就活プロフィール
基本情報
- 大学・学部
- 大阪大学・工学部
- 卒業年度
- 2020年卒
- 内定承諾企業名
- 東日本旅客鉄道株式会社
- その他内定企業名
- –
- 説明会
- 9社
- OB・OG訪問
- 3人(2社)
- ES・テスト
- 5社提出 → 4社通過
- 最終面接
- 1社
- 内定
- 1社
- 受験企業と選考結果
- 西日本旅客鉄道株式会社(3次面接辞退)・関西電力株式会社(3次面接辞退)・東京地下鉄株式会社(1次面接辞退)・阪急阪神ホールディングス株式会社(ES・テスト落選)
- インターン参加企業
- 北海道旅客鉄道株式会社(3日間)・九州旅客鉄道株式会社(3日間)・関西電力株式会社(1日間)・西日本旅客鉄道株式会社(1日間)・阪急阪神ホールディングス株式会社(3日間)・日本航空株式会社(4日間)・東日本旅客鉄道株式会社(2日間)・東京地下鉄株式会社(1日間)・東海旅客鉄道株式会社(4日間)
大学生活の過ごし方
サークル:学業:アルバイト=10:40:50。
【サークル】2年からキャンパス移動があったことや、学業とアルバイトに力を入れていたのでしていません。
【学業】学部時代はついていくために必死で、図書館でよく勉強していました。研究室はモーター系の研究室で、モーターの動きを測定するセンサの開発を行っています。
【バイト】個別指導塾講師で学部1年からづづけており、教えるだけでなく、塾内での問題解決にも積極的に関わりました。
就活の「軸」
①より多くのお客様に貢献できる仕事。インフラであれば、数多くの人が利用しており、老若男女、誰にでも貢献できると考えていた。
②自分がしたいと思える職種があるかどうか。大学生活を通して私は周りの学生に比べると理系よりも文系に近い考え方を持っていると感じたので、文系と理系の中間で、どちらの人も働いているような職種がある企業が良いと感じた。
この業界・企業を選択した理由
もともと乗り物が好きだったこともあり、鉄道・航空業界を中心に就活をしていた。特にJR系の企業は自分が最も関わりたいと思える、ダイヤや乗務員の育成などを専門で行う総合職の系統があり、それらを中心にみていました。その中で、地元の西日本を選ぶか東日本を選ぶかを迷いましたが、変革期を迎え、鉄道の新たな価値を生み出しつつ業界全体を引っ張る力があると感じ、東日本を選びました。
実際の就職活動のスケジュール
~3年生夏
6月から鉄道業界や航空業界を中心に、インターンシップの合同説明会で話を聞いきました。その後インターンシップに応募しましたが、面接がある企業は面接で落選し、面接の無い企業は1社通過。通過した企業のインターンシップに参加した。
~年末
夏休みまで引き続き、インフラ業界を中心に説明会を聞いたり、インターンシップに参加したりしました。説明会ではできるだけ企業の方に顔と名前を覚えていただくため、積極的に話しかました。また、視野を広めるために、メーカーやコンサルの説明も聞くようにしました。
1月~2月(広報解禁前)
学校での研究の進捗の発表、インターンシップへの参加、1部の企業では面談も開始され、かなり多忙でした。この頃は、応募したインターンはほとんど選考を通過するという状況だったため、自信を高めることができました。
3月~5月(広報解禁~面接解禁)
3月1日は、プレエントリーや説明会予約のスケジューリングに力を使っていたが、同時に企業からの電話も入るようになり、対応に追われていました。順調に選考が進み、早い段階でJR東日本から合格の案内をいただきました。しばらく他社の進捗状況を考えながらどうするか検討しましたが、そちらにお世話になることに。その後、その会社のリクルーターの方や先輩方と懇親会を行いました。
6月~(面接解禁後)
6月1日に正式な内々定の案内をいただくため、本社を訪問。身体検査や、鉄道に携わるうえでの適性検査を受検したあと、次長級の社員から内々定の案内をいただいきました。それ以降もたびたび懇親会や職場見学会が行われています。
東日本旅客鉄道株式会社を受ける就活生へアドバイス
自己分析について
まずは、自分のしてきたことを振り返って書き出すことがスタートだと思う。そのうえで、キャリアセンターの担当者や先輩に話を聞いてもらうと、自分が評価されると思っていなかった内容でも、評価されることがあると気づくようになります。さらにその内容を深めるためにも、いろいろな人に話を聞いてもらって深堀してもらい、回答に詰まる場合は考え直すとよいでしょう。
ESについて
私の受ける企業は、チームワークを求める企業が多かったので、チームで行ったことを洗い出し、そのエピソードを元に1度自分なりにエントリーシートを作成しました。それをキャリアセンターの担当者や先輩に見てもらい、足りないところや、逆に不要な部分が何かを確認。これを繰り返すことで、内容がブラッシュアップされ、どの企業でも通用するようなものになります。
面接について
面接の内容や流れは、実際に志望する企業を受けたことがある先輩に聞いたり、ネットで探すことで予習していました。私の受ける企業は、カフェでの面談が多いということもあり、調べていなければ、選考されているのかどうかよくわからないまま終わっている人もいるのではないかと感じます。とはいえ難しく考えすぎず、選考という意識は持ったうえで、相手と会話を楽しむという気持ちで臨めば、あまり緊張しないと思います。
OB・OG訪問について
学校にはOB訪問用の名簿がありましたが、あまり載っている企業の数は多くなく、役には立ちませんでした。OB訪問サービスにも登録しましたが、そちらもなかなか会いたいと思うOBが見つからず、結局使うことはありませんでした。そのため、大学の先輩や先生、イベントで知り合った方にお願いし、知り合いの社員に合わせてもらうことでOB訪問を行った。質問内容としては、若手の働き方や選考の話、組合の話など説明会では聞きにくい話を聞きました。
就活全般について
興味がある企業は積極的にインターンに参加するための選考を受けるのがいいと思います。参加はできなくても、本選考でどのような質問が来るか、どのような面接が行われるかの雰囲気の把握ができるからです。また、説明会では興味がないと感じている業界の説明も聞くことで、何故自分の志望している業界でないといけないのかということが話せるようになります。興味がある業界の社員にはできるだけ話しかけて顔を覚えてもらうと、選考でも評価してもらいやすくなるかもしれません。
就職活動中に失敗した経験
最初に受けたインターンの集団面接では、5人中理系は私だけであったため、話している内容が私だけ違いすぎて、雰囲気にのまれてしまった感があります。そういうような場合でも自分は自分だと割り切って話す方がいいと思います。
3月の上旬にインターンに参加しすぎて疲れてしまったのか、高熱を出しました。本選考が本格的にスタートする時期なので、点滴で無理やり熱を下げることになり、非常につらかったです。
これから就職活動を始める後輩のみなさんへ
どの業界を目指すにしても、できるだけ早く動き始めるに越したことはないと思います。早期選考がある企業を受けることで面接の感覚をつかんだり、視野を広げたりできます。インターンが選考につながっている企業も増えてきているように感じるので、積極的にインターンシップを受けて、企業にアピールすると、選考を優位に進めることができると思います。