内定 もらった後
内定 もらった後

内定を承諾したら、入社まで遊び倒そうと考えている方も多いかもしれません。しかし実は、内定先から入社前課題を与えられたり研修があったりと、かなり忙しくなることがあります。内定から入社までの間何が行われるのか確認し、就活中でも早めの段階でスケジュールを立てておくのが安心です。

内々定から入社までの基本的な流れ

内々定から内定式まで

内々定が通知されてから内定式までの間、日系企業であれば懇親会がメインになります。その他にも内定者の不安をフォローするための人事面談や、実際にオフィスや工場で社員が働く姿を見学するイベントもこの時期に開催されることがあります。一方、ベンチャーや外資系企業は早くから課題を与えたり、有給インターンとして実際に働き始めることもあります。

内定式後から3月中旬まで

多くの日系企業は10月の内定式で今後の入社までの流れや課題を発表します。課題の頻度は毎月提出が求められることもあれば、提出期限が3月までと余裕があるものまでさまざまです。この時期にも懇親会やオフィス見学会がありますが、次第に「内定者研修」と銘打ったイベントが開催される傾向があります。懇親会に関しては、最近は企業が主催するだけでなく内定者専用サイトを使って、学生同士でイベントを開催することも多くあります。また、勤務地候補が複数ある企業であれば、住居や引っ越しに関しての連絡が年明けに行われます。

3月中旬から入社まで

勤務地が遠方であったり、金融業界のように寮生活が求められる場合引っ越しの手続きをします。これまで同様課題や内定者研修は4月直前にも行われ、本格的に大学生から社会人へとステップアップします。

どんな課題があるの?

ビジネススキルにつながるもの

ほとんどの企業では言葉遣いや電話対応、メールの書き方など社会人として最低限求められるビジネスマナーや英語を学ぶことが一般的です。このほかにもオフィスソフトの使い方講座が設けられたりと、入社する前から準備しておくことが求められます。最近はイーラーニングでの受講がほとんどですが、オフィスに講師を呼んで講義形式で学ぶこともあります。

内定先の企業について理解する課題

大手日系企業によくあるのがこの課題です。社長の自伝や考え方、会社の歴史について書かれた本のレポートを提出するというものです。自社だけでなく、松下幸之助などの著名な経営者に関する本の感想文や、業界全体に関することをテーマにした課題もあります。例えば食品業界の中には、「あなたが考える食について述べて下さい」といったような、ESで与えられそうな抽象的なものを課題にする企業も見かけます。

勤務で不可欠な資格や知識

そもそも資格がないと働けないと言っても過言ではない業界があります。証券会社では外務員資格、不動産会社では宅建を入社前に取得させることが最近は一般的です。とは言っても入社前に合格できなければ内定取り消しになるということは、内定承諾書に記載されていない限りありません。ですが不合格の場合、企業から求める水準に達していないと入社前から評価されてしまうだけでなく、働きながら資格の勉強をするのは非常に時間が限られてしまいデメリットだらけです。さらにこういった資格の受験料は1回目は企業が負担してくれますが、2回目からは自己負担になることが多いです。時間のある学生のうちに1回で合格しておけば、すぐに即戦力となることができます。
メーカーやIT系の技術職であれば、入社前にプログラミングや技術知識に関する課題が与えられます。こちらの場合、資格ではありませんが働く上で必要なスキルを満たしているか確認するためにテストを行い、合否判定をする企業もあります。

内定者懇親会と内定者研修の違いは?

懇親会は企業や同期を知るためのカジュアルなイベント

内定式までの間は、学生も複数ある内定先の中からどこにしようか悩むことが多く、企業側はそういった学生を引き留めるために自社を知ってもらうイベントを行います。懇親会はその1つです。グループワークや食事会を通じて、社員や同期になる学生の雰囲気を知ってもらうことを目的としています。懇親会は内々定後から定期的に行われることがありますが、最終的には内定者研修にシフトします。

研修は入社を前提としたフォーマルなイベント

学生を引き留めるための懇親会と違うポイントは、研修は課題の一部であるということです。先ほどご説明したビジネススキルや企業理解を踏まえながら、4月から始まる新人研修への導入という意味合いが強いです。研修は1日限定や毎週ごと、あるいは数日間にわたり合宿として開催されるなど企業で異なります。時期は内定式後か3月中なので、卒業旅行と被らないようにあらかじめ確認しておきましょう。

志望企業の内定者課題を事前に確認して最後の大学生活を謳歌しよう

晴れて志望していた業界や企業から内定をもらえたけど、課題や研修があるなんて聞いてなかった。ということがないように早めに課題の有無や内容を確認しておくことは非常に大切です。学業やアルバイトなどと両立しながら、残り少ない大学生活を楽しんでください。