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【2021年最新】専門商社の転職おすすめランキング10社!【年収・売上別】

【年収・売上別】2021年最新の専門商社で転職おすすめランキング10社!

商社といえば、三菱商事や伊藤忠商事などの5大商社といわれる総合商社を思い浮かべる方も多いだろう。

しかし、特定の分野に特化した商品を取り扱う専門商社の中にも、高い利益をあげ、給与水準の高いホワイト企業が多数存在している。

そこで、今回は2021年版・おすすめの専門商社をランキング化してご紹介していく。これから商社への転職をお考えの方は必見だ。

この記事はこんな人におすすめ
  • 商社への転職に興味がある
  • 転職をして、今よりも高収入を得ていきたい
  • 専門商社への転職のメリット・デメリットが知りたい

専門商社への転職をお調べのあなたは、きっと興味本位だけで調べているわけではないだろう。専門商社と一口に言っても、さまざまな企業があり、そのランクの中で(特に給与面で)どのように推移しているのか。そういったことを知りたいのではないだろうか。

今回、こちらの記事にはあなたが知りたい情報がきっと揃っているはずだ。ただし、リサーチして満足するだけではもちろん意味がない。

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専門商社とは?

専門商社とは、「特定の商材や分野において50%以上の売上を占める商社」のことだ。

専門商社は大きく分けると3つに分類することができる。

  1. 総合商社系専門商社
    …総合商社の子会社として特定の分野の商材を取り扱うっている専門商社
  2. メーカー系専門商社
    …主にメーカーの商品を取り扱う専門商社
  3. 独立系専門商社
    …総合商社にもメーカーにも属さず、独自に事業展開している専門商社

専門商社の強み

専門商社の強みは、以下の3つが考えられる。

  1. 専門分野への深い知識
  2. 専門分野の人脈がとても豊富
  3. 業界の動向にとても敏感

商品に関する知識だけでなく、ノウハウなどを伝えることができるのが専門商社ならではの強みといえるだろう。

また、同じ分野に精通した人脈が豊富なことで仕事もスムーズに行うことができる。そして、業界の動向に敏感に反応することで、様々な対応策を打ち出すこともできるのだ。

専門商社と総合商社の違い

  • 総合商社:幅広い領域において事業を展開
  • 専門商社:特定の分野に特化した事業を展開

総合商社と専門商社は、事業比率が大きく異なる。総合商社がトレーディング事業と事業投資の両者を積極的に行うのに対し、専門商社は、トレーディングが主な収益源だ。そのため、市場縮小などの影響をダイレクトに受けやすいという特徴がある。

専門商社の企業一覧

ここからは、様々な分野で活躍する専門商社10社をご紹介していこう。また、下記表で明示している売上高は2019年時点のものである。

企業名創業売上(2019年) (単位:百万円)
メタルワン2003年2,045,800
阪和興業1947年1,907,493
JFE商事1954年1,125,800
岡谷鋼機1669年948,596
長瀬産業1832年799,559
日立ハイテク2001年731,100
岩谷産業1930年715,085
山善1947年526,364
因幡電機産業1938年278,525
第一実業1948年161,891

メタルワン

こんな会社

三菱商事と双日という2社の総合商社の鉄鋼部門が合併し誕生した、世界でも最大級の鉄鋼専門商社。給与面などの待遇も、ほぼ専門商社と変わらない上に、入社して10年以内には必ず海外赴任の経験ができるというのも魅力的だ。

主な事業は以下の通りだ。

  • 造船・建機・建設関連事業
  • 薄板・自動車・電器産業関連事業
  • 資源エネルギー・海外市場向け事業
  • 線材・特殊鋼・ステンレス関連事業

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)2,045,800
営業利益 (単位:百万円)22,900
時価総額
年収推定1,200万円
従業員数1,108名 (連結 約10,000名)

出典:株式会社メタルワン|決算情報

阪和興業

こんな会社

鉄鋼を中心に、鉄鋼原料や建材、非鉄金属など様々な分野の商材を取り扱う独立系総合専門商社だ。大阪と東京に本社を置き、国内に17の支店を持つ。   

主な事業は以下の通りだ。

鉄鋼、鉄鋼原料、建材、非鉄金属、石油、化成品、食品、木材、セメント、機械の国内販売・輸出など

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)1,907,493
営業利益 (単位:百万円)-12,598
時価総額2,821円
年収1000万円
従業員数1459人(連結:4627名)

出典:財務ハイライト – 阪和興業株式会社

JFE商事

こんな会社

JFEスチールという製鉄メーカーを親会社に持つ鉄鋼専門商社。日本国内だけでなく、世界中に日本の鉄を輸出することで大きな利益を得ている企業だ。

主な事業は以下の通りだ。

鉄鋼製品、鉄鋼原料、資機材、不動産等の国内取引、輸出入および外国間取引

基本情報

※2017年度

売上 (単位:百万円) 1,671,000
営業利益 (単位:百万円)
時価総額
年収1200万円
従業員数8,513名(連結)

出典:決算情報 2017年 | JFE商事株式会社 オフィシャルウェブサイト

岡谷鋼機

こんな会社

名古屋に本社を置く、岡谷家がオーナーを勤める同族経営の独立専門商社だ。その歴史は江戸時代から続く。鉄鋼を中心に食品関連や機械関連の事業も展開している。

主な事業は以下の通りだ。

鉄鋼、特殊鋼、非鉄金属、電機・電子部品、化成品、機械・工具、配管住設機器、建設関連、食品などの国内販売及び輸出

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)948,596
営業利益 (単位:百万円)20,972
時価総額8,390円
年収1050万円
従業員数683名(連結:5,115名)

出典:財務ハイライト | 岡谷鋼機株式会社

長瀬産業

こんな会社

国内でもトップクラスの規模を誇る化学品系の専門商社だ。アジア各国に工場を持ち、化成品をはじめとした様々な商材を取り扱う。

メーカーとしてだけでなく、自社で研究開発も担っているという点が強みだ。少数精鋭の企業のため、転職は難易度高めだ。

主な事業は以下の通りだ。

鉄鋼、特殊鋼、非鉄金属、電機・電子部品、化成品、機械・工具、配管住設機器、建設関連、食品などの国内販売及び輸出

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)799,559
営業利益 (単位:百万円)19,167
時価総額
年収1100万円
従業員数909名(連結:7,207名)

出典:IR(投資家情報) | 長瀬産業株式会社

日立ハイテク

こんな会社

半導体と計測器部門が統合して誕生した専門商社とメーカーの2つの顔を持つ日立製作所の子会社だ。様々な分野において、グローバルな事業展開を行っている。日立ならではの堅実な社風と、確固たる商権が強みだ。

主な事業は以下の通りだ。

  • ナノテクノロジーソリューション
  • アナリティカル・ソリューション
  • インダストリアル・ソリューション

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)731,100
営業利益 (単位:百万円)66,700
時価総額
年収890万円
従業員数4,307名(連結:11,903名)

出典:2019年3月期決算説明会資料

岩谷産業

こんな会社

「ガスといえば岩谷」といわれるように、圧倒的な知名度を誇るエネルギー系の専門商社だ。ガス事業をメインに事業展開をしているが、近年世界中で注目されている再生可能エネルギーである「水素事業」を国内で初めて手がけた企業でもある。

主な事業は以下の通りだ。

  • 総合エネルギー事業
  • 産業ガス・機械事業
  • マテリアル事業
  • 自然産業事業

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)715,085
営業利益 (単位:百万円)26,456
時価総額
年収890万円
従業員数1,275名(連結:9,849名)

出典:2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

山善

こんな会社

工作機械や一般工具をはじめとした住宅設備などを展開している工具の専門商社。企業規模も大きく、知名度が高いことが魅力だ。国内だけでなく、海外とも多く取引をしており、グローバル企業としても注目を集めている。

主な事業は以下の通りだ。

  • 生産財関連事業…機械事業、機工事業、グローバル事業、ソリューション事業
  • 消費財関連事業…住建事業、家庭機器事業

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)526,364
営業利益 (単位:百万円)17,997
時価総額
年収900万円
従業員数683名(連結:5,115名)

出典:連結経営成績 | 株式会社山善

因幡電機産業

こんな会社

電線や配線機器をはじめとした電気設備資材を取り扱う一方、メーカーとして製造も行っている老舗の電気設備系の専門商社だ。自社製品を取り扱っている分、開発のノウハウを熟知していることが強みだ。

主な事業は以下の通りだ。

  • 電気資材事業
  • 産業機器事業
  • 自社製品事業

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)278,525
営業利益 (単位:百万円)14,114
時価総額
年収890万円
従業員数2,572名

出典:決算短信 – 因幡電機産業

第一実業

こんな会社

大手工場向けにビジネスを展開する機械系専門商社だ。石油掘削やスマホ関連機器の製造設備など、様々な分野の機械を取り扱う。売上の50%が海外ということもあり、成長が凄まじい企業として注目を集めている。

主な事業は以下の通りだ。

  • プラント・エネルギー事業
  • 産業機械事業
  • エレクトロニクス事業
  • 自動車事業
  • ヘルスケア事業
  • 航空事業

基本情報

※2019年度

売上 (単位:百万円)161,891
営業利益 (単位:百万円)7,573
時価総額
年収950万円
従業員数526名(連結:1,231名)

出典:連結経営成績 | IR情報 | 第一実業株式会社

専門商社の売上ランキング

では、改めて2019年から2020年の専門商社の売上高ランキングをグラフで見ていこう

1位 メタルワン:2,045,800百万円

2位 阪和興業:1,907,493百万円

3位 JFE商事:1,125,800百万円

4位 岡谷鋼機:948,596百万円

5位 長瀬産業:799,559百万円

上位1位、2位はご覧の通りメタルワンと阪和興業が大きく3位のJFE商事を突き放す形となっている。3位以下はJFE商事と岡谷鋼機、長瀬産業とがほぼ横並びの様相を呈している。

専門商社の営業利益ランキング

専門商社の具体的なランキングはどの統計サイトを見ても見つけることはできなかったが、ここ数年で、(特にアフターコロナを見据えたリモート化による影響により)専門商社のECサイト、BtoBサイトのさらなる台頭が見られるだろう

専門商社の成長率(前年度比)ランキング

こちらの専門商社の成長率の具体的なデータも見つからなかったため、残念ながらランキングをご紹介することはできないが、専門商社の業界全体の成長率についてみていこう。

2019年から2020年の専門商社の市場規模は47兆円を突破し、業界全体の成長率は3.8%と安定して成長していることがわかる。国内だけでなく海外をターゲットしていくことで、より一層業界規模の拡大に繋がっていくだろう。

専門商社の時価総額ランキング

専門商社の時価総額ランキングは以下の通りだ。

1位 メディパルホールディングス:5411億円

2位 アルフレッサホールディングス:5052億円

3位 スズケン:4299億円

4位 PALTAC:3679億円

5位 岩谷産業:3648億円

上位5社のうち、医療関連の専門商社がなんと4社ランクインしている。5位にランクインした岩谷産業は、液化ガスのシェアがトップクラスの企業だ。

専門商社の年収ランキング

転職する上で、企業の年収はとても気になるポイントだろう。そこでここからは専門商社の年収ランキングをご紹介していく。

1位 伊藤忠エネクス:895万円

2位 ミツウロコグループHD:886万円

3位 三洋貿易:875万円

4位 稲畑産業:874万円

5位 長瀬産業:870万円

出典:各社有価証券報告書より

総合商社とは異なり、取り扱う商材が限定的なことから年収が下がってしまうものの、他の業界や一般的な年収と比較してもかなり高水準な年収であることがわかる。

専門商社へはどんな企業から転職が多い?

専門商社に限らず、商社への転職はかなりハードルが高い。なぜなら商社の人材戦略の特徴として、新卒の社会人をじっくりと育て上げていくことがあるからだ。そのため、転職者には即戦力としてすぐに活躍することが求められるのだ。

専門商社への転職を実際に成功させた方たちはどのような企業や業界から転身したのだろうか?気になる中身について詳しくみていこう。

同業界からの転職

商社の出身者が他の商社へ転職して成功するケースも多く見られる。前職の事業内容や職種の条件が合致すれば、経験者として優遇されることは間違いないだろう。

キャリアの一貫性はあるものの、スキルアップやキャリアアップをすることはなかなか難しい部分もある。年収が下がってしまうケースもあるため注意が必要だ。

外資系企業からの転職

商社でとても大切になってくるスキルの一つに語学力がある。国内だけでなく、世界を相手にビジネスをしていく以上、英語や他の言語に精通している人材を求めているのだ。

そのため、専門商社への転職を成功させている方たちの方には、外資系企業の出身者が多く見られる。海外の駐在経験やビジネスレベルの語学力の所有者はかなりのアドバンテージになるはずだ。

IT業界からの転職

商社といえば、営業というイメージをお持ちの方も多いだろうが、実はそれだけではない。商社への転職は、ITの技術や知識がとても有利に働くケースが多くある

業界の特性上、情報収集能力や情報処理能力がとても求められ、それらのデータを活用していくことが重要視されている。そのため、SEやプログラマーなどの資格保有者は優遇されるのだ。

専門商社への転職のメリット

マイクロソフトへの転職で受かりやすい人は?

専門商社に転職する利点は以下の3つが考えられる。

  1. 給与水準が高い
  2. 昇給のハードルが低い
  3. 配属リスクが少ない

給与水準が高い

一般的な給与水準と比較した場合、専門商社はかなり高待遇であることがわかる。日本人の令和元年の平均年収が436万円であることに対し、専門商社の平均年収は715万円だ。

総合商社の平均年収は1330万円と比較すると圧倒的な差があるのは事実だが、専門商社の場合も、企業によっては年収1000万円を超える場合もある。

昇給のハードルが低い

専門商社の場合、昇給のハードルが低いことも大きなメリットといえるだろう。一般的な企業と比較しても、昇給のスピードが早いことで知られている。

また、研究職などの専門職とは異なり、資格の取得などが求められるケースも少ないのだ。もちろん、語学力が求められるので、TOEICのスコアアップなどは求められるケースもあるだろうが、そこまで難易度は高くないはずだ。

そのため、着実に年収をあげていくことができる業界といえるだろう。

配属リスクが少ない

3つ目のメリットとして、配属リスクが比較的少ないことが考えられる。総合商社をはじめとした大企業の場合、所属する可能性のある事業や部署は多岐にわたる。そのため、希望する部署への配属が叶わないケースも多くあるのだ。

しかし、専門商社の場合は取り扱う商材も少ないため、そのようなミスマッチを最小限に抑えていくことができるのだ。

専門商社への転職におすすめなエージェント

転職をしていく中でとても重要な存在となってくるのが「転職エージェント」だ。転職に関する情報を知ることができる上、様々なサポートが受けられるため、転職を有利に進めていく上でとても重要な存在となっていくだろう。

こちらでは、専門商社の転職をする際におすすめの転職エージェントをご紹介していこう。

ビズリーチ

転職を検討されているのであれば、まず登録してほしい転職サイトの「ビズリーチ」は、今多くの転職職希望者に利用されている

企業やエージェントから直接スカウトを受けることができることのが最大の特徴だ。受け身でスカウトを待ち、興味のある企業のみに反応するだけでよいため、仕事で多忙な方であっても気軽に転職活動をスタートできる

またスカウトを経由して転職する場合、最短で数週間で内定がもらえることもあるため、短期間に転職したいと考える方にもおすすめの転職サイトだ。

キャリアカーバー

キャリアカーバーはハイクラス・エグゼクティブ限定の会員制転職サイトだ。2020年5月時点での年収800万円以上の求人数は約28,000件に及ぶビズリーチと合わせてキャリアカーバーも登録することにより、さらに網羅的に求人を探すことができるだろう。

また、登録だけではなく、レジュメを登録するだけで非公開求人を検索できるようになるのでぜひしっかりとレジュメ登録もしておきたい。

リクルートエージェント

最後にご紹介するのは転職エージェントの「リクルートエージェント」だ。日本最大級の転職エージェントとして有名で、様々な業界に精通していることでも知られており、多くの転職希望者から支持されている。

完全無料で利用できるのもうれしいポイントだが、選考に関するサポートがとても手厚いことも支持されている理由だ。転職初心者の方をはじめ、転職に不慣れな方たちにとって心強い存在となるだろう。

まとめ

専門商社の強みや特徴などを解説するとともに、おすすめの専門商社のランキングをご紹介してきた

今回ご紹介した企業以外にも専門商社は多く存在するため、様々なところから情報収集を行い、ご自分の条件に合う企業を探していってほしい。

企業研究や業界研究はもちろん大切だが、それ以上に徹底した自己分析と、ご自分がそれまで身につけてきた実力をアピールしていくことが重要となってくる。

そのためには、転職エージェントの力を借りて、ご自分の考えやキャリアプランをブラッシュアップしていこう。

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