香川県の企業11社の平均年収ランキング！市町村別や年齢別の年収も紹介

「香川県の企業の平均年収は？」

「香川県にある年収の高い企業が知りたい」

香川県は、平均年収が446万円で全国27位です。日本全体の平均年収である458万円(参考:国税庁)よりも若干低いです。

特徴としては、石油・石炭製品、食料品、非鉄金属が主な産業で、衣服・スポーツ用革手袋出荷額が全国で1位です。香川県で転職を考えている人は、どの企業に転職したら良いのか気になる人もいるでしょう。

そこで、この記事では香川県の企業の年収をランキング形式で紹介しています。香川県で転職先を探している人は、是非参考にしてください。

香川県の平均年収ランキング【企業別】

企業名	年収	業種	平均年齢	平均勤続年数	従業員数	設立
トモニ ホールディングス	874万円	銀行業	52.4歳	29.2年	35名	2009年1月
四国電力	760万円	電気、ガス業	42.4歳	19.5年	2,199名	1951年5月
四国化成 ホールディングス	681万円	化学	40.4歳	15.8年	624名	1947年10月
百十四銀行	623万円	銀行業	40.9歳	17.5年	1,910名	1924年3月
タダノ	619万円	機械	41.5歳	16年	1,585名	1948年8月
穴吹興産	605万円	不動産業	36.2歳	9年	383名	1964年5月
メドレックス	581万円	医薬品	46.2歳	9.2年	21名	2002年1月
大倉工業	516万円	化学	39.8歳	16.5年	1,042名	1947年7月
セーラー広告	510万円	サービス業	46.4歳	18.1年	95名	1951年3月
アオイ電子	461万円	電気機器	40.1歳	15.1年	1,696名	1969年2月
日本興業	458万円	ガラス、土石製品	43.7歳	11.4年	295名	1956年8月

※各社の有価証券報告書から抜粋

香川県の企業を各企業の有価証券報告書を基に、11位までまとめました。1位はトモニホールディングスで874万円、2位は四国電力で760万円です。

1位:トモニホールディングス(平均年収874万円)

企業名	トモニホールディングス
業種	銀行業
平均年収	874万円
平均年齢	52.4歳
平均勤続年数	29.2年
従業員数	35名
設立年月日	2009年1月
所在地	〒760-0050 香川県高松市亀井町7-1
公式サイト	https://www.tomony-hd.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (2010年4月上場)

香川県の企業別年収ランキングのトップは「トモニホールディングス」で、平均年収874万円です。

トモニホールディングスは、香川銀行や徳島大正銀行を含む連結子会社9社を傘下に置いている金融持株会社です。香川・徳島・大阪を主要営業基盤としており、銀行業務を中心にリースやカード事業なども展開しています。

トモニホールディングスグループの強みは、広域ネットワークと強固な営業基盤です。香川県に60店舗、徳島県に63店舗を置いており、近年では、徳島・香川の両県で15％以上も取引先数が増えました。

トモニホールディングスの平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	874万円
2021年	843万円
2020年	875万円
2019年	844万円
2018年	846万円

前年の平均年収が843万円だったため、上昇傾向にあります。2018年度と比較すると30万円ほど平均年収が上がっています。

2位:四国電力(平均年収760万円)

企業名	四国電力株式会社
業種	電気、ガス業
平均年収	760万円
平均年齢	42.4歳
平均勤続年数	19.5年
従業員数	2,199名
設立年月日	1951年5月
所在地	〒760-8573 香川県高松市丸の内2-5
公式サイト	https://www.yonden.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1952年9月上場)

香川県の企業別年収ランキングの2位は「四国電力」で、平均年収760万円です。

四国電力は香川県高松市に本店を置く、地方電力会社です。四国地方のインフラを担っている企業ですが、2016年4月からの電力自由化により、関東や関西などの全国で電気を販売しています。

また、日本の電力会社では、初となる南米チリにおける太陽光発電事業参画にチャレンジしています。今後も電気事業以外の収益拡大や、再生可能エネルギーに取り組んでいく方針です。

四国電力の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	760万円
2021年	772万円
2020年	772万円
2019年	774万円
2018年	771万円

前年の平均年収が772万円だったため、若干の下降傾向にあります。ただ、5年間の推移で見ると平均年収に大きな変動はないので、安定して稼げる企業と言えます。

3位:四国化成ホールディングス(平均年収681万円)

企業名	四国化成ホールディングス株式会社
業種	化学
平均年収	681万円
平均年齢	40.4歳
平均勤続年数	15.8年
従業員数	624名
設立年月日	1947年10月
所在地	〒763-8504 香川県丸亀市土器町東8-537-1
公式サイト	https://www.shikoku.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1962年10月上場)

香川県の企業別年収ランキングの3位は「四国化成ホールディングス」で、平均年収681万円です。

四国化成ホールディングスは、化学品や建材などを手掛けている「四国化成グループ」の持株会社です。プールの殺菌消毒剤やPC・スマホの部品、衣類など身近なところに四国化成の製品が関わっています。

四国化成ホールディングスの強みは世界シェアでトップクラスの製品をいくつも有している点です。化学品の「不溶性硫黄」は世界2位(国内1位)、「タフエース」にいたっては世界・国内ともに1位のシェアを誇ります。

四国化成ホールディングス の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	681万円
2021年	678万円
2020年	670万円
2019年	689万円
2018年	694万円

前年の平均年収が678万円だったため、上昇傾向にあります。5年前と比較すると10万円ほど下がっていますが、2021年以降から徐々に回復しています。

4位:百十四銀行(平均年収623万円)

企業名	百十四銀行株式会社
業種	銀行業
平均年収	623万円
平均年齢	40.9歳
平均勤続年数	17.5年
従業員数	1,910名
設立年月日	1924年3月30日
所在地	〒760-8574 香川県高松市亀井町5-1
公式サイト	https://www.114bank.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1972年10月上場)

香川県の企業別年収ランキングの4位は「百十四銀行」で、平均年収623万円です。

百十四銀行は、香川県高松市に本店を置く県内最大の地方銀行です。香川県を基盤に瀬戸内地方各県に展開しており、岡山県や大阪府、兵庫県などにも支店があります。

県内の企業で百十四銀行をメインバンクとしている割合は45.5％にものぼります。次点の香川銀行の割合が16.9％なので、倍以上の圧倒的なシェアを有しているのが強みです。

百十四銀行の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	623万円
2021年	629万円
2020年	624万円
2019年	613万円
2018年	620万円

前年の平均年収が629万円だったため下降傾向にあります。ただ、5年間の推移で見ると大きな変動はなく、610～620万円台をキープしています。

5位:タダノ(平均年収619万円)

企業名	タダノ株式会社
業種	機械
平均年収	619万円
平均年齢	41.5歳
平均勤続年数	16年
従業員数	1,585名
設立年月日	1948年8月
所在地	〒761-0102 香川県高松市新田町甲34番地
公式サイト	https://www.tadano.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1962年9月上場)

香川県の企業別年収ランキングの5位は「タダノ」で、平均年収619万円です。

タダノは、建設用・車両掲載型クレーンや高所作業車などを製造・販売している世界最大手のメーカーです。日本における台数シェアは車両掲載クレーンが47％、高所作業車は34％を占めています。

タダノの製品には通信衛星や携帯端末などでクレーンの稼働状況をリアルタイムに把握できる「HELLO-NET」が掲載されています。故障状況を瞬時に把握して、適切なアドバイスやロードサービスを提供しています。

タダノの平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	619万円
2021年	608万円
2020年	631万円
2019年	676万円
2018年	664万円

前年の平均年収が608万円だったため、若干の上昇傾向にあります。ただ、5年間の推移で見ると2番目に低い数字で、最も高い676万円から60万円ほど下がりました。

6位:穴吹興産(平均年収605万円)

企業名	株式会社穴吹興産
業種	不動産業
平均年収	605万円
平均年齢	36.2歳
平均勤続年数	9年
従業員数	383名
設立年月日	1964年5月
所在地	〒760-0028 香川県高松市鍛冶屋町7-12
公式サイト	https://www.anabuki.ne.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2004年6月上場)

香川県の企業別年収ランキングの6位は「穴吹興産」で、平均年収605万円です。

穴吹興産は西日本を中心に分譲マンション事業を展開している総合不動産会社です。マンションブランドの「アルファ」シリーズは全国に811棟、43,952戸の分譲実績があります。

また、海外事業にも注力しており東南アジアの市場を狙っています。今後の成長に向けて、2025年までに10拠点以上の現地駐在所を開設する予定です。

穴吹興産の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	605万円
2021年	597万円
2020年	580万円
2019年	578万円
2018年	568万円

前年の平均年収が597万円だったため、上昇傾向にあります。5年間の推移で見ると500万円後半から徐々に上昇しており、2022年度に600万円を超えました。

7位:メドレックス(平均年収581万円)

企業名	メドレックス株式会社
業種	医薬品
平均年収	581万円
平均年齢	46.2歳
平均勤続年数	9.2年
従業員数	21名
設立年月日	2002年1月
所在地	〒769-2712 香川県東かがわ市西山431-7
公式サイト	https://www.medrx.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証グロース (2013年2月上場)

香川県の企業別年収ランキングの7位は「メドレックス」で、平均年収581万円です。

メドレックスは、飲み忘れ防止や経口投与が困難な患者への投与など、新しい剤型の医薬品を開発している企業です。イオン液体を利用した独自の技術で、経口・注射薬の有効成分を貼り薬や塗り薬として開発しています。

また、貼るワクチン「マイクロニードル」を開発しています。従来の注射と比べて無痛で高い免疫効果があり、常温輸送・保管可能なので医療環境が未整備の新興国やパンデミック発生時の対応に期待されています。

メドレックスの平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	581万円
2021年	644万円
2020年	616万円
2019年	652万円
2018年	618万円

前年の平均年収が644万円だったため、下降傾向にあります。過去5年間の推移で見ると2022年度が最も低く、2019年度から約70万円も下がりました。

8位:大倉工業(平均年収516万円)

企業名	大倉工業株式会社
業種	化学
平均年収	516万円
平均年齢	39.8歳
平均勤続年数	16.5年
従業員数	1,042名
設立年月日	1947年7月
所在地	〒763-8508 香川県丸亀市中津町1515
公式サイト	https://www.okr-ind.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1962年1月上場)

香川県の企業別年収ランキングの8位は「大倉工業」で、平均年収516万円です。

大倉工業は、ポリエチレン・ポリプロピレン製品や光学機能性フィルムなどの製造・販売を手掛けている企業です。トレイの食品用フィルムやゴミ袋、スマートフォンの基盤など、生活に欠かせない製品を製造しています。

また、建築事業も手掛けており、集積包装用フィルムや床下地面の被覆防湿シート、木材の日焼け防止する養生カバーなど、建設現場を支える製品を提供しています。

大倉工業の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	516万円
2022年	527万円
2021年	507万円
2020年	508万円
2019年	516万円

前年の平均年収が527万円だったため、下降傾向にあります。ただ、5年間の推移で見ると大きな変動はなく、500万円前半にとどまっています。

9位:セーラー広告(平均年収510万円)

企業名	株式会社セーラー広告
業種	サービス業
平均年収	510万円
平均年齢	46.4歳
平均勤続年数	18.1年
従業員数	95名
設立年月日	1951年3月
所在地	〒760-8502 香川県高松市扇町2-7-20
公式サイト	https://www.saylor.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2007年6月上場)

香川県の企業別年収ランキングの9位は「セーラー広告」で、平均年収510万円です。

セーラー広告はTVやラジオ、新聞といったマスメディアをはじめ、ウェブ広告、パンフレット制作などを手掛けている広告代理店です。中四国の瀬戸内経済圏を中心に展開しており、東京にも支社を構えています。

セーラー広告の強みは地域密着です。地域に根ざした関係者と連携して、自然や歴史などの観光資源を磨き上げるビジネスに取り組んでいます。また、新しい事業としてECサイト設立や物産販売店の運営なども挑戦しています。

セーラー広告の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	510万円
2021年	491万円
2020年	499万円
2019年	521万円
2018年	507万円

前年の平均年収が491万円だったため、上昇傾向にあります。5年間の推移で見ると、500万円を前後しており大きな変動はあまりありません。

10位:アオイ電子(平均年収461万円)

企業名	アオイ電子株式会社
業種	電気機器
平均年収	461万円
平均年齢	40.1歳
平均勤続年数	15.1年
従業員数	1,696名
設立年月日	1969年2月
所在地	〒761-8014 香川県高松市香西南町455-1
公式サイト	https://www.aoi-electronics.co.jp/index.html
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2000年8月上場)

香川県の企業別年収ランキングの10位は「アオイ電子」で、平均年収461万円です。

アオイ電子はIC(集積回路)やセンサー、サーマルプリントヘッド、LEDの半導体パッケージング・テストなどを手掛けている電子部品メーカーです。共同実施機関の香川大学との共同研究をおこなっています。

ファクシミリや心電図、レシートなどのプリンタ出力に利用されているサーマルプリントヘッドは、最高レベルの高寿命です。開発から製品までを一貫体制で供給しており、業界をリードしている企業です。

アオイ電子の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	461万円
2021年	467万円
2020年	449万円
2019年	460万円
2018年	463万円

前年の平均年収が467万円だったため、若干の下降傾向です。ただ、5年間の推移で見ると大きな変動はなく、460万円台をキープしています。

香川県の平均年収

香川県の平均年収は446万円で全国27位

令和4年賃金構造基本統計調査によると、香川県の平均年収は446万円で、全国では27位の位置づけです。全国的に平均を下回る年収ですが、産業的には全国トップクラスのものも存在しています。

都道府県の平均年収ランキング

都道府県	平均年収
東京	599万円
神奈川	539万円
大阪	524万円
愛知	519万円
兵庫	502万円
滋賀	496万円
茨城	489万円
千葉	486万円
奈良	484万円
広島	482万円
三重	481万円
埼玉	480万円
京都	479万円
静岡	478万円
栃木	475万円
岐阜	472万円
福岡	471万円
和歌山	458万円
山口	455万円
群馬	455万円
岡山	455万円
福井	454万円
山梨	454万円
宮城	454万円
長野	451万円
石川	449万円
香川	446万円
富山	443万円
徳島	435万円
大分	431万円
新潟	428万円
熊本	423万円
佐賀	422万円
愛媛	418万円
福島	417万円
長崎	417万円
北海道	415万円
高知	414万円
島根	411万円
鳥取	403万円
鹿児島	397万円
秋田	396万円
山形	392万円
岩手	392万円
宮崎	383万円
青森	380万円
沖縄	375万円

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参考:令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

香川県は、石油・石炭製品、食料品、非鉄金属が主な産業で、衣服・スポーツ用革手袋出荷額が全国で1位です。

香川県で年収が高い企業に勤めたいなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。ビズリーチやマイナビエージェントには、ハローワークに掲載されていない非公開求人が多数あります。

担当者によって紹介してもらえる求人が変わるため、複数の転職エージェントを併用することが年収アップを実現するための近道になります。

▶香川県でおすすめの転職エージェント詳細

香川県の平均年収【年齢別・男女別】

年齢	男性	女性
～19歳	252万円	229万円
20～24歳	329万円	291万円
25～29歳	401万円	330万円
30～34歳	465万円	352万円
35～39歳	496万円	361万円
40～44歳	512万円	376万円
45～49歳	566万円	386万円
50～54歳	641万円	372万円
55～59歳	603万円	367万円
60～64歳	433万円	290万円
65～69歳	331万円	261万円
70歳～	279万円	273万円

参考:令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

香川県の年齢別・男女別の平均年収です。男性なら30代前半で年収が全国平均を上回ります。ただ、女性は全国平均を超えていません。最も高い年収で40代後半の386万円でした。

香川県で平均所得が多い市町村ランキング

市町村	平均年収
高松市	340万円
宇多津町	339万円
直島町	336万円
坂出市	310万円
丸亀市	307万円
まんのう町	305万円
三木町	296万円
観音寺市	296万円
善通寺市	290万円
多度津町	289万円

参考:令和4年度　市町村税課税状況等の調｜総務省

香川県で平均所得が多い市町村は、高松市の340万円です。高松市は商業都市として知られており、卸売業では四国トップクラスです。近隣の中国地方を含めても、広島市に次ぐ都市として機能しています。

また、海岸沿いの工業地域には化学、石油、石炭などの大型工場が連なっています。加えて、温暖な気候を利用して稲作や果樹などの生産が盛んです。

香川県での年収アップに強いおすすめの転職エージェント

転職サービス	特徴
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まとめ

香川県の企業の平均年収をランキング形式でまとめました。1位はトモニホールディングスで874万円、2位は四国電力で760万円でした。

石油・石炭製品、食料品、非鉄金属が主な産業で、衣服・スポーツ用革手袋出荷額が全国で1位です。香川県で転職を考えている人は、企業選びの参考にしてください。

転職を考えるなら、ビズリーチなどの転職エージェントを利用しましょう。転職の手厚いサポートがあり、キャリアの悩み相談から面接対策まで、幅広く対応しています。