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人気企業ランキング
人気企業ランキング

就職活動は多くの学生にとって人生の大きなターニングポイントです。
特にサマーインターンが本格化するこの時期、企業選びに迷っている人や、

インターンに落ちて不安になっている人も少なくないでしょう。

そんなあなたに向けて今回は、

 

就活生に人気の企業ランキング(総合・文理別)業界別人気企業

そして企業選びの軸を紹介します。

 

これからの企業研究や自己分析、エントリーシート作成の参考にぜひ役立ててください。

 


「ミキワメLIVE」にご参加いただいた学生の皆さまのご協力のおかげで、今回ランキングをリリースすることができました。ありがとうございました!


まずは、毎年注目される人気企業ランキングです。

2027年卒の調査では、例年通り「総合商社」が上位を独占しています。

 

・五大商社の圧倒的人気は不変

三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅といった五大商社が引き続きトップ5を占めており、伝統的かつ安定した企業体制が学生から支持されていることがわかります。総合商社は、業界横断的なビジネス展開やグローバルな活躍の場がある点が魅力です。

 

・食品・飲料メーカーが人気上昇中

今年は食品・飲料系の大手メーカーも注目を集めています。味の素は前年10位から6位へと大きく順位を上げ、サントリーホールディングスも13位から10位へと上昇。こうした消費者向け企業の人気の高まりは、安定性や身近さ、ブランド力が評価されている表れといえるでしょう。

 

こうした傾向から、自分が興味を持っている企業が、どのくらい人気があるのかを知っておくことは、競争の激しさを把握するうえでも重要です。

 

文理別 人気企業ランキング


 

文系学生

企業選びにおける「人気」は、文理によっても変わってきます。同じ企業でも、文系学生と理系学生では選ばれる理由や重視するポイントが異なるため、競合状況を把握する意味でも重要な視点です。

 

理系学生

・文系学生はスケール志向+安定重視

文系学生では、総合商社に加え、三井不動産(6位)、三菱地所(7位)、三菱UFJ銀行(9位)など金融・不動産系がTop10に多数ランクイン。ワークライフバランスやブランド力、長期的キャリア安定を重視する学生に支持されています。

 

・理系学生は技術チャレンジ志向

理系学生では、ソニーグループ(2位)、味の素(2位)、トヨタ自動車(4位)、富士フイルム(7位)、NTTデータ(9位)などメーカー・テック系が上位を占めます。研究開発やグローバルな技術実装に関心の強い学生に支持されています。

このような傾向から、「どのくらい人気があるか」だけでなく、「誰に人気があるのか」まで視野を広げることで、より実践的かつ戦略的に企業研究を深めることができます。

 

業界別人気企業ランキング


 

企業選びの前に、まずは業界研究から始めるのが就活の王道。人気の業界内でどの企業が特に注目されているのかを把握することで、自分の志望業界をより深く理解することができます。

 

業界別ランキングは、自分が興味を持っている業界の中で、どの企業が上位にいるのかを知るための大切な資料です。志望動機や自己PRを考える際にも、業界内での企業ごとの特徴を理解しておくと、説得力が増します。

 

2027年卒の企業選びの軸ランキング


 

最後に、企業選びにおいて就活生がどんなポイントを重視しているのかを見ていきましょう。

2027年卒の学生たちの関心には、いくつか変化が見られました。

 

・収入の安定性は今も変わらぬ最重要軸

最も重要視されているのは、「将来的な高所得の見通し」。これは2026年卒でも1位であり、依然として収入の安定性や将来性が企業選びの最大の基準であることに変わりはありません。

 

・ワークライフバランスへの意識が急上昇

注目すべきは、「仕事と生活の良いバランス」が前年の4位から2位に浮上した点です。ワークライフバランスへの関心の高まりは、収入やキャリアパスと並ぶ企業選びの重要な軸になってきています。学生の間でも「長く健康的に働ける環境が整っているかどうか」は、企業を見極める際の大きな指標となっているようです。

 

・やりがい・成長・魅力ある事業への関心も根強い

その他、「チャレンジ性のある仕事」「魅力的または面白い製品・サービス」「市場での成功」といった要素がランクインしており、やりがいや成長機会を求める学生が多いことも明らかになっています。

こうした学生の価値観の変化を把握することで、自分自身の「企業選びの軸」の整理につなげることができます。「何を重視して企業を選ぶのか」を明確にすることで、志望動機や自己PRにも一貫性が生まれ、選考でも説得力のあるアピールが可能になります。

 

おわりに


今回紹介したランキングは、あくまでも「全体の傾向」にすぎません。

しかし、自分に合った企業を見つけるためには、こうしたデータを活用して、広い視野を持つことがとても大切です。

サマーインターンに落ちてしまった人も、まだ企業が絞り切れていない人も、焦る必要はありません。自分の価値観やライフスタイルに合った企業を見つけるために、しっかりと情報を集め、軸を固めていきましょう

これからの就職活動が、あなたにとって実りあるものになることを願っています!