「就活を控えているけれど、自分にどんなキャリアの可能性があるのか分からない」
「文系だからIT業界は難しいのでは…」
そんな不安を抱えている学生は多いのではないでしょうか。
今回は、選抜型キャリアコミュニティ「NEXVEL」でメンターとして活動しているSさんにインタビューを行います!
文系出身ながらIT企業に内定を獲得した経験や、長期インターンでの挑戦、学生時代に力を入れた活動から見えてくる「強みの活かし方」について伺います!
サマリー
・文系でもIT業界で活躍できる – 専門知識より人間力が評価される
・自分にしかできない価値を見つけ出す重要性
・困難を前向きに捉える姿勢が評価される
プロフィール
-文系学部4年生
-ラグビーサークルのマネージャー
-教育分野でのAI活用を研究するゼミに所属
-サマーインターンとして長期インターンを経験
-現在はNEXVELメンターとして活動中
キャリアインタビュー
キャリア選択について
──────まずは、IT業界を志望したきっかけを教えてください。
Sさん:正直、最初からIT業界を志望していたわけではありません。就活初期は幅広く受けていて、デベロッパーや不動産、コンサルなども見ていました。その中で、夏に参加した長期インターンで「人間力や行動力が評価される」ことを実感し、文系理系にかかわらず挑戦できると気づいたのが大きな転機でした。
──────文系出身だと不安もあったのではないですか?
Sさん:もちろんありました。IT業界の企業なのに、プログラミング経験もゼロでしたし、ITの専門知識もなかったので。営業職とはいえやはり不安はありました。でも、面接では「知識」よりも「人柄」や「行動力」を見られていると感じました。
面接での工夫
──────面接で特に意識していたことはありますか?
Sさん:面接では「相手に会話を楽しんでもらう」ことを意識しました。長時間の面接って、正直疲れると思うんです。だから私は、面接官のことを事前に調べて「このプロジェクトはどうだったんですか?」など気になったことを聞いていました。相手の方に経験を聞かせてもらえると、勉強にもなるし自然と会話が盛り上がるんです。
──────ユニークな逆転の発想ですね。
Sさん:はい。自分が一方的にアピールするのではなく、会話を楽しんで相手にも気持ちよく話してもらう。そういったところが結果的に「営業に向いている」と評価していただけたのかもしれません。
学生時代に力を入れたこと
──────学生時代に特に力を入れた活動についても教えてください。
Sさん:ラグビーサークルのマネージャーとしての活動ですね。実は当時、年功序列の色があって学年間の分断がすごく強かったので、下級生はやる気をなくしてしまうし、上級生もチームとしてまとまりきれない状況だったんです。もともと強豪チームだったのに、成績も落ちてしまって…。このままじゃいけないと思って、組織を変えようと動きました。
──────具体的にはどんなことをされたんですか?
Sさん:まずは「みんなが自然と集まれる場所」を作ろうと思って、部室を居心地の良い空間に整えました。そうすると、練習後に自然と集まってご飯に行くようになって、少しずつ学年間の壁がなくなっていったんです。そのタイミングで、学年をまたいだミーティングを開いて、下級生の意見も上級生に伝わるようにしました。
──────なるほど。最初からうまくいったんですか?
Sさん:いえ、最初は衝突も多かったです。お互いに不満があるから、意見をぶつけ合って余計に仲が悪くなってしまうこともありました。でも、私はマネージャーという立場で中立的に関われたので、後輩が感情的に長文のLINEを送ろうとしたときに「この言い方はやめよう」と止めたり、先輩に伝えるときも角が立たないように工夫したりしました。そうやって少しずつ橋渡しをしていくうちに、チーム全体がまとまっていったんです。
──────まさに調整役ですね。
Sさん:そうですね。プレイヤーはどうしても「自分が試合に出たい」という気持ちが強いので、学年を超えた改革は難しいんです。でもマネージャーは立場が中立なので、全体を見て動ける。それぞれの立場に共感しつつも、全体を俯瞰して一つの方向に進められたのは自分の強みを発揮できた部分だと思います。
──────他にも印象的な経験はありますか?
Sさん:セブ島で教育ボランティアをしたことです。スラム街の学校で活動していたんですが、そのときにスマホを盗まれてしまって…。地図も見られないし、自分がどこにいるのかも分からないし、時間も分からない。本当に「人生終わった」と思うくらい焦りました。
──────それはかなり大変な状況ですね…。
Sさん:そうなんです。でも、その経験を面接で話したときに、私がすごく楽しそうに話していたらしくて。実際、セブの人々のあたたかさを知ることのできたいい思い出になっているんですが、それを「強いね」と言っていただけて、私の雑草魂を評価していただけました。大変な出来事だったんですけど、前向きに捉えていたことが評価につながったのかなと思います。
長期インターンでの経験
──────長期インターンではどんな経験をされたのですか?
Sさん:AIを活用したサービスを紹介するチームで営業をしていました。体験会や説明会を企画して、実際に使っていただき、その効果を実感してもらうことが仕事でした。
──────かなり実務に近い内容ですね。
Sさん:そうですね。名刺もいただいて、社員と同じように顧客対応をしていました。最初は資料作りやメールの文面ひとつにすごく時間がかかってしまって…。自己紹介スライドを作るだけで1時間以上悩んでしまうこともありました。
──────そこからどう乗り越えたのでしょうか?
Sさん:自分にしかできないことをやろうと決めました。例えば、分野の有識者に50人以上連絡をして、「AI活用について話を聞かせてください」とお願いしました。社員ではない、学生だからこそ「学びたい」という姿勢でアプローチできたんです。その結果、記事を書いてもらえたり、サービスを導入してもらえたりと成果につながりました。
──────すごい行動力ですね!
Sさん:当たり前のことなのですが、社員の方でもできることは、社員の方のほうがよくできると思うんです。だからこそ、学生にしかできないことを考えて、「純粋に学びたい」というスタンスをもった関係構築を結べたことは大きかったと思います。実際に数百万円規模の契約につながったこともありました。
──────それは本当に大きな成果ですね。インターンを通じて、特にどんな点が評価されたと感じますか?
Sさん:社員さんからは「数字やビジネススキルは後からいくらでも身につけられるから大丈夫」と仰っていただけました。だからこそ、私の場合はガッツや行動力を評価してもらえたんだと思います。とにかく積極的に動いて、社員の方とも良い関係を築けたことが大きかったのかなと感じています。
NEXVELとの出会いと活用法

──────NEXVELを知ったきっかけは?
Sさん:就活を始めた頃に「選抜コミュニティ」と検索して見つけました。説明会で「メンターと1on1で話せる」と知って、すぐに参加を決めました。
──────実際にどのように活用しましたか?
Sさん:メンターとの1on1で面接対策をしてもらったり、グループディスカッション(GD)練習に参加したりしました。特にGD練習は他のコミュニティにはあまりなく、1人ひとりにフィードバックをもらえるのがすごく良かったです。
メンターとしての活動
──────今はご自身がメンターとして活動されていますよね。
Sさん:はい。自分がNEXVELで助けてもらった経験を、後輩に還元したいと思ったのがきっかけです。私は幅広い業界を受けていたので、特定の業界に偏らず、汎用的なアドバイスができることが強みだと思っています。
まとめ・読者へのメッセージ
──────最後に、この記事を読んでいる学生にメッセージをお願いします。
Sさん:就活は競争ではなく、みんなに共通する尺度はありません。企業ごとに大切にしている価値観やもとめる人物像は異なるので、「すごい会社」といった絶対的な基準は存在しないと思っています。大切なのは自分らしさを認めてくれる場所、そして自分自身が働きたいと素直に思える環境や人に出会うことだと思います。文系でもIT業界に挑戦できますし、バックグラウンドによらず可能性は存在しています。
その可能性のなかで、自分の行動力や人間力が評価される場面は必ずあります。ぜひNEXVELのようなコミュニティを活用して、自分の可能性を広げてください!
編集後記
Sさんの経験から学べるのは、「知識やスキルがなくても、行動力と人間力で道を切り開ける」ということ。
長期インターンでの積極的な行動、ラグビーサークルでの組織改革、セブ島での困難を前向きに捉える姿勢。
どれも「自分にしかできないことをやり切る」強さがにじみ出ていました。
Sさんのように自分の可能性を広げたい学生を、NEXVELは応援しています。
NEXVELとは?
NEXVEL(ネクスベル)は、東京大学・京都大学・早慶をはじめとする国内トップ大学の学生が参加する、ハイクラス就活支援コミュニティです。
「自分の可能性を最大限に広げたい」「一流の環境で自分を試したい」そんな想いを持つ学生に向けて、他にはない限定コンテンツや特別選考ルートを多数提供しています。
NEXVELのサポートは、単なる内定支援にとどまりません。キャリアの可能性を広げるための3つの柱として、以下を展開しています
1)トップ企業の限定案件のご紹介
戦略コンサルや外資系投資銀行、総合商社、メガベンチャーなど、NEXVELにしかない非公開の特別ルートをご案内します。
2)超優秀なメンターによる個別支援
マッキンゼー・三井物産・ゴールドマン・P&Gなど、トップ企業の内定者や現役社員がキャリアの壁打ちから選考対策までサポート。メンター満足度は98%を誇ります。
3)本質的なキャリア形成を支える講座・イベント
自己分析やケース対策に加え、戦略コンサルによるロジカル講座、企業の社長との座談会、10名限定のクローズドセミナーなど、実践的かつ刺激的な機会が揃っています。
実際に、MBB、外資系投資銀行、総合商社、大手デベロッパーなど、圧倒的な内定実績を誇っています。
年間100件以上の限定案件を扱い、特別インターンや選考直通ルートなども豊富に用意されています。
「まだ見ぬ可能性を信じ、自分の意志で人生と社会を創っていく」
それが、NEXVELの掲げる理念です。
今すぐNEXVELにエントリーして、自分の可能性を広げる第一歩を踏み出してみましょう。
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