだ。
通信費
通信費も毎月の支出で大きな費用だ。ここ数年で格安SIMの台頭により、キャリアよりも安くスマホを利用することができるようになった。
毎月スマホ代だけで1万円を超える方の場合は、ぜひ格安SIMへの乗り換えを検討してみよう。
車のローン費用
車を購入することを考えた場合、カーシェアリングを利用することも視野に入れてみよう。
毎日コンスタントに車を使用する場合は購入した方がお得な場合もあるが、使用頻度が少ない場合などはカーシェアリングの方が格安に済むだろう。駐車場代や車検代などの維持費がかからないためとてもおすすめだ。
収入を年収700万円以上に増やす方法
- 昇進昇格で昇給する
- 副業を行う
- 起業・フリーランスとして働く
- 投資する
- 転職する
1.昇進昇格で給与を上げる
年収700万円以上を目指すなら、昇進・昇格を狙うのが1番現実的です。社内を確認して、年収700万円を目指せる環境なら、仕事で実績を出して昇進・昇格の努力をしましょう。
給与について曖昧なことが多い日本で、昇給を目指すなら、上司と目標の共有を行い、年収700万円を達成できる給与の約束をすべきです。
2.副業を行う
副業も手取りを増やせる手段です。クラウドワークスやランサーズなど仕事を得る手段も増えており、ネット社会の現在はECサイトに個人で出品も用意にでき、ブログなどで稼いでる方もいます。
ただし、時間を削って稼ぐ仕事だと体力的な負担も増え、本質的な収入アップにもなりません。
自身の価値を上げるには、現在の仕事につながる仕事や、フリーランス、起業・転職につながる副業を選んで真面目に取り組む必要があります。
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3.起業する・フリーランスとして働く
起業やフリーランスとして働く方法も、手取りを増やすために考えられます。成功すれば大幅な収入アップも望めますが、その分リスクも大きいです。
特に起業の場合、時間・体力的な制約もあり、現職を続けながらというのは非常に困難です。
起業・フリーランスを考えているのなら、まず副業としてビジネスを始めて、見通しがついてから独立する選択肢を検討しましょう。
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4.投資する
投資で収入を増やす方法もあります。ロボアドバイザーのように半自動で投資を代行するサービスもあり、初心者でも簡単に始められるのが魅力です。
元金が減るリスクがあり、大幅に収入が増えるものでもありませんが、年収350~400万円程度が目標ならおすすめの手段です。
5.転職する
転職は手早く、堅実に手取りを増やす方法です。同じ仕事でも、企業規模や業界が異なるだけで、大きく給与体系が異なります。
現職で昇給の見込みがあるなら別ですが、見込みがなければ給料が高い企業への転職は、最も現実的な選択肢です。転職を成功させるためには、在職中に転職活動を行い、転職エージェントを活用しましょう。
経験を活かしたキャリアチェンジを推奨
出典:doda
年収アップのために転職するのであれば、現在の経験やスキルを活かすべきです。dodaの調べでも、転職で年収アップに成功した人で、最も多かったのは異業界・同職種の転職者でした。
例えば、営業経験が長くあるなら、別業界、例えば平均年収の高いIT業界で営業職を勤めるだけで年収が上がりやすいです。同じように管理職の経験があれば、成長産業に転職することで年収を上げやすいです。
いずれにしても、未経験職につくよりも、過去培った経験を活かすことで、転職による年収アップ確率を上げられます。
同じ仕事でも、業界や企業規模が変わるだけで、大きく年収が変わります。ビズリーチなら、自身のスキルや経験から年収アップが期待できるので、登録しておきましょう。
年収アップなら転職がおすすめ
ふるさと納税などを活用した節税対策や、固定費などを見直す節約術についてご紹介してきたが、節税・節約には限界がつきものだ。
固定費は最低限削っていくことができるとしても、食費などの過度な節約は精神的にも身体的にもあまりよいものとはいえないだろう。
そのため、支出のみにフォーカスするのではなく、収入をどのように増やしていくかを考えていってほしい。
年収を上げるための方法は以下の2つだろう。
- 社内で昇進、昇給する
- 今よりも年収がよい企業へ転職する
実は、年収は業界や企業ごとにある程度相場が決まっていることが多いため、特定の業種や業界への転職をすることが年収アップの近道といえるのだ。
年収アップを狙って転職するなら、ビズリーチをおすすめする。ビズリーチは、ハイクラス求人が多く、優良企業から直接オファーも届くおすすめ転職サービスだ。
年収700万円を目指すのにおすすめの業界・職業

こちらの章では、年収700万円を目指す方におすすめの業界や職種についてみていこう。
①エンジニア
IT系の職種の中でもおすすめなのがエンジニアだ。エンジニアと一言でいっても、システムエンジニア、開発エンジニアやITインフラエンジニア、ゲームエンジニアなど、その種類は様々だ。
開発経験やスキルによって、年収が算定されていくため、能力次第では若手の人材でも高収入を狙うことができる。
エンジニアの転職ならレバテックキャリアやマイナビITエージェントなどの専門性が高い転職エージェントを利用しよう。
②コンサルタント
コンサルタント業も、年収700万円以上を狙える職種のひとつだ。経営コンサルタントや投資コンサルタントやITコンサルタントなど、様々な業種や領域においてコンサルタントが存在する。
年収1000万円を超えるケースも多く存在することから、能力次第ではかなりの高収入が期待できる職種といえるだろう。
コンサルタントへの転職はアクシスコンサルティングがおすすめだ。コンサル未経験者へのサポートも期待できる。
③電気・ガス・熱供給・水道業
電気・ガス・熱供給・水道業のいわゆるライフライン系の業界も年収700万円以上が狙える職種だ。
安定した需要があることから、景気に左右されることが少ないため、不景気になっても安定した収入を得ることができる分野なのだ。そのため、転職希望者が後を絶たない業界といえる。
ライフライン系の業界への転職は、ビズリーチなどの転職エージェントをいくつか併用しよう。
まとめ
年収700万円の生活水準などについて徹底解説してきた。年収700万円を稼ぐ方は、そう多くはない。
しかし、子どもを養う立場の方やボーナスを生活費として使わない方の場合、余裕のある生活を送ることが難しい場合があることを覚えていてほしい。
そのため、より豊かな生活を送っていきたい場合は、共働きを選択することもひとつといえるだろう。
毎月の支出を意識しながら生活をし、ゆとりを持った資産形成をしていくことも念頭に入れておこう。
年収UPを見据えて転職をするなら、まずはビズリーチに登録してほしい。優良企業の求人を確認したり、企業や転職エージェントからのスカウトを受けたりできるからだ。
コンサルに興味があるなら、アクシスコンサルティングもおすすめだ。コンサル未経験者への丁寧なサポートに定評がある。複数の転職サービスを併用し、効率よく転職活動を進めよう。
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