「デベロッパーのランキングが知りたい」
「デベロッパーの売上や年収はどれくらい?」
デベロッパーは、マンションや商業施設などの開発を担う大規模な仕事であり、求職者から高い人気を得ています。しかし、どの企業の売上が高いのか、年収がどれくらいなのか気になりますよね。
そこで、この記事ではデベロッパー主要30社の売上や年収のランキングを掲載しています。市場動向や大手デベロッパー6社の特徴も記載しているので、就職や転職の参考にしてください。
また、デベロッパーへの転職は、ビズリーチなどの転職サービスの利用がおすすめです。無料で書類・面接対策などのサポートや、非公開求人の紹介などを受けられます。
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目次
【売上】大手デベロッパー主要企業10社のランキング一覧
デベロッパー | 売上高 | 営業利益 | 前年比 (売上高) |
種類 |
---|---|---|---|---|
三井不動産 | 2兆1,008億円 | 2,449億円 | 4.6% | 総合 |
飯田グループ ホールディングス |
1兆3,869億円 | 1,533億円 | -4.8% | 専門(住宅・マンション) |
三菱地所 | 1兆3,494億円 | 2,790億円 | 11.8% | 総合 |
東急不動産 ホールディングス |
9,890億円 | 838億円 | 9.0% | 総合 |
住友不動産 | 9,394億円 | 2,338億円 | 2.4% | 総合 |
オープン ハウスグループ |
8,105億円 | 1,011億円 | 40.7% | 専門(住宅・マンション) |
野村不動産 ホールディングス |
6,450億円 | 912億円 | 11.1% | 総合 |
地主株式会社 | 5,617億円 | 548億円 | 87.9% | 専門(土地) |
ヒューリック | 4,470億円 | 1,145億円 | 31.6% | 専門(オフィス・銀行) |
イオンモール | 3,168億円 | 382億円 | 12.9% | 専門(商業施設) |
参考:各社の決算短信(2021年度)
大手デベロッパーの売上ランキングは、三井不動産が1位で、2位は飯田グループホールディングス、3位は三菱地所です。上位3社の売上高は1兆円を超えており、ほとんどの企業が売上を伸ばしています。
大手デベロッパーへの転職は、転職サービスを活用すべきです。中でも、ビズリーチは豊富な求人数や質の高さが特徴で、上記企業の求人情報を豊富に取り揃えています。
【売上】中堅デベロッパー主要企業20社のランキング一覧
デベロッパー | 売上高 | 営業利益 | 前年比 (売上高) |
種類 |
---|---|---|---|---|
森トラスト | 2,588億円 | 628億円 | 2.9% | 総合 |
パーク24 | 2,511億円 | 80億円 | -6.6% | 専門(駐車場) |
森ビル | 2,453億円 | 527億円 | 6.6% | 総合 |
プレサンス コーポレーション |
2,438億円 | 298億円 | 8.8% | 専門(マンション) |
日鉄興和不動産 | 2,260億円 | 352億円 | 27.1% | 総合 |
スターツ コーポレーション |
1,966億円 | 242億円 | -1.2% | 専門(住宅・マンション) |
ケイアイスター 不動産 |
1,844億円 | 237億円 | 18.4% | 専門(住宅) |
タカラレーベン | 1,627億円 | 119億円 | 9.7% | 総合 |
NTT都市開発 | 1,415億円 | 312億円 | -2.7% | 総合 |
三栄建築設計 | 1,340億円 | 117億円 | 16.6% | 専門(住宅・マンション) |
フジ住宅 | 1,187億円 | 59億円 | -2.3% | 専門(住宅・マンション) |
穴吹興産 | 1,113億円 | 70億円 | 6.3% | 専門(マンション) |
コスモスイニシア | 1,073億円 | 34億円 | 0.1% | 専門(住宅・マンション) |
シノケングループ | 964億円 | 90億円 | 1.2% | 専門(マンション) |
サムティ | 905億円 | 95億円 | -10.5% | 専門(マンション) |
GA Technologies | 854億円 | 15億円 | 35.4% | 専門(マンション) |
三重交通グループ ホールディングス |
844億円 | 30億円 | 3.9% | 総合 |
FJネクスト ホールディングス |
823億円 | 91億 | 12.7% | 専門(マンション) |
日神グループ ホールディングス |
815億円 | 52億円 | 0.8% | 専門(マンション) |
フージャース ホールディングス |
795億円 | 67億円 | -0.8% | 専門(住宅・マンション) |
参考:各社の決算短信(2021年度)
中堅デベロッパーの売上高ランキングでは、総合デベロッパーである森トラストが2,588億円でトップです。
大手デベロッパーの売上トップである、三井不動産の売上高と比較すると、8倍ほどの差はありますが、一般的に見るとかなり大きな値です。
【年収】大手デベロッパー主要企業10社のランキング一覧
デベロッパー | 平均年収 | 平均 勤続年数 |
平均年齢 |
---|---|---|---|
ヒューリック | 1,803万円 | 6.2年 | 39.5歳 |
地主株式会社 | 1,694万円 | 5.0年 | 39.6歳 |
三井不動産 | 1,273万円 | 11.1年 | 40.4歳 |
三菱地所 | 1,265万円 | 17.4年 | 42.6歳 |
東急不動産 ホールディングス |
1,058万円 | 15.6年 | 43.4歳 |
野村不動産 ホールディングス |
1,018万円 | 13.9年 | 42.0歳 |
飯田グループ ホールディングス |
783万円 | 3.2年 | 42.6歳 |
イオンモール | 681万円 | 8.2年 | 41.8歳 |
住友不動産 | 667万円 | 8.4年 | 43.2歳 |
オープンハウス グループ |
645万円 | 3.2年 | 29.3歳 |
参考:各社の有価証券報告書(2021年度)
デベロッパーの年収ランキングは、ヒューリックが1位で、2位は地主株式会社、3位は三井不動産です。中でも、ヒューリックや地主株式会社(旧:日本商業開発)は、全業界の中でもトップクラスの年収を誇ります。
2社ともに実力主義を採用した評価制度があり、実績次第では、若手の内から1,000万円以上の収入を得られます。
【年収】中堅デベロッパー主要企業20社のランキング一覧
デベロッパー | 平均年収 | 平均 勤続年数 |
平均年齢 |
---|---|---|---|
日鉄興和不動産 | 994万円 | 14.1年 | 45.1歳 |
NTT都市開発 | 924万円 | 16.4年 | 43.1歳 |
森ビル | 878万円 | 15.8年 | 43.5歳 |
プレサンス コーポレーション |
855万円 | 4.4年 | 31.1歳 |
シノケングループ | 790万円 | 2.9年 | 38.7歳 |
FJネクスト ホールディングス |
747万円 | 13.9年 | 39.7歳 |
タカラレーベン | 744万円 | 6.4年 | 36.1歳 |
サムティ | 743万円 | 7.2年 | 36.7歳 |
コスモスイニシア | 709万円 | 10.3年 | 38.1歳 |
GA Technologies | 680万円 | 2.2年 | 30.3歳 |
フージャース ホールディングス |
670万円 | 3.9年 | 36.8歳 |
三重交通グループ ホールディングス |
607万円 | 18.9年 | 41.3歳 |
穴吹興産 | 581万円 | 8.3年 | 35.5歳 |
森トラスト | 564万円 | 8.8年 | 48.7歳 |
フジ住宅 | 556万円 | 9.6年 | 40.9歳 |
スターツ コーポレーション |
555万円 | 14.3年 | 37.3歳 |
パーク24 | 525万円 | 4.9年 | 37.4歳 |
三栄建築設計 | 524万円 | 5.3年 | 33.1歳 |
日神グループ ホールディングス |
507万円 | 15.6年 | 45.6歳 |
ケイアイスター不動産 | 494万円 | 3.1年 | 32.1歳 |
参考:各社の有価証券報告書(2021年度)
中堅デベロッパーの年収ランキングでは、総合デベロッパーである日鉄興和不動産が994万円でトップです。大手デベロッパーでなくても、1,000万円以上の年収が見込めます。
大手・中堅合わせた平均年収は約818万円で、プレサンスコーポレーションまでが上位に入ります。大手でも、イオンモールや住友不動産などは全体平均を下回ります。
大手総合デベロッパー6社の特徴
大手デベロッパーの詳細 | ||
---|---|---|
▼三井不動産 | ▼三菱地所 | ▼東急不動産 ホールディングス |
▼住友不動産 | ▼野村不動産 ホールディングス |
▼森ビル |
三井不動産|2兆1,008億円
売上高 | 年収 | 従業員数 |
---|---|---|
2兆1,008億円 (1位) |
1,273万円 (1位) |
1,898人 (2位) |
平均勤続年数 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
11.1年 | 31.1h | 68.3% |
採用数 | ||
【中途】49人(2021年度) 【新卒】59人(2022年度) |
大手総合デベロッパーの売上高1位は三井不動産で、売上高は2兆円を超えており、平均年収でも1位の企業です。
三井不動産では、オフィスビルや商業施設、ホテル・リゾートなどの幅広い分野にて、人々の暮らしや街づくりを支援しています。
日本橋を中心とした東京都心エリアでプロジェクトを展開しており、既存事業のICTの導入や欧米・アジアでのグローバルな取り組みが盛んです。
三菱地所|1兆3,494億円
売上高 | 年収 | 従業員数 |
---|---|---|
1兆3,494億円 (2位) |
1,265万円 (2位) |
1,053人 (4位) |
平均勤続年数 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
17.4年 | 24.7h | 59.0% |
採用数 | ||
【中途】30~40人(推定) 【新卒】47人(2021年度) |
三菱地所は、売上高が1兆3,494億円、平均年収が1,265万円で、売上高・平均年収ともに2位の総合デベロッパーです。
三菱グループの主要企業である三菱地所では、東京・丸の内を主要開発エリアとしており、中でも、オフィスビルの開発や運営管理、賃貸事業に強みがあります。
近年は、アメリカや欧州、アジアでの不動産事業にも注力しており、今後は経済発展が著しいアジアでの開発を進める方針です。
東急不動産ホールディングス|9,890億円
売上高 | 年収 | 従業員数 |
---|---|---|
9,890億円 (3位) |
1,058万円 (3位) |
87人 (6位) |
平均勤続年数 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
15.6年 | 35.1h | 70.2% |
採用数 | ||
【中途】5~10人(年間) 【新卒】33人(2022年度) |
東急不動産ホールディングスは、大手総合デベロッパー内で3位の売上高を誇る企業です。東急グループの主要企業であり、都市開発やオフィスビル、商業施設など、幅広い分野でサービスを手掛けています。
三井不動産と比較すると事業規模は劣るものの、東急電鉄や東急百貨店など、他事業グループと協力することで、より多彩な事業を展開しています。
主要開発エリアは、東急線の中心である渋谷周辺です。現在、⻑期持続的にエリア全体の価値を高める「広域渋谷圏構想」を進めており、渋谷の魅力向上に努めています。
住友不動産|9,498億円
売上高 | 年収 | 従業員数 |
---|---|---|
9,498億円 (4位) |
667万円 (6位) |
5,732人 (1位) |
平均勤続年数 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
8.39年 | 43.1h | 40.0% |
採用数 | ||
【中途】不明 【新卒】21~25人(2022年度) |
住友不動産の売上高は9,498億円であり、大手総合デベロッパーで4位の企業です。平均年収は6社の中で最も低いものの、従業員数では、4,000人ほどの差をつけて1位に輝いています。
住友不動産は、オフィスビルの開発・賃貸事業やマンション・戸建住宅の開発、分譲事業に強い点が大きな特徴です。都内で全般的に展開しており、各所でオフィスビルを所有しています。
野村不動産ホールディングス|6,450億円
売上高 | 年収 | 従業員数 |
---|---|---|
6,450億円 (5位) |
1,018万円 (4位) |
283人 (5位) |
平均勤続年数 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
13.9年 | 15.0h | 75.0% |
採用数 | ||
【中途】不明 【新卒】57人(2021年度) |
大手総合デベロッパーの売り上げランキング5位は、野村不動産ホールディングスで6,450億円です。
野村不動産ホールディングスは「PROUD」シリーズをはじめとする住宅、マンションの分譲事業に強みがあり、住宅事業は全体の半分以上の売上を占めています。
ヒューマンファーストをコンセプトに、高齢者向けの施設や企業規模に応じたオフィスビルの開発など、様々なサービスの企画や開発が進められています。
森ビル|2,453億円
売上高 | 年収 | 従業員数 |
---|---|---|
2,453億円 (6位) |
878万円 (5位) |
1,607人 (3位) |
平均勤続年数 | 月間残業時間 | 有休消化率 |
15.8年 | 23.3h | 68.1% |
採用数 | ||
【中途】不明 【新卒】31人(2022年度) |
大手総合デベロッパーの売り上げランキング6位は、森ビルで2,453億円です。森ビルでは主に、都市再開発事業や不動産賃貸・管理事業、文化・芸術・タウンマネジメント事業を手掛けています。
六本木ヒルズやラフォーレ原宿、表参道ヒルズなど、都内の主要ランドマークを約120棟以上保有しており、安定した営業収益を得ています。
デベロッパーとは?|仕事内容や市場動向
デベロッパーとは?
デベロッパーは、不動産業の企画・開発を担う業者であり、マンションや商業施設、オフィスビルといった大規模な開発業務を手掛けています。
開発した施設、物件の売却または賃貸経営を行い、収益を得るビジネスモデルです。
デベロッパーは、多彩な施設の企画・開発を行い、街づくりに携わる総合デベロッパー、特定の施設に特化したサービスを展開する専門デベロッパーの2種類に分けられます。
総合デベロッパーとは?
総合デベロッパーは、マンションや商業施設、オフィスビルなどから、土地や街の雰囲気に合わせて、施設の企画や開発を行う企業です。幅広い不動産を取り扱い、土地周辺や地域の街づくりを担います。
専門デベロッパーとは?
専門デベロッパーは、1~2種類の特定の不動産を専門的に扱い、企画や開発を行う企業です。汎用性は少ないものの専門性が高く、独自のビジネスやブランドを確立しています。
マンションに特化している場合はマンションデベロッパー、オフィスビルに特化している場合は、オフィスデベロッパーと呼ばれることも多いです。
デベロッパーの仕事内容
用地取得
用地取得は、事業を行ううえで重要な、土地の選定を行う仕事です。ただ土地を買うのではなく、その場所の将来性を考えて、施設を建てるべきかどうかを検討する必要があります。
購入する土地を選んだ後も、地権者との交渉を重ねる必要があり、他デベロッパーと土地の所有権を争うケースも多いです。
広大な土地が必要で、地権者が複数いる場合は用地取得が難しく、開発が終わるまでに数年以上の期間が必要な場合もあります。
企画・開発
企画・開発では、取得した土地に適した施設の企画や設計、デザイン等の開発を行います。立地や周辺の環境をくまなく調査し、街づくりのコンセプトを決める重要な仕事です。
コンセプトが決まり次第、設計士やデザイナーと協力し、設計図や細部のデザイン等を作成します。設計図の作成後は、ゼネコン企業に業務を委託し、プロジェクトの進捗確認に勤めます。
営業・販売
営業・販売では、企画・開発して建てられた施設の売却、施設内のテナントの招致等を行います。デベロッパーの営業活動では、施設の特徴とクライアントの意向が合致するよう、柔軟な対応力が求められます。
管理・運用
デベロッパーでは、建設された後の施設の管理や運用も担当します。商業施設やレジャー施設である場合、街の価値を高めるべく、定期的にイベントを開催することがあります。
デベロッパーの市場動向
デベロッパー(不動産業界)は、新型コロナウイルスの影響で一時期大きく売上を落としたものの、オリンピックの開催の影響もあり、現在は市場を大きく拡大中です。
人口減少による市場の縮小が懸念されているものの、海外での施設開発の需要が高まっており、まだまだ将来性の高い業界であると言えます。
デベロッパーへの転職は、転職サービスの利用がおすすめです。中でも、ビズリーチは豊富な求人数や質の高さが特徴で、同業界・同職種の高待遇な求人を豊富に取り揃えています。
デベロッパーで働く人の口コミ
激務ではあるがやりがいの多い仕事
デベロッパーは世間のキラキライメージとは程遠い激務と地道さで、良くいい加減にしろーーーと発狂していたけど、テナントさんからの信頼を勝ち取った時の喜びは計り知れないし、日頃から皆が自社施設を利用してくれているという事実だけでやりがいを持てるから素敵な仕事だな
— ふわふわ (@nemurinomof) April 3, 2021
海外の不動産情報に精通できる
不動産関連の原稿を書いてるのだけど、ちょっと特殊で
・アラブ首長国連邦のエマール
・インドのSOBHAなどの海外デベロッパー関連の仕事をしてる✏️
高い専門性×語学力って最強だし、国内に溢れてない情報を収集してるときが1番楽しい????
— かな (@kana00657094) July 12, 2022
業務量や高い質が求められる
デベロッパーってホワイトとか言われてるけど、各人のホワイトの定義にもよるんだろうけど、普通に業務量多いから残業も多い。
「適当で良いや」って考えの人が少ないせいで、仕事において相応の質も求められる。なかなかしんどいけど、お金貰えるからまだマシ。
— デベ之介 (@devenosuke) May 26, 2022
デベロッパーの転職に有利な資格・スキル
デベロッパーで活かせる資格・スキル一例
- 宅地建物取引士(宅建士)
- 再開発プランナー・再開発コーディネーター
- ビル経営管理士
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- TOEIC(800点以上が目安)
不動産の開発・企画を担うデベロッパーでは、土地開発や施設の専門的な知識を要する資格やスキルが転職に有利です。
中でも、不動産業全般の知識が問われる、宅地建物取引士(宅建)の資格を優先して取得しましょう。宅建有資格者がいなければ、不動産会社は営業できないため、選考で最も優遇されやすいです。
また、近年では海外事業に注力するデベロッパーが多いため、TOEICや英検などの高い語学力を示せる資格があれば、転職を有利に進められます。
デベロッパーに転職するコツ
資格を得てから転職に臨む
デベロッパーへ転職する際は、再開発プランナーやビル経営管理士など、不動産業で活かせる資格を得ることで、選考の通過率が大幅に上がります。
デベロッパーでの転職では、ポテンシャルよりも即戦力となる人材が求められるため、自身のスキルの証明となる資格の取得がおすすめです。
また、未経験から転職したい場合でも、資格を取得しておくことで熱意をアピールできます。
企業研究を徹底して行う
デベロッパーに転職するコツとして、企業研究を徹底して行うことが重要です。
面接対策として、応募先の企業について勉強するのはもちろんですが、企業研究をする中で、本当にその会社が自分に合っているかを見極める参考にもなります。
デベロッパーは、企業ごとに力を入れている事業が異なるため、自分のやりたいことに特化している企業を探して応募すべきです。事業内容や経営理念、社風、今後の事業方針は最低限チェックしましょう。
転職エージェントを活用する
デベロッパーに転職するなら、転職エージェントを活用しましょう。デベロッパーは、採用人数が少ない傾向にあり、選考倍率がかなり高いため、転職エージェントの利用が必要不可欠です。
転職エージェントでは、キャリアの振り返りや今後のキャリアプランについて相談でき、転職サイトには掲載のない非公開求人の紹介もあるので、転職先の選択肢を広げられます。
実際に、自己応募では書類選考で不採用になってしまう場合も、転職エージェントを活用すると上手くいくこともあります。異業種への転職は難易度も上がるため、転職エージェントは複数活用すべきです。
デベロッパーに強い転職エージェント3選
転職サービス | 特徴 |
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ビズリーチ
年収1,000万円以上からの支持No.1転職サービス
(出典:ビズリーチ)
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転職エージェントを利用しない転職活動では、年収交渉をするのはなかなか難しいでしょう。リクルートエージェントを利用することで、年収アップの期待が高まります。
- 書類準備や面接対策のサポートが手厚い
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リクルートエージェントは、書類準備や面接対策のサポートが手厚いです。初めての転職に挑む20代や、年齢的な不利を感じる40代以降でも、それぞれに合った転職サポートを受けられます。
また「職務経歴書エディター」を使うと、職務経歴書を簡単に作成できます。豊富な入力例があり、スマホで利用できるので、ぜひ利用しましょう。
リクルートエージェントのデメリット
- 担当者が多忙だと後回しにされる
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リクルートエージェントは、担当者が多忙だと後回しにされる可能性があります。
業界最大手の転職エージェントなので、求職者が非常に多く、内定が決まりやすい人から企業紹介される場合があります。
リクルートエージェントだけでなく「dodaエージェント」や「マイナビエージェント」も併用し、効率よく転職活動を進めましょう。
- 利用期間は最大3ヶ月
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リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から約3ヶ月が目安です。限られた期間で、メリハリのある転職活動をする必要があります。
今すぐの転職を考えていないなら、まずは転職サイトに登録し、転職市場の情報集めや転職先の目処をつけてみるのもいいでしょう。おすすめの転職サイトは「doda転職」と「リクナビNEXT」です。
リクルートエージェントの評判と口コミ
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リクルートエージェントの口コミ・評判 |
デベロッパーについてよくある質問
デベロッパーへの就職・転職難易度は高い?
デベロッパーの就職・転職難易度はかなり高いです。新卒採用でも、不動産の知識が問われることが多く、中には学歴フィルターがあるような企業も見られます。
採用人数も、他業界と比較すると少ないため、他者と差別化できるような資格やスキルがなければ、デベロッパーへの入社は難しいです。
ゼネコン・ハウスメーカーとの違いは?
ゼネコンは、総合工事業者であり、土木や建築工事一式の取りまとめを行います。デベロッパーが企画・開発したものを、ゼネコンが建築する流れです。
一方、ハウスメーカーは、業務内容は類似していますが、提供する商品や目的が異なります。
デベロッパーは、街づくりの一環として様々な施設の企画・開発を行うのに対し、ハウスメーカーは、個人のニーズに合わせた住宅の設計・施行が主な事業です。
デベロッパーは未経験でも転職できる?
デベロッパーは、未経験でも入社可能です。ただし、企業によっては、実務経験や資格を求められる場合があるため、募集要項を事前に確認してから応募しましょう。
デベロッパーのホワイト企業は?
デベロッパーのホワイト企業は、三井不動産や三菱地所をはじめとする総合デベロッパーに多いです。実際に、残業時間の短さや勤続年数の長さから、高待遇であることが見受けられます。
参考文献
金融庁 | EDINET |
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事業会社 | ULLET |
Openwork | |
各社公式HP、有価証券報告書 決算公告 |
まとめ
デベロッパーの売上ランキングは三井不動産が1位で、年収ランキング1位はヒューリックでした。双方のランキングを確認すると、売上と年収の相関関係は少ないことが分かります。
デベロッパーは、不動産に関する幅広い知識を要するため、未経験では入社が難しいです。ただし、給与や福利厚生面が充実している企業が多いため、入社後は安定した長期勤務が見込めます。
選考難易度の高いデベロッパーへの転職では、転職サービスを活用すべきです。中でも、ハイクラス転職に強いビズリーチでは、質の高い求人を豊富に取り揃えており、更なるキャリアアップを目指せます。
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