2019年卒を対象とした住友商事の選考は6月からスタートし、1次選考から4次選考まで面接形式で行われました。この記事では、住友商事の各選考フローにおける面接官からの質問内容や、面接の雰囲気などについて細かくご紹介していきます!
1次選考
学生1人、面接官2人の個人面接です。面接時間は20分程度で、自己紹介をした後、学生時代に力を入れたことをメインに深堀されます。その活動のなかで大変だったことや周囲に助けられたことなども含めて整理しておきましょう。また、学生によっては時事問題について聞かれることもあるようです。(例えば、イスラム問題など…)自分の経験や考えを述べる場面が比較的多くなっていますので、その経験を通じて感じたこと、自分の価値観などを素直に面接官に伝えるようにしましょう。面接は広い部屋にブース形式で、終始和やかな雰囲気のもと行われます。
2次選考
学生2人、面接官2人の集団面接です。面接時間は20分程度で、ここでも学生時代に力を入れたこと、その活動を行った理由について聞かれます。面接官は短い時間のなかで2人の学生を見極めなければいけませんので、質問に対する返答は分かりやすく、簡潔に行うことを心掛けましょう。また、面接の後半には学生からの逆質問がありますが、ただひたすら面接官に質問をすればいいというわけではありません。1つ1つの質問にしっかりと意図を持ち、調べても分からないような内容の質問をぶつけることが大切です。面接は笑いも交えながら、楽しい雰囲気で行われます。
3次選考
学生3人、面接官2人の集団面接です。面接時間は20分程度で、これまでの学生時代に力を入れたことの深堀りに加え、専攻などの学業に関する内容についても触れられます。2次選考とは面接時間も質問内容も大きく変化はありませんが、学生数が増えた分、1人当たりの時間がさらに短くなっていますので、依然として簡潔に返答することを心掛けましょう。時間と学生数の関係から、面接はこれまでより少し事務的な雰囲気で端的に行われます。
4次選考
学生1人、面接官1人の個人面接です。面接時間は20分程度で、この選考が住友商事の最終面接になります。主に雑談形式で、学生の就活に関する内容(受けている業界、他社の選考状況など…)や、住友商事の志望度について確認されます。他にもこれまでで1番苦労したことや、自身の強みなど、人柄に関する質問が多く、学生の返答内容に一貫性が見られるかどうかを厳しくチェックされます。
住友商事の選考まとめ
以上、2019年卒を対象とする住友商事の選考内容でした。選考全体を通して、学生時代に力を入れたことや、大変だったこと、強みなどのオーソドックスな質問を繰り返し行うことで、学生の人柄や素直さを見極めているようです。また、その返答内容にも人としての一貫性が備わっている必要がありますので、入念に自己分析を行った上で面接に臨むようにしましょう。