内定者研修とは
内定者研修とは

内定が決まり一息ついている就活生も多いのではないでしょうか。ところが、内定式を機に入社前研修が行われる企業も多いようです。この記事では、内定者研修がどのような目的、内容なのか、注意点や欠席する場合について解説します。

内定者研修の目的

入社前の研修はどのような目的で行われているのでしょうか。目的を知ることで心の準備をしておきましょう。主に3つの目的があるようです。

社会人としての意識作り

一つ目は社会人としても意識を形づくる目的で開催される場合があります。新卒で入社する学生は社会人として当然のマナーを知らない場合があります。就職活動を通して敬語や面接マナーに気を遣った人も多いと思いますが、就活生として許されるマナーとしてではなく実際に内定先のビジネスパーソンとして恥じないマナーを身につけて入社してほしいと考える企業も少なくないようです。具体的には、名詞の渡し方と受け取り方から、入社してからの挨拶について、メールや手紙の書き方や送り方まで詳しくレクチャーしてもらえることもあるようです。

内定企業に馴染む

二つ目に挙げられるのは企業の雰囲気に馴染む目的での開催です。内定するまでの間に複数人、内的先の職員と知り合う機会がある場合がほとんどですが、実際に一緒に働く先輩社員との交流などを通して入社後もよりスムーズにコミュニケーションをとれるよう、入社前の研修を開催している場合もあります。事実、筆者も配属可能性の高い部署の社員の方と研修を通して仕事からプライベートまで打ち明けて交流することで気質としてマッチしているかなどをお互いに確認できました。その他、企業の沿革や組織体制について改めて学ぶことで配属希望などを決定することを促す目的などもあるようです。

内定者同士の親睦を深める

三つ目に挙げられるのは内定者同士の親睦を深める目的での開催です。内定後に内定者懇親会が開催され、親睦を深める場合も多いですが、それ以外にもグループワークなどを通して内定者同士で強力して作業を進めることで同志としての意識を高める目的があります。

内定者研修の特徴・注意点

内定者懇親会との違い

内定社懇親会は、内定が出てから比較的すぐに開催されることが多いイベントです。近年複数内定をもつ内定者も多いので内定が出たあとすぐ開くことで内定辞退の防止を企業側は考えているようです。内定者の皆さんは反対に複数内定を持っているのであれば、内定先の懇親会を通して更に、どの企業に実際に就職するかを決める判断材料にするのも良いでしょう。具体的内容としては食事会がメインで内定者同志で談話したり、人事などの職員と交流します。お酒が出る場合も多く比較的カジュアルな雰囲気で行われることが多いようです。

一方で、入社前研修は、実際にその企業で働くことが前提となって開催される行事であり、内定者懇親会に比べると少しフォーマルな印象があります。時期としても内定式以降に、複数回開催されたり、年明けにまとめて研修を行い、配属や勤務地の発表がある場合があります。入社を前提としてより深く企業について学ぶことも多く少し緊張感をもって参加した方がよさそうです。

服装や髪型

服装が指定されない場合もあるようですが、基本的にはリクルートスーツで参加する内定者が多いようです。また髪型についても実際に企業に足を運ぶため、金髪や派手な髪色で参加するのは控えたほうがよさそうです。もし、服装について分からない場合は実際に働いている社員の服装や髪型を参考にするのがベストです。

欠席する場合

人によっては都合が合わず、欠席せざるを得ないこともあるでしょう。欠席の場合は必ず電話やメールで連絡入れるようにしましょう。就活が終わって気が抜けると連絡が遅れたり、忘れてしまうことがありますが、この時期の連絡忘れなどで印象を悪くしてしまわないように注意が必要です。

実際に、筆者の内定先では、研修が内定式以降月に一度行われるため全員が毎回参加できるわけではありません。しかし、事前に連絡することで研修資料をもらえたり、ほかの内定者に遅れを取らずに学ぶことができました。入社前研修は強制されない行事なので自分の都合に合わせてもそれによって評価が下がることはありません。また、大学の卒業が入社条件である場合がほとんどなので、単位取得を優先するようにしましょう。遠方から出席する際も多くの場合は交通費や宿泊費が支給されるようなので単位取得や事前の予定によって出席できない分けでなければ気負わずに出席するのが望ましいでしょう。また、宿泊型の研修の場合も宿泊費などはすべて企業側で負担してくださる場合がほとんどです。

内定者研修がない企業

入社予定人数の多い企業では直接オフィスに赴いて研修をすることはあまり多くないようです。しかし、研修がなくても課題が与えられ、課題進捗の報告やチェックなど密に行われることで入社後すぐに必要となるスキルについて修得するようサポートしてもらいながら準備を進めていくようです。

内定後も気を抜かず駆け抜けましょう

内定が決まっても、就活がおわった訳ではありません。実際には入社してからが本当の勝負なので、内定後も大学生活を楽しみながら、入社に向けた準備を着実にすすめ自分が本当に納得する形で働いていけるように計画していきましょう。