「年収950万円は勝ち組?」
「年収950万円の住宅ローンの目安が知りたい」
年収950万円は、1,000万円の大台を目前とした勝ち組の年収です。しかし、年収950万円を稼ぐ人の割合や、税金がいくら引かれるのか気になりますよね。
そこでこの記事では、年収950万円の手取りや割合を解説します。所得税・社会保険料の計算方法はもちろん、住宅ローンや家賃の目安額も紹介しているので、年収950万円の方や目指している方は参考にしてください。
年収950万円を目指すなら転職がおすすめです。ハイクラス向けの転職エージェントのリクルートダイレクトスカウトやビズリーチは、年収アップの実績が豊富なので、是非登録しておきましょう。
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- キャリハイ@編集部
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目次
年収950万円の手取りは約685~740万円
項目 | ボーナスあり | ボーナスなし |
---|---|---|
手取り年収 | 678万~ | 688万~ |
手取り月収 | 44万~ | 57万~ |
ボーナス額 | 200万 | なし |
年収950万円の手取り年収は、678万円以上になります。手取りの月収は、ボーナス200万があっても44万円を超えます。ただし、手取り額は年齢や家族構成などで異なるため、一例としてご参考ください。
ボーナスの控除額は月の給与と異なるため「ボーナスあり」と「ボーナスなし」では、手取り年収に差があります。
年収950万以上を目指すなら、リクルートダイレクトスカウトに登録するのがおすすめです。転職後の平均年収は950万円であり、数ある転職サービスの中でもトップクラスで、無料で利用できるため登録して求人を探しましょう。
年収950万円の税金・社会保険料の計算方法
年収950万円の給与明細の例 | |||
---|---|---|---|
支給 | 控除 | ||
基本給 | 771,666円 | 健康保険 | 38,749円 |
住宅手当 | 20,000円 | 厚生年金 | 59,475円 |
‐ | ‐ | 雇用保険 | 3,958円 |
‐ | ‐ | 所得税 | 61,758円 |
‐ | ‐ | 住民税 | 49,525円 |
総支給額 | 791,666円 | 控除額合計 | 213,465円 |
月の手取り額 | |||
578,201円 |
手取り額は、総支給額(基本給に各種手当を足したもの)から、控除額を引いた額です。控除額は所得税や住民税、社会保険料のことです。
一般に手取り額は総支給額の80%程度とされますが、年収950万円の場合、累進課税により税率が高く、総支給額の70%程度になります。
総支給額の内訳
総支給額の内訳 |
---|
・基本給 ・残業代 ・各種手当(交通費、住宅手当、育児手当 等) |
総支給額は、固定給に各手当を足したもので、残業代や住宅手当などが含まれます。手当の種類や有無は企業によって異なり、各種手当や福利厚生が充実している場合もあれば、逆に手当が乏しく基本給が高いなど各社で様々です。
控除額の内訳
控除額の内訳 |
---|
・健康保険、厚生年金、雇用保険、介護保険 ・所得税、住民税 |
控除額の内訳は、健康保険や厚生年金などの社会保険と、所得税・住民税です。扶養家族がいると、所得税や住民税に対しての控除があるため、手取りは独身よりも多くなります。
また、ふるさと納税でも税金の控除を受けられ、返礼品を貰いながら税負担を減らせるため、非常におすすめの制度です。年収950万円なら選べる返礼品も多く、積極的に活用すべきです。
- ▼控除対象の金額や詳細(タップで開閉)
-
控除対象 詳細 健康保険 【標準報酬月額の9.81%を会社と折半】
79万※×9.81%÷2=38,749円
・自治体や組合によって変動あり
・9.81%を会社と折半
・加入により医療費の負担額が3割になる
※標準報酬月額の等級を元に計算厚生年金 【標準報酬月額の18.3%を会社と折半】
65万※×18.3%÷2=59,475円
・額面の18.3%を会社と折半
・国民年金に上乗せされてもらえる年金
※標準報酬月額の等級を元に計算雇用保険 【額面の0.5%】
950万×0.5%=47,500円
・農林水産、清酒製造、建設業は0.6%
・失業時に給付を受けるための保険介護保険 6,478円/月ほど
・40歳以上の医療保険加入者が支払う
・介護が必要になった際に一時金が給付所得税 62,000円/月ほど(年収950万円の場合)
・所得に応じてかかる税金
▶所得税の税率|国税庁住民税 50,000円/月ほど
(年収950万円の場合)
・地域によって税率が多少異なる
・前年の収入に対してかかる
- ▼所得税の計算方法(タップで開閉)
-
所得税の計算式 所得税=課税される所得金額×所得税率-所得税控除額
課税される所得金額=合計所得-所得控除
年収950万の場合、基本的に所得税率は20%、控除額は427,500円。所得税は、課税所得に所得税率を掛け、控除額を引いたものです。課税所得は、額面から給与所得控除・基礎控除・社会保険控除を引いた額で、控除額は収入によって異なります。
年収950万では、給与所得控除が195万、基礎控除が48万、社会保険控除が120.8万です。つまり、課税所得は、950万‐(195万+48万+120.8万)=586.2万となります。
課税所得が586.2万の場合、税率は20%で控除額は42.75万なので、年間の所得税額は586.2万×20%‐42.75万=74.49万円です。1ヶ月あたりでは、74.49万÷12ヶ月=約62,000円と計算できます。
- ▼住民税の計算方法(タップで開閉)
-
住民税の計算式 住民税=均等割+所得割
均等割は一律で課される税(地域で異なる)
所得割=課税される所得金額×住民税率-控除額
住民税率はおよそ10%(地域で異なる)住民税は均等割+所得割で算出でき、所得割は課税対象額に税率を掛け、控除額を引いたものです。課税所得は591.2万円で、基礎控除が43万になる以外は所得税と同じ計算です。
住民税率は地域で多少異なりますが、基本10%なので、所得割は591.2万×10%=59.12万円になります。所得割に対する税額控除は、ふるさと納税や住宅ローンなどが対象ですが、ここでは無視します。
均等割も地域で異なりますが、仮に年間5,000円として計算します。住民税は年間で5,000円+59.12万=596,200円となり、1ヶ月だと596,200円÷12ヶ月=約50,000円です。
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年収950万円を稼ぐ割合は2.2%
年収 | 全体 | 男性 | 女性 |
---|---|---|---|
~100万円 | 7.8% | 3.4% | 14.0% |
100~200万円 | 12.7% | 6.2% | 21.5% |
200~300万円 | 14.1% | 9.8% | 20.0% |
300~400万円 | 16.5% | 15.5% | 17.9% |
400~500万円 | 15.3% | 17.7% | 12.1% |
500~600万円 | 10.9% | 14.2% | 6.4% |
600~700万円 | 6.9% | 9.5% | 3.4% |
700~800万円 | 4.8% | 7.1% | 1.7% |
800~900万円 | 3.3% | 5.0% | 1.0% |
900~1,000万円 | 2.2% | 3.4% | 0.6% |
1,000~1,500万円 | 4.0% | 6.2% | 1.0% |
1,500~2,000万円 | 0.8% | 1.3% | 0.3% |
2,000~2,500万円 | 0.3% | 0.4% | 0.1% |
2,500万円~ | 0.3% | 0.5% | 0.1% |
国税庁によると、年収950万円を含む900~1,000万円を稼ぐ人の割合は2.2%で、年収950万円以上の割合は、全体で7.6%です。約14人に1人は、年収950万円以上を稼いでいる計算になります。
日本の平均年収である458万円(令和4年|国税庁調べ)と比べ、年収950万円は倍以上の年収なので、かなりの高収入です。また、年収950万円以上は男性が多く、女性の6倍ほどの割合です。
年収950万円を目指すなら、平均年収が高い企業への転職をおすすめします。転職には、リクルートダイレクトスカウトを利用しましょう。年収800万~2,000万円の求人が豊富で、年収950万以上を狙えます。
30代で年収950万円の割合
dodaの調査によれば、30代で年収900万~1,000万円の方は0.8%で、125人に1人しかいません。
20代の割合は0.1%のみなので、20代から30代にかけて8倍に増えていますが、それでも全体で見れば少ないです。
世帯年収950万円の割合
世帯年収 | 割合 | 累計割合 |
---|---|---|
50万円未満 | 1.2% | 1.2% |
50万~100万円 | 5.5% | 6.7% |
100万~150万円 | 6.4% | 13.1% |
150万~200万円 | 6.6% | 19.7% |
200万~250万円 | 7.7% | 27.4% |
250万~300万円 | 6.9% | 34.3% |
300万~350万円 | 7.1% | 41.4% |
350万~400万円 | 5.5% | 47.0% |
400万~450万円 | 5.6% | 52.6% |
450万~500万円 | 4.7% | 57.3% |
500万~600万円 | 8.4% | 65.6% |
600万~700万円 | 7.3% | 72.9% |
700万~800万円 | 6.2% | 79.1% |
800万~900万円 | 4.9% | 84.0% |
900万~1,000万円 | 3.6% | 87.6% |
1,000万円以上 | 12.4% | 100% |
世帯年収950万円を含む900万~1,000万円の割合は全体の3.6%で、900万円以上の割合は16%です。約6世帯に1世帯が、世帯年収950万円ほどを得ている計算になります。
いまより年収を上げたい方へ |
---|
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年収950万円の家賃や住宅ローン目安は?
年収950万円の家賃目安は15万~19万
年収950万円の家賃目安は、15万~19万円です。一般的に、家賃は手取りの3分の1が目安と言われています。ボーナスありで月の手取りが44万円の場合、家賃は約15万円弱です。
また、賃貸には審査があり、家賃の36倍以上の手取り年収が必要です。年収950万の手取りは約700万円なので、審査に通る家賃は700万円÷36=約19万円ほどになります。
年収950万円の住宅ローンは4,750万~6,650万円
年収950万円のローンは、4,750万~6,650万円程度が目安です。ローン借入額は年収の5~7倍程度、手取り額の20~25%が無理のない返済比率と言われています。
返済額を高くしすぎると、家の修繕費や固定資産税などの出費を払うのに、苦労する可能性があります。生活に困らないよう、借入は慎重に行いましょう。
- ▼地域別マンションの平均価格(タップで開閉)
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地域 平均価格 首都圏 6,260万円 近畿圏 4,562万円 全国 5,115万円 出典:不動産経済研究所|全国新築分譲マンション市場動向
※データは2021年のものマンションの平均価格は、全国で約5,000万円です。首都圏(一都三県)の新築マンションの平均価格(2021年)を見ても、年収950万なら、神奈川・埼玉・千葉エリアでの購入も可能です。
ただし、東京23区に限ると、マンション価格は平均8,000万円を超えるため、都区部でマンションを買う場合は中古マンションも検討しましょう。
- ▼地域別土地付注文住宅の平均価格(タップで開閉)
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エリア 建築費用 首都圏 5,162万円 近畿圏 4,540万円 全国 4,397万円 出典:フラット35利用者調査
土地付きの注文住宅は、全国平均で4,397万円前後、坪単価では約130万円です。マンションに比べると平均価格が安く、比較的広い家に住めるため、広さやスタイルにこだわりがあるなら注文住宅がおすすめです。
年収950万円の生活レベル|生活費の内訳は?
総務省の家計調査の結果を参考に、年収950万円の生活を、家族構成ごとに解説します。ボーナスが無い月の手取り47万円を基準にし、家族構成によって手取りを追加します。
家族構成別の生活レベル | |
---|---|
▼既婚×子供なし | ▼既婚×子供あり |
▼独身×1人暮らし | – |
既婚×子供なしの場合
出費 | 金額 | 金額/備考 |
---|---|---|
手取り | ‐ | 470,000円 |
家賃 | 160,000円 | – |
水道光熱費 | 15,000円 | – |
食費 | 80,000円 | 1日約2,700円計算 |
携帯代含む通信費 | 15,000円 | – |
交通費 | 10,000円 | – |
趣味含む娯楽費 | 50,000円 | – |
雑費 | 10,000円 | – |
貯金 | 130,000円 | – |
※配偶者を扶養に入れて計算
夫婦2人暮らしの場合、年収950万円は余裕のある生活が可能です。単身者よりも出費が増えますが、月に13万円ほどを貯金できます。
年間では150万円以上の貯金ができるので、将来子供ができた時のことを考え、余裕をもって貯蓄を進められます。
既婚×子供ありの場合
出費 | 金額 | 金額/備考 |
---|---|---|
手取り | ‐ | 490,000円 |
家賃 | 170,000円 | – |
水道光熱費 | 20,000円 | – |
食費 | 90,000円 | 1日3,000円計算 |
携帯代含む通信費 | 15,000円 | 家族割加入 |
交通費 | 15,000円 | – |
養育費 | 40,000円 | – |
保険代 | 20,000円 | – |
雑費 | 15,000円 | – |
趣味含む娯楽費 | 30,000円 | – |
貯金 | 75,000円 | – |
※配偶者と19歳以上23歳未満の子供1人を扶養に入れて計算
子供を持った場合でも、年収950万円は生活に困ることはありません。節約を意識せずとも、子供1人分の進学費は貯金できるでしょう。
ただし、子供が増えると生活は苦しくなります。学費など、しっかり払えるように、子供が2人以上の場合は節約を意識するべきです。節約方法としては、郊外等に住んで家賃を抑えるのが、目に見えて効果が出ます。
独身×1人暮らしの場合
出費 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
手取り | ‐ | 470,000円 |
家賃 | 150,000円 | – |
水道光熱費 | 10,000円 | – |
食費 | 50,000円 | 1日1,700円計算 |
携帯代含む通信費 | 10,000円 | – |
交通費 | 10,000円 | – |
趣味含む娯楽費 | 70,000円 | – |
雑費 | 5,000円 | – |
貯金 | 165,000円 | – |
独身で年収950万円なら、都心でも余裕のある暮らしが可能です。食費や娯楽費を多めに想定していますが、毎月16万円以上の貯金が可能です。毎月贅沢をするような生活をしない限り、困窮はしないでしょう。
逆に言えば、贅沢をしすぎると生活が苦しくなる可能性もあります。一定額は必ず貯金に回し、月に使う金額を考えるべきです。
年収950万円の平均貯金額は?
金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査」の結果によると、総世帯の平均金融資産保有額は1,873万円で、中央値は967万円です。
調査対象世帯のおよそ20%の人が、毎月手取りの10~15%を貯金に回しています。また、年収750万~1,000万未満で貯金額100万円以下の世帯は、全体の5.5%です。
年収950万円の方は、継続的に安定した貯蓄ができていると分かります。
年収950万円におすすめの節税方法
ふるさと納税を活用する
属性 | ふるさと納税額 |
---|---|
独身または共働き | 166,000円 |
夫婦 | 157,000円 |
共働き+子1人 (高校生) |
154,000円 |
共働き+子1人 (大学生) |
150,000円 |
夫婦+子1人 (高校生) |
144,000円 |
共働き+子2人 (大学生+高校生) |
141,000円 |
夫婦+子2人 (大学生+高校生) |
131,000円 |
おすすめの節税対策は「ふるさと納税」です。ふるさと納税とは、応援したい自治体に寄付ができる制度のことで、寄付のうち2,000円を超える部分は所得税の還付や住民税の控除が受けられます。
また、返礼品としてその地域の名産品が貰えます。ふるさと納税の上限額は年収の30%ですが、税金の節約になるうえ返礼品もあるので、ぜひ活用しましょう。
NISAやiDeCoで資産運用をはじめる
節税対策として、iDeCoやつみたてNISAなどの資産運用もおすすめです。どちらも非課税の投資制度で、収入アップにも繋がります。
iDeCoは掛金が全額所得控除になり、運用益が非課税です。ただし、原則60歳までは引き出せません。一方、つみたてNISAは運用益と分配金が非課税となります。
年収950万円を実現する方法
- 昇進昇格で昇給する
- 副業・共働きを行う
- 起業・フリーランスとして働く
- 投資する
- 転職する
1.昇進昇格で昇給する
年収950万円以上を目指す場合、大企業であれば昇進・昇格を目指すのが1番現実的です。まずは現職の給与テーブルを確認しましょう。年収950万円以上を目指せる環境なら、仕事で実績を出して昇進・昇格を狙うべきです。
ただし、給与が950万円に届かない場合や、年功序列の傾向が強い企業の場合は、転職を検討するのがおすすめです。
2.副業・共働きを行う
副業や共働きも手取りを増やせる手段です。最近ではアルバイト以外にも、クラウドソーシングなどで仕事を得られます。しかし、副業で950万円を稼ぐ場合、それなりに割のいい仕事を探すべきです。
副業で月に20万以上稼ぐ方もいます。最初は小額からでも、徐々に収入を上げられれば、年収950万円以上を目指す大きな助けとなります。また、在宅でできる仕事も多いので、共働きをする際の苦労も少なくて済みます。
3.起業・フリーランスとして働く
起業やフリーランスも、年収950万円を実現する方法です。成功すれば、かなりの収入アップを見込めますが、その分リスクも大きいです。
起業の場合は資金や時間といった制約も多く、事業が失敗すれば損失を被りますし、フリーランスで年収950円を狙うのはスキルが必要です。
エンジニア経験があるならフリーランスエンジニアがおすすめです。求人案件が非常に多いレバテックフリーランスや、週2案件が豊富で副業おすすめのITプロパートナーズなどが登録無料で使えます。
4.投資する
投資で収入を増やす方法もあります。ロボアドバイザーのように半自動で投資を代行するサービスもあり、初心者でも簡単に始められるのが魅力です。
年収950万円を目指すなら、それなりの額を投資に充てた方が良いですが、月数万でも年収アップの手助けにはなります。
元金が減るリスクがあり、大幅に収入が増えるものでもありませんが、手間を掛けずに収入を増やせる可能性が高いので、余裕資産は投資に回しておくのを勧めます。
5.転職する
現職で年収950万円を目指せない場合、転職は最も手っ取り早い手段です。同じ職種でも、企業規模や業界が変われば給与体系も変わります。
高収入の企業への転職は、リクルートダイレクトスカウトなどの、ハイクラス向け転職サービスを利用しましょう。転職後の平均年収は950万円を超えるので、転職後に即年収950万円も狙えます。
年収950万円を目指せる職業は?
営業職
営業職は、自身の努力次第で年収950万円を目指せる職種です。成果によってインセンティブが付き、比較的若い世代でも年収950万円を狙える可能性があります。
異業界や異業種からの転職もしやすい上、資格等がなくても転職できる求人も多い職種です。営業職に転職したい場合は、リクルートダイレクトスカウトなどの転職エージェントを利用しましょう。
転職後の平均年収が950万円を超えるので、高収入な営業の仕事も見つかります。
コンサルタント
コンサルタントも、年収950万円を狙える仕事です。大手のコンサルティングファームに入れば、企業の平均年収が1,000万円を超える所もあるので、年収950万円以上を狙えます。
コンサル業界に転職を考えているなら、コンサル業界専門の転職エージェント、アクシスコンサルティングやハイクラス求人が多く揃うリクルートダイレクトスカウトがおすすめです。
システムアナリスト
システムアナリストも、年収950万円が狙えます。システムアナリストとは、システムエンジニアの中でも最上流工程を担うエンジニアのことを指します。
技術面での知識やノウハウはもちろんのこと、高度なコミュニケーションスキルやプレゼンスキルが求められる職種のため、システムエンジニアとしての経験年数が豊富な人材が就けるとされています。
優秀な人材の場合は年収1,000万円を超えるケースもあるため、高収入を目指す方にとてもおすすめの職種です。IT系企業へ転職したい場合は、レバテックキャリアやマイナビITなどの転職エージェントを利用しましょう。
年収950万円を目指せる転職エージェント
転職サービス | 特徴 |
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![]() ダイレクトスカウト |
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![]() |
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![]() コンサルティング |
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![]() キャリア |
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リクルートダイレクトスカウト
ハイクラス向けの転職エージェント
(出典:リクルートダイレクトスカウト)
リクルートダイレクトスカウトのポイント
- 年収750万円以上の方向け
- 転職決定年収が平均900万円以上
- ヘッドハンターが3,000名以上在籍
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
229,775件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
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リクルートダイレクトスカウトのメリット
- 質の高いハイクラス求人が豊富
- リクルートダイレクトスカウトは、質の高いハイクラス求人が豊富です。年収800万円を超える管理職・専門職の求人から、年収2,000万円以上のCEO求人など多数掲載されています。
誰もが知る大手企業や、非公開の優良求人に応募できるのが、リクルートダイレクトスカウトの強みです。
- 登録後はスカウトを待つだけでOK
- リクルートダイレクトスカウトは、登録したらスカウトを待つだけでOKです。スキルや経歴をまとめた匿名レジュメを見て、ヘッドハンターや企業から直接スカウトを受ける仕組みです。
ヘッドハンターは3,000名以上在籍しており、自分に合った仕事を代わりに探してくれます。担当するヘッドハンターは、自分で指名して依頼することも可能です。
- 顧問として働くチャンスがある
- リクルートダイレクトスカウトでは、知識や経験を活かして企業を支援する「顧問求人」のスカウトサービスを開始しています。近年、多くの企業で「顧問」人材が求められています。
顧問求人を受けることで、これまで培ったスキルや経験を他企業で活かすことができ、副収入を得られるメリットがあります。
リクルートダイレクトスカウトのデメリット
- 転職サポートが無い
- リクルートダイレクトスカウトは、一般的な転職エージェントにある転職サポートがありません。書類準備や面接対策などが受けられないので、自分で準備する必要があります。
転職経験が浅く、書類や面接対策に不安がある方は、転職サポートが充実している転職エージェントも併用しましょう。無難におすすめなのは「マイナビエージェント」と「dodaエージェント」です。
- すぐに転職したい人は不向き
- リクルートダイレクトスカウトは、すぐに転職したい人には不向きです。ヘッドハンターや企業からのスカウトを待つ仕組みなので、自分のペースで動きにくいのがデメリットです。
また、ハイクラス求人が多いこともあり、年収が低い人やスキル・経験が浅い人はスカウトがなかなか来ない可能性もあります。
リクルートダイレクトスカウトの評判と口コミ
ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
ビズリーチのポイント
- 求人の3分の1が年収1,000万円以上
- 企業やヘッドハンターからスカウトされる
- 優良企業と直接コンタクトが取れる
主な特徴 | |
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おすすめ年代 | |
求人数 |
83,279件 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 ※一部有料サービス有り |
エリア |
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ビズリーチのメリット
- 厳選された優良企業からオファーがくる
- ビズリーチは、厳選された優良企業やヘッドハンターから直接オファーメッセージが届く転職サービスです。
普通の転職サイトは、自分で企業を探すことが求められますが、ビズリーチは過去の経歴やスキル、希望条件をもとにスカウトメッセージがきます。
- 年収600万円以上を狙える
- ビズリーチは、年収600万円以上を狙いやすい転職サービスです。ハイクラス層を主なターゲットとしており、求人の3分の1が年収1,000万円以上です。
現在の年収が600万円未満でも問題なく登録でき、年収アップを狙えます。スカウトがどれくらいくるかで、自分の市場価値を確認することもできるので、まずは登録してみるのをおすすめします。
- 有料プランでハイクラス求人が紹介される
- ビズリーチは、税込3,278円/月または5,478円/月の有料プランに登録すると、年収1,000万円以上の求人を紹介してもらえるようになります。
ただし、無料プランでも十分なサービスを受けられるので、基本的には無料プランで問題ありません。より高年収を目指したい方、無料プランで満足できない方は有料プランも検討してみましょう。
- 年収1,000万円以上の支持率No.1
- コンサルティング会社のシード・プランニングが行った転職サービスに関する調査によると、ビズリーチは年収1,000万円以上のビジネスパーソンが選ぶ「最も満足度が高い」転職サービスでNo.1を獲得しました。 (出典:PRTIMES)
ビズリーチのデメリット
- キャリアに自信が無い方は不向き
- ビズリーチは、キャリアに自信の無い方は不向きです。ハイクラス求人を中心に扱っていることもあり、経験や実績が強く求められます。
スキルや経験に自信が無い方は、総合型転職エージェント「マイナビエージェント」や「dodaエージェント」がおすすめです。
- 審査に通る必要がある
- ビズリーチを利用するためには、審査に通る必要があります。審査基準は公表されていませんが、ハイクラス求人を中心に扱うことから、職歴が浅い方や年収が低い方は審査落ちする可能性が高いです。
審査落ちしても、職務経歴書の内容を修正すると、再審査を受けられます。ビズリーチの審査に通らなければ、リクルートダイレクトスカウトなど他の転職エージェントを検討しましょう。
ビズリーチの評判と口コミ
アクシスコンサルティング
コンサル業界No.1転職エージェント
(出典:アクシスコンサルティング)
アクシスコンサルティングのポイント
- コンサル転職支援実績No.1
- 未経験からのコンサル転職実績多数
- 非公開求人率77%
主な特徴 | |
---|---|
おすすめ年代 | |
求人数 | 非公開 |
非公開求人数 | 非公開 |
未経験求人 | |
料金 | 無料 |
エリア |
|
アクシスコンサルティングのメリット
- コンサル特化でNo.1の転職実績
- アクシスコンサルティングは、コンサル業界特化のエージェントで、No.1の実績を誇る転職エージェントです。 コンサル経験者のキャリアアドバイザーが、幅広い知識や経験で、未経験の人含めコンサル転職へのサポートをします。平均支援期間が3年と、長く活用できるのが特徴です。 コンサル特化の充実した支援が特徴で、フェルミ推定やケース問題などコンサル特有の面接対策や転職後のキャリアサポート、フリーランスのコンサルタントの支援まであります。
【フェルミ推定やケース問題とは】 フェルミ推定:調査をしても明確化することが難しい数値を、最低限の知識や根拠をもとに論理的に概算することです。例えば、「日本で今スマホを見ている人の人数」や「地球上に蟻は何匹いるか」などがあります。 ケース問題:与えられた問題に対して課題解決策や経営戦略を提案するもので、例えば「テイクアウトの売上を増やすには?」などの設問が与えられます。
- 優良企業の非公開求人が多数
- アクシスコンサルティングの求人は、77%が非公開の求人です。一般に非公開求人は優良求人であることが多く、他転職エージェントで見つからなかった、希望に沿った求人が見つかる可能性があります。
- キャリアアドバイザーの情報を閲覧できる
- アクシスコンサルティングは、キャリアアドバイザーの経歴や利用者の口コミなどの情報を見ることができます。自分でアドバイザーの質や相性を、事前に判断できるので安心感があります。
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アクシスコンサルティングのデメリット
- メールが多い
- アクシスコンサルティングは、1日に数件のメールが来ます。 スカウトのお知らせだけでなく、Web履歴書の更新の催促や、転職エージェントの面談の日程調整などの内容が送られてくるため、面倒に感じる方もいらっしゃるでしょう。 メールの配信は会員登録をしている間は止められないので、メールがたくさん来るのが苦手だという方にはデメリットです。
- 求人の閲覧には会員登録が必要
- アクシスコンサルティングは、求人の閲覧には会員登録が必要です。会員登録不要で求人情報を閲覧できる転職エージェントが多い中、相対的にデメリットです。
アクシスコンサルティングの評判と口コミ
まとめ
年収950万円は、手取り年収が678万円以上で、手取り月収は44万以上です。ボーナスの有無や、家族構成によって手取り額は変動します。
年収950万円を目指すのは簡単ではありませんが、副業・共働き、転職など目指す手段はたくさんあります。自身の生活と合った方法を選び、年収950万円を目指しましょう。
転職をする場合、リクルートダイレクトスカウトやビズリーチなど、ハイクラス向けサービスがおすすめです。どちらもハイクラス求人を扱っており、年収950万円が狙いやすいです。
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