新潟県の企業33社の平均年収ランキング！地域別や年齢別の年収も紹介

「新潟の企業の平均年収は？」

「新潟にある年収の高い企業が知りたい」

新潟県は、平均年収が424万円で全国で31位です。日本全体の平均年収である458万円(参考：国税庁)よりも低いです。

特徴としては、精密加工や金属プレスといった高度な基盤技術が集積しており、最先端な技術を持つ企業が多数存在しています。新潟県で転職を考えている人は、どの企業に転職したら良いのか気になる人もいるでしょう。

そこで、この記事では新潟県の企業の年収をランキング形式で紹介しています。新潟県で転職先を探している人は、是非参考にしてください。

新潟県の平均年収ランキング【企業別】

企業名	年収	業種	平均年齢	平均勤続年数	従業員数	設立
第四北越 フィナンシャルグループ	1,162万円	銀行業	50.7歳	28.1年	9名	2017年4月
BSNメディア ホールディングス(旧新潟放送)	776万円	情報・通信業	43.1歳	17.3年	128名	1952年10月14日
アクシアルリテイリング	752万円	小売業	55.3歳	3.3年	24名	1967年8月
遠藤製作所	741万円	その他製品	43.5歳	16.4年	115名	1950年11月
福田組	723万円	建設業	44.4歳	18年	883名	1949年4月
第一建設工業	703万円	建設業	40.2歳	13.3年	1,012名	1942年9月
北越工業	647万円	機械	38.5歳	14.8年	469名	1938年5月
サトウ食品	646万円	食料品	39.6歳	13.7年	481名	1961年4月
田辺工業	628万円	建設業	41歳	15.7年	821名	1969年2月
太陽工機	620万円	機械	37.2歳	11.2年	249名	1988年5月
植木組	609万円	建設業	44.5歳	18.6年	618名	1948年7月
有沢製作所	596万円	化学	44.8歳	20.9年	599名	1949年7月
ダイニチ工業	595万円	金属製品	41.6歳	19.3年	503名	1964年4月
日本精機	592万円	車・輸送用機器	43.6歳	18.8年	1,640名	1946年12月
北越メタル	571万円	鉄鋼	42.2歳	15.4年	392名	1942年6月
アークランズ	571万円	小売業	40.6歳	12年	3,096名	1970年7月
大光銀行	567万円	銀行業	42.6歳	18.1年	801名	1942年3月10日
スノーピーク	562万円	その他製品	34.4歳	4.3年	501名	1958年7月
セコム上信越	558万円	サービス業	43.2歳	17.3年	974名	1967年5月
コロナ	544万円	金属製品	43.9歳	19.5年	1,598名	1937年4月
ツインバード工業	538万円	電気機器	46.2歳	21.1年	297名	1962年4月
リンコーコーポレーション	532万円	倉庫・運輸関連業	44.1歳	20.1年	337名	1905年11月
コメリ	504万円	小売業	37歳	11年	3,931名	1952年4月
ハードオフコーポレーション	500万円	小売業	36.6歳	10.8年	424名	1972年7月
キタック	489万円	サービス業	43.4歳	12.01年	181名	昭和48年2月
岩塚製菓	476万円	食料品	41.9歳	17.3年	795名	1954年4月
ブルボン	466万円	食料品	38.3歳	15.9年	3,949名	1924年11月
トップカルチャー	447万円	小売業	40歳	14.9年	179名	1986年12月
佐渡汽船	434万円	海運業	44.9歳	12.5年	188名	1913年2月
一正蒲鉾	406万円	食料品	39.6歳	11.8年	916名	1965年1月
セイヒョー	396万円	小売業	39.9歳	11年	91名	1916年3月
新潟交通	388万円	陸運業	48歳	15.4年	589名	昭和18年12月
オーシャンシステム	381万円	小売業	40.8歳	9.2年	891名	昭和53年11月

※各社の有価証券報告書から抜粋

新潟県の企業を各企業の有価証券報告書を基に、33位までまとめました。1位は第四北越フィナンシャルグループで1,162万円、2位はBSNメディアホールディングスで776万円です。

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1位：第四北越フィナンシャルグループ(平均年収1,162万円)

企業名	第四北越フィナンシャルグループ
業種	銀行業
平均年収	1,162万円
平均年齢	50.7歳
平均勤続年数	28.1年
従業員数	9名
設立年月日	2017年4月
所在地	〒951-8066 新潟県新潟市中央区東堀前通七番町1071番地1
公式サイト	https://www.dhfg.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (2018年10月1日)

新潟の企業別年収ランキングのトップは「第四北越フィナンシャルグループ」で、平均年収1,162万円です。

第四北越フィナンシャルグループは、新潟県の地方銀行で預金量第1位の第四銀行と、第2位の北越銀行を傘下に持った金融持株会社です。 総資産は8兆7000億円を超え、全国で200店舗を展開しています。

第四北越フィナンシャルグループの平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	1,162万円
2022年	1,179万円
2021年	1,003万円
2020年	1,165万円
2019年	1,108万円

前年の平均年収が1,179万円だったため、下降傾向にあります。5年前と比べると、50万円ほど上がっているため、下がり続けてはおらず、5年間では上がったり下がったりを繰り返しています。

2位：BSNメディアホールディングス(旧新潟放送)(平均年収776万円)

企業名	BSNメディアホールディングス(旧新潟放送)
業種	情報・通信業
平均年収	776万円
平均年齢	43.1歳
平均勤続年数	17.3年
従業員数	128名
設立年月日	1952年10月14日
所在地	〒 951-8655 新潟市中央区川岸町3丁目18番地
公式サイト	https://www.ohbsn.com/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (1969年4月15日)

新潟の企業別年収ランキングの2位は「BSNメディアホールディングス(旧新潟放送)」で、平均年収776万円です。

BSNメディアホールディングス(旧新潟放送)は、2023年6月1日より認定放送持株会社制へ移行し、新潟放送から社名が変更されました。全国で12番目、TBS系列局では6番目の認定放送持株会社です。

BSNメディアホールディングス(旧新潟放送)の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	776万円
2022年	784万円
2021年	763万円
2020年	818万円
2019年	824万円

前年の平均年収が784万円だったため、下降傾向にあります。2021年よりも上がっていますが、5年前よりも50万円ほど下がっており、5年間で見ると平均年収は下がっています。

3位：アクシアルリテイリング (平均年収752万円)

企業名	アクシアルリテイリング
業種	小売業
平均年収	752万円
平均年齢	55.3歳
平均勤続年数	3.3年
従業員数	24名
設立年月日	1967年8月
所在地	〒954-0131 新潟県長岡市中興野18番地2
公式サイト	https://www.axial-r.com/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1988年10月25日)

新潟の企業別年収ランキングの3位は「アクシアルリテイリング」で、平均年収752万円です。

アクシアルリテイリングは、新潟県、長野県、富山県に展開するスーパーマーケットチェーンを経営する企業です。129店舗を展開しており、1日あたり約26万人の来客が訪れます。

アクシアルリテイリングの平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	752万円
2021年	753万円
2020年	730万円
2019年	763万円
2018年	821万円

前年の平均年収が753万円だったため、ほとんど変わりません。5年前と比べると、約70万円ほど平均年収が下がっており、2018年以降は平均年収が700万円台です。

4位：遠藤製作所 (平均年収741万円)

企業名	遠藤製作所
業種	その他製品
平均年収	741万円
平均年齢	43.5歳
平均勤続年数	16.4年
従業員数	115名
設立年月日	1950年11月
所在地	〒959-1289 新潟県燕市東太田987
公式サイト	http://endo-mfg.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2003年3月12日)

新潟の企業別年収ランキングの4位は「遠藤製作所」で、平均年収741万円です。

遠藤製作所は、鍛造ゴルフクラブヘッドのメーカーとして有名で、飛距離性能に優れたゴルフクラブヘッドづくりを手掛けています。自社ブランドのエポンゴルフは、国内に留まらず海外でも人気のブランドです。

遠藤製作所の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	741万円
2021年	709万円
2020年	504万円
2019年	600万円
2018年	569万円

前年の平均年収が709万円だったため、上昇傾向にあります。5年前と比べると、180万円ほど平均年収が上がっており、2021年から格段と平均年収が上昇しています。

5位：福田組(平均年収723万円)

企業名	福田組
業種	建設業
平均年収	723万円
平均年齢	44.4歳
平均勤続年数	18年
従業員数	883名
設立年月日	1949年4月
所在地	〒951-8668 新潟県新潟市中央区一番堀通町3-10
公式サイト	https://www.fkd.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1975年12月19日)

新潟の企業別年収ランキングの5位は「福田組」で、平均年収723万円です。

福田組は、国土交通省から工事成績優秀企業認定を受けているゼネコンです。売り上げも1,000億円を超えており、新潟で最大規模の建築大手企業です。

福田組の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	723万円
2022年	805万円
2021年	845万円
2020年	803万円
2019年	842万円

前年の平均年収が805万円だったため、80万円ほど下がっています。5年間で比較すると、2023年だけ700万円台で、ガクッと平均年収が下がっています。

6位：第一建設工業(平均年収703万円)

企業名	第一建設工業
業種	建設業
平均年収	703万円
平均年齢	40.2歳
平均勤続年数	13.3年
従業員数	1,012名
設立年月日	1942年9月
所在地	〒923-8643 新潟県小松市工業団地1丁目72番地
公式サイト	https://www.daiichi-kensetsu.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1999年3月1日)

新潟の企業別年収ランキングの6位は「第一建設工業」で、平均年収703万円です。

第一建設工業は、鉄道線路の敷設や補修を中心に、マンションの建築から不動産業まで幅広く手掛ける建設企業です。創立80年を超えており、新潟県内でも最大級の大企業として産業を支えています。

第一建設工業の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	703万円
2021年	751万円
2020年	755万円
2019年	689万円
2018年	712万円

前年の平均年収が751万円だったため、下降傾向にあります。5年前と比べると、10万円ほど平均年収が下がっていますが、2019年以外は平均年収が700万円台をキープしています。

7位：北越工業(平均年収647万円)

企業名	北越工業
業種	機械
平均年収	647万円
平均年齢	38.5歳
平均勤続年数	14.8年
従業員数	469名
設立年月日	1938年5月
所在地	〒959-0293 新潟県燕市下粟生津3074
公式サイト	https://www.airman.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証プライム (1980年10月)

新潟の企業別年収ランキングの7位は「北越工業」で、平均年収647万円です。北越工業は、エンジンやモータコンプレッサ、エンジン発電機を中心に生産と販売を行う大手機械メーカーです。

市場規模は大きくはないですが、製品のシェアは高く、特に工事用のエンジンコンプレッサーなどは、国内でもトップクラスのシェアを誇ります。

北越工業の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	647万円
2022年	617万円
2021年	593万円
2020年	647万円
2019年	658万円

前年の平均年収が617万円だったため、上昇傾向にあります。5年前と比べると、平均年収は10万円ほど下がっていますが、2021年を除いてほとんど平均年収は変わりません。

8位：サトウ食品(平均年収646万円)

企業名	サトウ食品株式会社
業種	食料品
平均年収	646万円
平均年齢	39.6歳
平均勤続年数	13.7年
従業員数	481名
設立年月日	1961年4月
所在地	〒950-8730 新潟県新潟市東区宝町13番5号
公式サイト	https://www.satosyokuhin.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2001年4月11日)

新潟の企業別年収ランキングの8位は「サトウ食品」で、平均年収646万円です。

サトウ食品は、新潟県新潟市東区に本社を構える大手食品メーカーです。餅や米飯、白玉など米穀を原料とした食品を製造し、特に「サトウのごはん」シリーズは全国的に有名です。

サトウ食品の平均年収の推移

年度	平均年収
2022年	646万円
2021年	633万円
2020年	640万円
2019年	594万円
2018年	603万円

前年の平均年収が633万円だったため、上昇傾向にあります。5年間の推移で見ると、600万円台前後を上がり下がりしている状況で、ほとんど平均年収は変わりません。

9位：田辺工業(平均年収628万円)

企業名	田辺工業
業種	建設業
平均年収	628万円
平均年齢	41歳
平均勤続年数	15.7年
従業員数	821名
設立年月日	1969年2月
所在地	〒942-0032 新潟県上越市大字福田20番地
公式サイト	https://www.tanabe-ind.co.jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2007年3月22日)

新潟の企業別年収ランキングの9位は「田辺工業」で、平均年収628万円です。

田辺工業は、化学・食品・医薬品等のプラント設備をはじめ、太陽光発電設備の設計・施工・売電を主な事業とした企業です。完成後のメンテナンス等の事業も多面的に展開しています。

田辺工業の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	628万円
2022年	620万円
2021年	596万円
2020年	616万円
2019年	604万円

前年の平均年収が620万円だったため、上昇傾向にあります。5年間の推移で見ると、2019年の604万円からそこまで変動はせずに、600万円台前半をキープしています。

10位：太陽工機(平均年収620万円)

企業名	太陽工機
業種	機械
平均年収	620万円
平均年齢	37.2歳
平均勤続年数	11.2年
従業員数	249名
設立年月日	1988年5月
所在地	〒940-2045 新潟県長岡市西陵町221番35
公式サイト	https://www.taiyokoki.com/jp/
上場市場 (上場年月日)	東証スタンダード (2007年12月19日)

新潟の企業別年収ランキングの10位は「太陽工機」で、平均年収620万円です。

太陽工機は、立形研削盤を主体に各種研削盤の企画、開発、設計や販売、アフターサービスまで行う研削盤の専業メーカーです。特に主力製品である「立形研削盤」は国内においてはトップクラスの販売実績を誇ります。

太陽工機の平均年収の推移

年度	平均年収
2023年	620万円
2022年	526万円
2021年	561万円
2020年	662万円
2019年	660万円

前年の平均年収が526万円だったため、上昇傾向です。5年前と比べると、平均年収は下がっていますが、2021年にかけてから急激に数値は上がっています。

新潟県の平均年収

新潟県の平均年収は467万円で全国17位

令和4年賃金構造基本統計調査によると、新潟県の平均年収は424万円で、全国では31位の位置づけです。全国的に平均よりも下ですが、産業的には全国トップクラスのものが多数存在しています。

都道府県の平均年収ランキング

都道府県	平均年収
東京	584万円
神奈川	541万円
愛知	524万円
大阪	511万円
兵庫	495万円
京都	492万円
三重	481万円
滋賀	480万円
茨城	478万円
埼玉	474万円
千葉	468万円
広島	467万円
岐阜	464万円
静岡	464万円
栃木	461万円
山口	457万円
石川	456万円
福岡	456万円
群馬	455万円
長野	448万円
和歌山	448万円
奈良	447万円
香川	445万円
福井	439万円
岡山	439万円
山梨	438万円
宮城	437万円
富山	435万円
北海道	429万円
徳島	425万円
新潟	424万円
福島	422万円
愛媛	417万円
大分	415万円
熊本	410万円
長崎	410万円
島根	407万円
高知	406万円
鹿児島	405万円
山形	404万円
佐賀	402万円
岩手	390万円
鳥取	380万円
秋田	379万円
宮崎	374万円
青森	374万円
沖縄	367万円

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参考:令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

新潟県は、精密加工や金属プレスといった高度な基盤技術が集積しており、最先端な技術を持つ企業が多数存在しています。

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新潟県の平均年収【年齢別・男女別】

年齢	男性	女性
～19歳	266万円	232万円
20～24歳	320万円	291万円
25～29歳	379万円	343万円
30～34歳	424万円	338万円
35～39歳	462万円	357万円
40～44歳	505万円	362万円
45～49歳	547万円	382万円
50～54歳	546万円	387万円
55～59歳	551万円	383万円
60～64歳	443万円	344万円
65～69歳	333万円	269万円
70歳～	310万円	255万円

参考:令和4年賃金構造基本統計調査｜厚生労働省

新潟県の年齢別・男女別の平均年収です。男性なら30代で全国平均と同じくらいの年収になります。男性は平均年収が600万円を超える年代はなく、女性は平均年収が400万円を超えません。

新潟県で平均所得が多い市町村ランキング

市町村	平均年収
新潟市	312万円
上越市	298万円
長岡市	293万円
刈羽村	290万円
三条市	288万円
柏崎市	287万円
燕市	285万円
糸魚川市	277万円
弥彦村	275万円
粟島浦村	275万円

参考:令和3年度　市町村税課税状況等の調｜総務省

新潟県で平均所得が多い市町村は、新潟市の312万円です。新潟市は、陸上交通網が充実しており、国内主要都市と世界を結ぶ本州日本海側最大の拠点都市として全国からたくさんの観光客が訪れます。

まとめ

新潟県の企業の平均年収をランキング形式でまとめました。1位は第四北越フィナンシャルグループで1,162万円、2位はBSNメディアホールディングスで776万円でした。

新潟県は、精密加工や金属プレスといった高度な基盤技術が集積しており、最先端な技術を持つ企業が多数存在しています。新潟県で転職を考えている人は、企業選びの参考にしてください。

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