自衛隊を辞めたいと思う理由は?円満に退職する方法やその後のキャリアを紹介

自衛隊辞めたい理由

「自衛隊を辞めたいけど後悔しないか不安」

「自衛隊の経験を活かした転職先は?」

自衛隊は、陸上・航空・海上の3部隊からなる、特別職国家公務員です。国民の安全を守る使命のもと、厳しい訓練や演習が日々行われており、仕事がつらくて辞めたいという方が多く見受けられます。

しかし、自衛隊では安定した給与や福利厚生があり、今の仕事を辞めたら後悔しないか、転職先がうまく見つかるか不安になりますよね。

そこでこの記事では、自衛隊を辞める前に考えるべきことや、転職までの道のりをまとめています。自衛隊での経験を活かせる、おすすめの転職先も掲載しているので、参考にしてください。

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キャリハイ@編集部
「史上最高のキャリア」を目指す方に役立つ情報提供を目指しています。外資系、メーカー、金融、メガベンチャー、スタートアップなど、様々なバックグラウンドを有するメンバーが参画しています。

目次

自衛隊を辞めたい人によくある7つの理由

  • 上下関係が厳しい
  • 訓練・トレーニングが辛い
  • プライベートの時間がない
  • 生活規律が厳しい
  • 理想のキャリアを実現できない
  • 時間外労働が多い
  • 職業病のリスクが高い

上下関係が厳しい

自衛隊を辞めたくなる大きな理由として、上下関係の厳しさが挙げられます。自衛隊は階級社会であり、基本的に上官の命令には逆らえず、意見を述べたり反論することも許されません。

時には理不尽な言いがかりを付けられることもあり、精神的に追い詰められ、転職を考えるという自衛官の方が多いです。

なお、階級は全部で16種類に分けられており(参考:防衛省・自衛隊)、年功序列や昇任試験に合格することで階級を上げられます。高い階級ほど、長期的なキャリアが必要です。

訓練・トレーニングがつらい

訓練やトレーニングがつらいために、自衛隊を辞めたいと感じる方も多いです。自衛隊では、国の防衛や災害派遣に向けて、厳しい訓練が日々行われています

具体的な訓練内容は、体力づくりや装備品の操作訓練をはじめ、部隊による図上演習などがあり、ハワイ等のアメリカで訓練を行うことも多いです(参考:自衛隊山梨地方協力本部)。

訓練やトレーニングは、朝から晩まで行われるため、体力に自信がない方は特に苦痛に感じるでしょう。

プライベートの時間を取りづらい

自衛隊では、常に集団行動を強いられるため、プライベートの時間を確保できません。自衛隊への入隊後は寮生活となり、事故や事件防止の観点から、6~10人が1部屋に集まって生活をします(参考:自衛隊員の寮生活)。

食事や風呂、睡眠などの日常生活でも、集団行動を余儀なくされるため、1人になる時間がほとんどありません。自身の趣味に没頭する時間が取りづらいため、人によっては大きなストレスになり得ます。

幹部自衛官になれば好きな場所に住めますが、それ以外の隊員は、休日のみ外泊が可能です。ただし、年齢や階級、配偶者の有無など、特定の条件をクリアすれば、許可された範囲内で寮外に住めます。

生活規律が厳しい

生活規律が厳しいために、退職を考える方も多いです。自衛隊では、起床・消灯時間や服装など、生活規律が厳しく定められており、規律を破ると腕立て伏せやランニング等のペナルティがあります

また、1人が問題を起こすと、連帯責任として全体が罰を受けなければならないため、日常生活でもプレッシャーやストレスを感じることが多いです。

理想のキャリアを実現できない

理想のキャリアの実現できないという理由で、自衛隊を辞めたいと考える方も多いです。

国の防衛や災害派遣、国際平和協力活動が自衛隊の主な任務(参考:自衛官を知る)ですが、基本的には毎日厳しい訓練を繰り返します。

実際の災害現場で活動する機会は少ないため、何のために訓練をしているのか、働きがいを見出だせずに転職を考える方が多いです。

時間外労働が多い

時間外労働が多いことも、自衛隊を辞めたくなる理由の一つです。配属部署によって大きく異なるものの、自衛隊では労働基準法が適応されないため、時間外の訓練や休日の雑務に追われるケースがあります。

実際に、総務省の地方公務員の時間外勤務に関する実態調査によると、民間労働者の年間の時間外労働は154時間ですが、国家公務員の時間外労働は233時間と圧倒的に多いです。

また、自衛隊での時間外労働はすべてみなし残業となり、残業手当を受けられません。そのため、残業代を得られる民間企業への転職を考える自衛官の方も、一定数います。

職業病に悩まされる

自衛官に多い職業病3選

  • 精神病(うつ病)
  • 水虫
  • 航空性中耳炎

最後に、自衛隊を辞めたい理由として、自衛隊特有の職業病に悩まされるという点が挙げられます。

所属する部隊や生活環境によって異なるものの、長期間の訓練や集団生活によって、上記職業病が引き起こりやすく、自衛官としてキャリアを続ける際の不安材料になっています。

【転職する前に】現状の改善方法・考えるべきこと

【転職する前に】現状の改善方法・考えるべきこと

周りの人に相談する

転職する前に、一度周りの人に相談してみましょう。辞めたいという気持ちが先行して、何事にもポジティブに考えられない状態である可能性があります。

信頼できる上官や同僚、プライベートで仲の良い友人など、親身になってくれる人に相談するのがおすすめです。周囲の意見を聞くことで冷静になり、改めて現在の状況を整理できます。

自衛隊のやりがいを探してみる

自衛隊のやりがいを探してみるのも、気持ちを整理させるのに効果的です。

自衛隊を辞めたいと思うときは、日々の業務に忙殺されていることが多いため、初心に戻りなぜ自衛隊に入隊したかを思い出しましょう。

自衛官としての目標や、やりたいことを再確認できれば、日々の仕事や訓練への活力になります。

ストレス発散方法を試してみる

自分なりのストレス発散方法を試して、気持ちをリフレッシュさせるのも効果的です。今はすべてをネガティブに捉えてしまい、一時的にストレスが溜まっている状態かもしれません。

また、ストレス解消に努めること自体にも価値があります。業種・職種問わず、仕事にはストレスがつきものです。

ストレスが溜まったときに発散する方法が無いと、転職先でもストレス解消できず、仕事がうまくいかない可能性があります。

不満点を洗い出してみる

不満点を洗い出して、自分を見つめ直してみましょう。洗い出してみると「意外と些細なことで辞めたいと思っていた」ということがよくあります。

不満点がすぐに解決できそうな内容であれば、一度踏みとどまるのも手です。また、自分が不満を抱くポイントは、転職先選びの参考にもなるため、いずれにしても不満点の洗い出しはやっておきましょう。

辞めた後の生活に困らないか

家賃の有無 平均支出(1ヶ月)
家賃あり 171,816円
家賃なし 142,449円

参考:家計調査(単身世帯)2021|総務省

仕事を辞める前に、その後の生活に困らないかを考えましょう。総務省の家計調査によると、家賃あり単身世帯の平均支出は、1ヶ月あたり約17万円です。

転職活動に半年ほどかかるとすれば、最低でも100万円以上は用意する必要があります。また、前提として、今の仕事を続けながら転職先を探すのが最善策です。

ビズリーチマイナビエージェントなどの転職エージェントを利用すれば、空いた時間でサポートを受けたり、面接日程の調整なども行ってくれるので、仕事で時間を作りづらい方でも転職活動を円滑に進められます。

自衛隊での勤務を続けるメリット

自衛隊での勤務を続けるメリット

安定した給与を得られる

自衛隊での勤務を続ける大きなメリットは、安定した給与を得られる点です。自衛官の平均年収は約640万円と言われており、日本の平均年収である443万円(参考:国税庁)を大きく上回ります

転職することで、年収が大きく下がるリスクがあるため、給与面でのアドバンテージは高いです。

生活費がかからない

自衛隊では、1日3食の食事の提供に加え、宿泊費や制服、作業服など身の回りの衣類、寝具などが無料で支給・貸与されます。

生活費がほとんどかからないため、本来一人暮らしにかかるコストをかけずに働けることは、自衛隊勤務の大きなメリットです。福利厚生も充実しており、様々な手当や経済支援を受けられます。

自衛隊病院では無料で受診できる

自衛官は、防衛省が運営する自衛隊病院にて、無料で受診できます。基本的に、自衛官や事務官、技官とその家族のみ利用可能です(家族は有料)。

2022年現在、自衛隊病院は全国に17拠点あります(参考:部隊等所在地一覧|朝雲新聞社)。

様々な資格を取得できる

自衛隊で取得できる資格一例

  • 自動車整備士(1~3級)
  • 大型自動車運転免許(1種/限定解除が必要)
  • 小型船舶操縦士
  • 救急救命士
  • 調理師免許、栄養士

出典:自衛隊総合採用案内

自衛隊での勤務を続けるメリットとして、様々な資格を取得できる点が挙げられます。業務をこなしながらも、約50種類の資格を取得可能です。

パソコンやワープロ、英検などの能力検定も受講可能なため、今後のキャリアの幅を広げられます

こんな場合は今すぐ辞めてOK

こんな場合は今すぐ辞めてOK

人間関係が悪い

人間関係が悪い職場環境の場合は、今すぐ辞めるべきです。相談できない環境や、いじめが横行するような環境では、仮に自衛隊での活動そのものが楽しくなったとしても、つらくなる一方です

パワハラをする上司がいる

パワハラをする上司がいる職場は、早めに辞めてしまいましょう。過剰な仕事の割り振りや暴力、暴言によって心身ともにキツくなり、精神病の原因にもなりかねません

また、辞めることを伝える場合は、話を聞いてくれる上司に伝えたほうが良いです。パワハラをする上司に伝えたところで、まともに相手にされない可能性があります。

体力的についていけない

自衛隊の訓練に体力的についていけない場合も、すぐに辞めるべき対象です。事件や災害を想定して訓練が行われるため、ついていけなければ実践で足手まといになります

実際の現場は、より高い緊張感があり、危険度の高い場所での活動がほとんどです。自らの命を危険にさらす可能性もあるため、ついていけないと感じたら、早めに退職を考えましょう。

【体験談】自衛隊を辞めた人の声

辞めてよかったという人の声

自衛隊を辞めてよかったという人の口コミでは「肉体・精神的にきつかった」「キャリアプランと合わなかった」との声が多いです。

厳しい労働環境のため、自衛官として強い意志や目標がなければ、自衛隊での活動を続けることは難しいです。

辞めて後悔した人の声

自衛隊を辞めて、後悔した人の口コミでは「もっと冷静に考えればよかった」「未練が残る」との声が多いです。

自分の判断だけでなく、友人や信頼できる上官に判断を仰ぐことで、未練や後悔なく退職を進められます。

円滑・円満に退職する方法とタイミング

円滑・円満に退職する方法とタイミング

辞めるタイミングは任期満了時がベスト

自衛隊を辞めるタイミングは、早ければ早いほど良いですが、任期制の場合は、任用期間が終わるまで働くべきです。任用期間まで業務を遂行すれば、多額の任期満了金を得られます

任期満了金は、陸上自衛官で約58万円、海上・航空自衛官で約95万円の支給があり、支給額は任期が長いほど加算されます(参考:自衛官候補生採用案内)。

任期中に退職する場合は、任用一時金として支給された報酬を返却する必要があるため、注意しましょう。

退職理由はポジティブな理由で伝える

退職理由は、ポジティブな理由で伝えましょう。すべて本音で伝える必要は無いため、キャリアチェンジしたいなど、前向きな理由をメインに伝えます。

ネガティブな理由を話すと「解決のための工夫はしたのか」「その理由だと転職先でも失敗する」など、辞めさせない方向に話を持って行かれやすいです。

自衛隊の退職の流れ

自衛隊を退職する際は、各種手続きや退職の承認が必要なため、最短でも2ヶ月の期間が必要です。ここでは、退職するまでの大まかな流れをご紹介します。

  • STEP1

    直属の上司と面談し退職の意思を伝える

    まずは、直属の上司と面談を行い、退職の意志を伝えます。退職を阻止されないようにするためにも、明確な退職理由を用意しておきましょう。

  • STEP2

    上申書類を作成

    直属の上司と面談し、退職の承認を得たら、退職届と退職者調書を作成しましょう。退職者調書については、人事担当者がヒアリングを行います。

    また、この時点ですでに転職が決まっている場合、内定書も合わせて提出する必要があります。

  • STEP3

    備品の返却をして退職の準備を進める

    書類の提出が完了したら、制服・作業服等の支給品の返却、共済組合の解約手続きなど、退職に向けて身の回りの整理を進めます。

    ただし、作業着や業務に使う備品など、退職日までに生活に必要なものだけ残しておきましょう。

  • STEP4

    有給休暇が残っている場合は消化する

    有給休暇が残っている場合は、退職前に消化しましょう。有給消化は後ろめたい気持ちがあるかもしれませんが、平等な権利なので、全て消化して退職日を迎えることをおすすめします。

    引継ぎに影響が出てしまうと消化が難しくなるため、退職日から逆算をして計画を立ててください。

  • STEP5

    身分証を返却して退職

    退職日になったら上官へ報告、挨拶をし、身分証を返却すれば退職完了です。

参考:自衛隊法|e-Gov法令検索

自衛隊を自分で辞められない場合は退職代行を利用

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退職後のキャリアの選択肢|民間企業への転職は可能?

退職後のキャリアの選択肢|民間企業への転職は可能?

民間企業(異業種)への転職は可能

自衛隊から、民間企業への転職は可能です。年齢を重ねるほど転職難易度は上がるものの、幅広い業種での活躍が見込めます。

民間企業への転職は、自衛隊での活動に嫌気が差した、ついていけないという場合に検討しましょう。とくに、やりたかった仕事に転職できれば、仕事が楽しくなり、やりがいも感じられるはずです。

しかし、未経験の場合は入社難易度が高くなったり、給料が前職よりも減るといったデメリットもあります。

民間企業への転職を成功させるコツ

  • 転職理由を明確にする
  • 企業分析を入念に行う

民間企業への転職を成功させるコツは「転職理由を明確にする」「企業分析を入念に行う」の2つです。この2つを意識すれば、志望したい企業が自分に合っているかを確認できます

転職理由に軸が無い、企業について理解していない状態では、面接において「採用してもすぐに辞めてしまうかも」という悪印象を与えかねません。

上記2つを意識すれば、志望企業の優位性をしっかりアピールできるため、面接の通過率も上げられます。

他の公務員・再入隊する人も多い

自衛隊を退職した方の中には、他の公務員への転職や自衛隊へ再入隊する人も多いです。同じ公務員として、自衛隊時代の経験を活かせるため、即戦力として働けます

ただし、再入隊で以前と同じ部隊に所属する場合、昔の同僚や後輩が上官になっているケースがあります。過去の後輩から指示や指摘を受けることを理解して、入隊すべきです。

自衛隊の経験を活かせる業界・職種

自衛隊の経験を活かせる業界・職種

地方公務員

自衛隊からのネクストキャリアで最も多いと言われているのが、地方公務員です。中でも、消防士や警察官では、自衛隊で培った体力を活かせます。

また、地方公務員では、自衛隊よりも国民に寄り添った業務ができるため、働きがいを得やすいです。

自衛隊へ入隊するときと同じように、再度試験を受ける必要がありますが、同じ公務員として馴染みのある仕事ができるため、ギャップが少ないのも良い点です。

営業職

営業職は、自衛隊の経験を活かせる転職先としておすすめです。営業職は、自社が提供する商品やサービスを様々な顧客に売り込み、契約を獲得する仕事です。

契約を得るためには、顧客との信頼関係を築く必要がありますが、自衛官として、厳しい上下関係の中で培ったコミュニケーション能力を活かせます

他にも、地道に訪問を行う体力や時間管理能力など、営業に必要な素養を兼ね備えているため、即戦力としても活躍可能です。

運送業(トラックドライバー)

自衛隊の経験を活かせる業界として、運送業が挙げられます。自衛隊では、在籍中に大型車両の免許を取得できるため、トラックドライバーとしてすぐに活躍できます。

訓練で培った体力や忍耐力も、トラックドライバーとして欠かせない能力であるため、人材不足である運送業では重宝されることが多いです。

自衛隊から転職する方法

自衛隊から転職する方法

退職自衛官向けの再就職支援を利用

自衛隊から転職する際は、自衛隊援護協会が提供する、退職自衛官向けの再就職支援の利用がオススメです。

首都圏8箇所にある拠点ごとに、厚生労働省の許可を受けて「退職自衛官無料職業紹介所」を開設しており、退職する自衛官へ向けて無料の職業紹介事業を行っています(参考:自衛隊東京地方協力本部)。

退職する自衛官を採用したい企業のみ紹介されるため、いち早く転職先を見つけたいという方は、積極的に活用しましょう。

自衛隊援護協会公式サイト

転職エージェント・転職サイトも活用

転職活動の際は、転職エージェント・転職サイトの活用もおすすめです。再就職支援と比べて求人数が多く、幅広い業種を取り扱っています。

中でも、転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが転職活動をサポートするため、条件の良い企業にも採用される可能性が高いです。

実際に、自己応募では書類選考で不採用になってしまう場合も、転職エージェントを活用すると上手くいくこともあります。異業種への転職は難易度も上がるため、転職エージェントや転職サイトを併用すべきです。

転職活動は在職中に行う

転職活動は、在職中に行うことがおすすめです。在職中に転職活動を行うことで、経済的な不安がなく活動できることに加え、思い通りにいかなかったときのリスク対策にもなります。

ただし、他の隊員にバレないように活動を進めましょう。バレてしまうと、上司や周りの隊員からの扱いが変わり、自衛隊での活動を続ける事になった場合、居づらくなる可能性があります。

自衛隊からの転職におすすめの転職サービス

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20代〜30代の転職に強い転職エージェント

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(出典:マイナビエージェント)

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マイナビエージェントは、各業界に精通した専任のキャリアアドバイザーを設けています。

専任だからこそ、深い情報をキャッチアップしてくれるため、ピッタリな求人紹介や最適な面接対策を実現しています。

業界だけではなく、女性向けや第二新卒向けなどの属性別キャリアアドバイザーや、関西・東海・九州などエリア特化のキャリアアドバイザーも配属しています。

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無期限で転職活動できる安心感があるので、早急に転職先を決めなければならないという焦りがありません。納得いくまで転職先を吟味できるので、入社後のミスマッチも感じにくいでしょう。

マイナビエージェントのデメリット

ハイクラス求人は少ない

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30代後半の方や、高年収を重視した転職活動をしたい方は、優良企業から直接オファーが来る「ビズリーチ」や、年収800万円超の求人が豊富な「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。

担当者のサポートにばらつきがある

マイナビエージェントは、担当者によってサポートのばらつきがあります。業界ごとの専任キャリアアドバイザーを設けているからこそ、業界の経験値や知識量がサポートの質に反映されやすいです。

転職エージェントを利用する最大のメリットは、キャリアアドバイザーの徹底サポートが受けられることです。担当者が合わないと感じたら、早いうちに変更の相談をしましょう。

マイナビエージェントの評判と口コミ

男性22歳

満足度

ヒアリングが丁寧でした

初回面談時、転職の方向性が決まっていなかった自分を丁寧に導いてくださいました。今の仕事の嫌なことや楽しいこと、大学時代や就職活動時の話などを深ぼっていただき、おかげで進みたい方向性が見えてきました。自分みたいに、ボヤっと転職したいけど軸が明確に決まっていない人でもマイナビは使えるサービスです。

男性34歳

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求人もエージェントも質が高い

良い条件の求人を沢山紹介してくれました。エージェントの方も、向こうの会社と間に立ってくれて、就職条件もしっかり設定してくれて助かりました。一人で全部やっていたらかなり時間がかかっていたので、忙しい自分にはぴったりのサービスだったなと思います。

女性32歳

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掲載数の多さは大手ならでは

マイナビは転職求人サイト大手ということもあり、求人掲載数はとても多い印象でした。登録してからの連絡も迅速で、すぐにカウンセリングの日程を調整してくれます。他の転職エージェントは利用していませんが、対応の速さや掲載数の多さは、さすが大手といったところです。

男性21歳

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期待をしてくれたのかもしれませんが、あまりに自分の身の丈に合わないような、ハイレベルの案件を紹介されました。(英語が全くできないのに、自動車会社で海外の市場調査をする仕事など)挑む気にならないぐらいのレベルの乖離がありました。

男性32歳

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ITの求人は豊富だったが・・

使用した感じでは、IT系求人が多く、自分に合っているなとは感じていました。ただ、私の転職予定日がまだまだ先だったせいなのか、だんだん連絡が来なくなってしまい、連絡が来途絶えてしまいました。私が転職しないと向こうのお金にならないので仕方ないと思いつつ、求人が良かっただけに残念。

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マイナビエージェントの口コミ・評判

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(出典:リクルートエージェント)

リクルートエージェントのポイント

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求人数

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評価4

276,080件

未経験求人
  • 多い
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料金 無料
エリア
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拠点一覧
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リクルートエージェントは、利用者の6割が年収アップした実績があります。転職成功実績No.1の転職エージェントであり、あらゆるノウハウが蓄積されているため、企業との年収交渉にも強いのが魅力です。

転職エージェントを利用しない転職活動では、年収交渉をするのはなかなか難しいでしょう。リクルートエージェントを利用することで、年収アップの期待が高まります。

書類準備や面接対策のサポートが手厚い

リクルートエージェントは、書類準備や面接対策のサポートが手厚いです。初めての転職に挑む20代や、年齢的な不利を感じる40代以降でも、それぞれに合った転職サポートを受けられます。

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リクルートエージェントは、担当者が多忙だと後回しにされる可能性があります。業界最大手の転職エージェントなので、求職者が非常に多く、内定が決まりやすい人から企業紹介される場合があります。

リクルートエージェントだけでなく「dodaエージェント」や「マイナビエージェント」も併用し、効率よく転職活動を進めましょう。

利用期間は最大3ヶ月

リクルートエージェントの転職支援サービスの提供期間は、面談から約3ヶ月が目安です。限られた期間で、メリハリのある転職活動をする必要があります。

今すぐの転職を考えていないなら、まずは転職サイトに登録し、転職市場の情報集めや転職先の目処をつけてみるのもいいでしょう。おすすめの転職サイトは「doda転職」と「リクナビNEXT」です。

リクルートエージェントの評判と口コミ

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どのような職を探しているのか、最初の面談で細かいところまでしっかりと確認して下さります。こちらの希望条件等ふまえた上で、よい条件の求人をその日のうちにいくつか提示してもらえ、その中から選ぶことも可能です。
また、面接対策など転職で不安なところのサポートも個別で対応していただけるので安心して転職活動ができます。

女性32歳

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理想の求人に巡り合えた

大手ということで求人数が多く、色々な企業を比較して受けたい企業を選ぶことができました。
また、求人も毎日10件以上紹介してくれるため、検索では見つけられなかったような企業についての気づきもあり良かったです。聞いたことあるような大手企業の紹介も多かった印象です。

女性28歳

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学歴不問で誰でも登録できます

ハローワークや求人誌よりも条件の良い仕事がたくさん載っています。
他の転職エージェントだと登録条件が大卒以上となっていますが、リクルートエージェントは登録に学歴は関係ないので大学を卒業していない人でも一応チャンスはあります。

女性25歳

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地方在住の大卒以外だと使いにくい

地方在住で学歴は専門学校卒業だからなのか、登録したものの「紹介できる求人がありません」とメールが来ただけでした。
地方といってもリクルートエージェントの地方支社のある市に住んでいるのですが、東京などに比べると求人の数は大幅に少ないと思います。

男性28歳

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好条件の求人が多く、求人数も多いため、求職側としては助かるサービスではありますが、専門職の求人についてはやや少なめでした。分野に特化した求人でなくても、今までの経験を活かせる現場で働ければよいという方は問題ないかもしれません。

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リクルートエージェントの口コミ・評判

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内定獲得率が高いのも魅力で、書類審査通過率91.4%、内定率80.4%の実績を誇っています。経歴に自信が無い20代の方でも、転職できる可能性が十分あります。

転職者の86%が大企業に内定

ハタラクティブは、大企業への内定率が高い転職エージェントです。2020年8月から2021年1月までの約半年間の計測で、社員1,000名以上の大企業の内定を獲得した割合は86%です。

就活の結果に心残りがある方でも、ハタラクティブを利用すれば大企業に転職し、再出発できる可能性が高いでしょう。

内定まで最短2週間のスピード

ハタラクティブは、最短2週間で内定まで運んでくれるスピード感が魅力です。一般的な転職活動は、内定まで2~3ヶ月かかると言われていますが、ハタラクティブは平均2~3週間です。

いますぐに転職したいという20代の方に、ハタラクティブをおすすめします。

ハタラクティブのデメリット

求人数を公開していない

ハタラクティブは、求人数を公開していません。大手の転職エージェントは求人数を公開しているため、求人数が分からないのは不安に繋がるでしょう。

ただし、現にハタラクティブはカウンセリング数11万人、大企業の内定率86%など実績があります。20代向けの求人は間違いなく豊富にあるので、まずは無料登録してみましょう。

30代以降には不向き

ハタラクティブは、30代以降には不向きです。抱えている求人の多くが20代や未経験向けなので、キャリアアップや年収アップを重視したい30代以降の転職には向きません。

30代以降の方や、20代でもハイクラスな転職をしたい方なら、優良企業から直接オファーがもらえる「ビズリーチ」や、年収800万円以上の求人が豊富な「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめです。

ハタラクティブの評判と口コミ

女性27歳

満足度

フリーターが正社員を目指すのにおすすめ

フリーターの方が正社員を目指すためのサービス。なので、フリーターの方の行っている仕事(飲食店のホール、コンビニのレジ打ち、など)から正社員に登用されるためのスキルの洗い出しを親身に行ってくれます。例えば「飲食店のホール→誰とでもコミュケーションを図れ営業のポテンシャルがあります」、など。

女性28歳

満足度

親身になって相談に乗ってくれた

担当の方がとても親切な方で丁寧な説明をしてもらえました。出来る限り私の要望に対して答えようとする姿勢があり、とても頼りになりました。数社紹介していただき、その中から転職先を見つけることが出来ました。

男性26歳

満足度

質の高い求人が多い

他の転職エージェントと比較すると質の高い求人が多いように思います。他では無かった非公開求人を案内してもらうことができたり、大手企業だけでなく中小企業も優良なものが多いので、安心してサービスを使うことができると思います。

男性28歳

満足度

あまり求人数が多くない

未経験の職場への転職ということもあってか、あまり求人数が多くありませんでした。勤務地や業界にこだわらなければありはしたのですが、他の転職サイトと比べても求人数の少なさは否めません。もっと多くの求人があれば文句の付け所はなかったのですが。

女性27歳

満足度

フリーター以外の転職には不向き

逆にいうと、フリーターの方が再起を図るのを応援できるタイプの企業の求人しか抱えていないということであり、ハタラクティブで一般的なスキルを持っている人が転職する場合にはいずれかの面で不満が残るかと思います。新卒・第二新卒・スキルアップの転職を目的とされる場合には、他の会社を利用することをオススメします。

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ハタラクティブの口コミ・評判

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まとめ

自衛隊は、厳しい階級社会や訓練があり、離職率の高い仕事の1つとして数えられています。しかし、自衛隊を辞めて後悔しているという口コミも多いため、すぐに退職を決めるべきではありません。

まずは、一度気持ちをリセットし、状況を整理しましょう。信頼できる上官や友人にも相談し、本当に自衛隊を辞めていいのか、改善できる点はないかを判断すべきです。

自衛隊を辞めて、転職する方は、再就職支援の他、リクルートエージェントなどの転職エージェントを利用しましょう

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