晴れて内定を獲得した後、入社までの期間をどのように過ごそうかというのは迷いどころではないでしょうか。一気に自由に使える時間が増え、戸惑う人も多いはずです。学生としていれる最後の期間は、できるだけ有意義なものにしたいですよね。この記事では、内定から入社までの期間をより有意義な時間にするための、有意義な過ごし方を紹介していきます。
Summary
内定~就職までの期間について
最後に残された大学生活
就職活動を終了してから、就職するまでの期間は、「学生」という立場でいれる最後の期間です。もっとさかのぼれば、小学校から大学まで続いてきた学生生活の最後の期間です。社会人になると、自由な時間も非常に限られてしまいます。自由な時間が多くあるという意味で、非常に貴重な時間なのです。
最低限すべきことは確実に
内定後、最低限すべきことはあります。具体的な内容は後述しますが、怠っていると最悪の場合、内定取り消し」となってしまいます。内定後は気が緩みがちですが、やるべきことは確実にこなすようにしましょう。
何もしないのはもったいない
最低限すべきことは当たり前として、最後に残された自由な時間を、何もせずに過ごしてしまうのは非常にもったいないです。学生のうちはあまり実感はわかないかもしれませんが、就職してから何もしなかったことを後悔する人は非常に多いです。内定後、卒業までの日々は非常に貴重な時間だということを頭に入れておきましょう。
内定後に必ずすべきこと
内定後、卒業(就職)までに最低限やるべきことは以下の通りです。
確実に卒業する
卒業は、やるべきこととして何よりも重要なことです。というのも、卒業できなければ、せっかく獲得した内定も取り消されてしまうからです。どの企業も、卒業することを前提として内定を出しています。それを破ることになるので、内定取り消しは仕方がないと言わざるを得ません。以下は、内定後の留年に関する記事となっているので、ぜひ参照してみてください。
https://www.recme.jp/media/201901176354
自動車運転免許の取得
まだ自動車の運転免許を持っていない人は、就職するまでに免許を取得しましょう。入社後、自動車を運転しなければならない場面は案外多いです。また、入社後、免許が必要になったとしても、仕事をしながら免許を取ることは時間的にも非常に厳しいです。時間がある学生のうちに、免許を取ることを強くおすすめします。免許合宿であれば、最短2週間程度で取ることもできるのでおすすめです。
生活習慣の改善
大学生は生活習慣が乱れがちと言われています。就活で改善されたという方もいるかもしれませんが、内定後、また乱れ始めてしまったという方もいるのではないでしょうか。
社会人は基本朝早くに起きなければなりません。OB訪問で「学生のうちにやっておくべきだったと後悔していることありますか」という質問をしたら、「早起きに慣れておくこと」と言っている方もいらっしゃいました。社会人の遅刻は非常に致命的です。学生のうちに生活習慣を改善しておくと、社会人になってから早起きに苦しむことはないはずです。
内定先企業の課題や書類の提出
内定後、内定先の企業から課題が出されたり、入社に関わる書類の提出を求められたりすることがあります。これについても確実にこなす必要があります。課題や書類の提出が遅れたり、出さなかったりすると、入社後の評価に関わるだけでなく、最悪の場合、内定取り消しもあり得ます。内定先企業から求められたものは、できるだけ早く確実にこなすようにしましょう。以下は、内定後の課題に関する記事となっていますので、こちらについても参照してみてください。
https://www.recme.jp/media/201812295978
おすすめする過ごし方
以下で、筆者がおすすめする内定後の過ごし方を紹介します。
読書
本は知識・教養の宝庫です。社会人になると、読書したくても十分な時間を取ることができません。学生のうちにさまざまな知識や教養をインプットしたり、多様な価値観に触れたりして、今後の人生をより豊かなものにしましょう。
また、内定先企業に関わる分野の本を読むというのも非常に有効です。より理解を深め、知識を付けておくことは、入社後必ず役に立つでしょう。
学生には、大学の図書館を使うことができるという特権もあります。本に使うお金がないという人も、図書館を活用すれば無料です。暇な日は一日中図書館にこもるというのも、非常に有意義な過ごし方になるはずです。
長期インターンシップ
就活でよく耳にする短期インターンとは異なり、長期インターンは、企業において社員とほぼ同じ裁量を与えられ、実際の業務を経験するものです。有給であるものがほとんどで、アルバイトと同様にお金を稼ぐことができます。お金を稼ぎながら、スキルを得られるという意味では、一石二鳥の経験であると言えます。就活を機にアルバイトを辞めてしまった人は、次の選択肢に長期インターンを入れてみるのもオススメです。
海外旅行
海外旅行は卒業を控える学生にとって定番となっています。社会人になっても海外旅行に行けないというわけではありませんが、期間は限られます。また、海外で日本とは異なる多様な文化・価値観に触れることは、今後の人生においても大きなプラスになるはずです。
資格の取得
内定後の期間を資格取得のための時間に充てるのも一つです。特に、入社後取らなければならない資格がある場合、時間がある学生のうちに取っておくと非常に楽です。また、学生のうちに取れなくても、入社前から勉強を始めておくこともできます。特にやりたいことがないけれども、入社後に資格の取得が必須という場合は、資格の勉強に充てるといいかもしれません。
英語の勉強
英語の勉強に時間を充てることもオススメです。入社後に必要とされる場合もあれば、TOEICの点数が昇進や昇給に関わる場合もあります。英語はあっても困らないスキルなのです。TOEICを受けたことのない人も、大学受験のレベルの英語力があれば、内定から卒業までの期間で、点数もかなりアップさせることができるはずです。
後悔の無い過ごし方を
内定後、卒業・就職までの期間は、学生としていれる最後の時間であり、非常に貴重なものであるということは理解できたはずです。最低限こなさなければならないことは当然として、他に何もしないというのは非常にもったいないです。何をするかは人それぞれですが、後悔しないような過ごし方をして、内定後、就職までの期間を有意義なものにしましょう。