ページ上部バナー
西日本に本社がある大企業
西日本に本社がある大企業

関西にお住いの就活生の皆さん!インターンシップは地元で済ませたいけど難易度が高いものに挑戦したい…。有名企業に勤めたいけどできれば地元に残って働きたい…。という方も多いのではないでしょうか。今回は京都に本社を置く有名企業を紹介します!関東圏の学生さんも勤務先で選ぶ就活の参考にどうぞ!

大阪編は☞こちらからチェック!

 

学生への本社位置の影響

東西どちらの学生にとっても本社の所在は意外と重要です。たとえば、インターンシップが関西地区でのみ開催される企業もあります。東京支社で同時開催するというケースも多くありますが、地元密着の企業では東京での開催が無いことも。また、最終面接では本社に足を運び重役社員に会いに行くという企業も多くあります。もちろん交通費は企業が負担してくれますが、長時間拘束されることになるので要注意です。

 

京都に本社を構える企業10選

京都に本社を構えている企業を10社ピックアップしました!

  • 任天堂
  • オムロン
  • 島津製作所
  • 村田製作所 最新情報
  • 京セラ 最新情報
  • 日本電産
  • SGホールディングス
  • ローム
  • ワコールホールディングス
  • 京都銀行 最新情報

 

続いて、筆者が選んだ5社を詳しくご紹介します。

 

任天堂

任天堂は、日本を代表する大手ビデオゲーム会社です。ゲーム機や、ゲームソフトウェアの開発・発売を行っており、世界中で大ヒットするゲームを数多く生み出しています。任天堂の創業は1889年で、130年以上の歴史を持ちます。花札職人の山内房治郎が京都で花札の製造・販売を始めたことがきっかけでした。その後、日本初のトランプ製造に着手、携帯型ゲーム機の開発・販売といった挑戦の歴史を経て、京都府内の売り上げ高ランキング1位、そして日本を代表する企業にまで成長を遂げています。何度か移転をしているものの、常に京都に本社を置いているのは、こういった長い挑戦の歴史を企業として大切にしたいという想いがあってのことでしょう。

初期配属は主として京都勤務となります。しかし、配属先によっては、東京勤務となることもあるようです。(参考:https://www.nintendo.co.jp/)

村田製作所

村田製作所は、セラミックスをベースとした電子部品の開発・生産・販売を行う世界的な大手電子部品メーカーです。1944年にラジオ向けのコンデンサの製造から始まりました。現在ではテレビやコンピューター、自動車、スマートフォンなど、生活に欠かせない身の回りのあらゆる電子機器にとって、なくてはならない部品を製造し続けています。また、グローバル市場で広くビジネスを展開し、世界シェアNo.1の製品を数多く持つことは、大きな特徴です。

本社は京都になりますが、総合職の場合、海外を含む全拠点が勤務地の対象となるようです。(参考:https://www.murata.com/ja-jp)

 

京セラ

京セラは、ファインセラミックスのリーディングカンパニーとして、セラミックス製品を様々な分野に提供しています。創業は1959年、京都の小さな町工場でファインセラミックスの専門メーカーとして事業を始めました。ファインセラミック技術を応用・発展させ、エレクトロニクス分野に限らず、情報通信、自動車関連、環境・エネルギー、医療・ヘルスケアの4市場を軸に事業領域を展開しています。1970年代から取り組み始めた人工関節の研究開発では、2011年に日本発の長寿命型人工股関節技術の実用化に成功しました。2022年12月時点で、85,000例を超える症例に用いられているようです。

本社は京都にありますが、工場は全国にあり、移動の可能性はあります。入社時に直接海外へ配属されることはないようです。(参考:https://www.kyocera.co.jp/)

 

オムロン

オムロンは、工場の自動化のための制御機器や、体温計、体重計、血圧計などヘルスケア機器などのヘルスケア機器を製作する、大手電子部品機器メーカーです。ATMや自動改札といった、今では当たり前の自動化機器もオムロンが開発しました。1933年に前身の「立石電機」が大阪で創業され、のちに戦災のため京都の御室(おむろ)に移動。この地名が企業名の由来とされています。現在は、現場が抱える課題を解決するオートメーションにより、「カーボンニュートラルの実現」「デジタル化社会の実現」「健康寿命の延伸」を目指しています。

本社は京都ですが、拠点は全国にあります。説明会時には、自分が配属される可能性のある地域はどこなのか、前もって質問しておきましょう。(参考:https://www.omron.com/jp/ja/)

 

島津製作所

島津製作所は分析・計測機器、医用機器、航空機器、産業機器など幅広く事業分野を手掛ける精密機器メーカーです。1875年に創業して以来、社是に「科学技術で社会に貢献する」を掲げ世の中に新しい価値を提供しています。2002年には同社の田中耕一氏がノーベル化学賞を受賞、また2020年には、新型コロナウイルス流行を受け、PCR検査キットを素早く発売して注目を集めました。最先端のテクノロジーで、課題解決に挑戦し続ける企業と言えます。

本社は京都にありますが、勤務地は配属される部門によって変わってくるようです。技術・製造部門に比べ国内営業部門は全国主要都市に営業拠点があるため、転勤の可能性が上がります。(参考:https://www.shimadzu.co.jp/)

 

ほか有名企業が多数

今回ご紹介した以外にも大手電子部品メーカーの日本電産ローム、佐川急便をはじめとする総合物流企業のSGホールディングス、日本の衣料品メーカーのワコール、京都を中心に展開する京都銀行なども京都に本社を置く企業です。転勤の可能性については、応募する職種や配属先によっても変わってくるため、説明会時に質問するなどして、ご自身でもしっかりご確認ください。勤務地で就活を考える皆さんのお力になれば幸いです。