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OB・OG訪問を行いたいけど、何から手をつけていいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。OB・OG訪問を行う時期や質問内容・準備まで、OB・OG訪問について詳しく紹介します。OB・OG訪問を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

OB・OG訪問とは

OB・OG訪問とは仕事の内容や会社の雰囲気等を知るために、選考とは関係のない場所で実際に企業で働いている社員の方と会うことです。一昔前は同じ大学出身の先輩や同じサークルの先輩など、自分と縁故が強い方にOB・OG訪問するのが一般的でした。しかし、現代ではフラットになってきており、出身大学等を問わず広く現役社員の方にOB・OG訪問することが可能となっています。

OB・OG訪問はいつやるの?

OB・OG訪問には決まったタイミングがあるわけではなく、ベストなタイミングは人それぞれ異なります。効果的なOB・OG訪問を行うには、自分にとってベストなタイミングで行うことが大切です。

OB・OG訪問のベストなタイミングとは

OB・OG訪問を行うベストなタイミングとは、志望企業のベスト5がしっかり固まったタイミングです。就職活動は企業を認知することから始まります。そして、認知した企業を好みに合わせて、「志望企業群」「第一志望企業群」「大本命」と自分の中でランク付けしていきます。だいたい志望企業群が30社前後、第一志望企業群が5社前後、大本命が1社となります。自分の中で情報を整理して志望企業が決まった段階で、OB・OG訪問を行いましょう。

志望企業を絞り込んでからOB・OG訪問をするべき理由

なぜ、志望企業を決めてからOB・OG訪問を行うのがベストなのかというと、効果的にOB・OG訪問を行うためです。OB・OG訪問は企業の方と1対1で話すことになるため、それなりのパワーが必要です。また、セッティングも含めて、それなりの時間も要することになります。限られた就活期間の中で大切な時間やパワーは、志望度の高い企業に対して使うべきです。ただ企業を認知するだけなら、わざわざOB・OG訪問をしなくてもインターネット等を活用すれば簡単に行えます。志望企業としっかり向き合うためには、志望企業を絞り込んだ段階でOB・OG訪問を行うのがおすすめです。

OB・OG訪問で質問するべきこととは

OB・OG訪問において何を質問すれば良いのか迷われる方もいると思いますが、質問に関しても決まったものがあるわけではありません。人によって聞きたいことは違って当然なので、テンプレート通りの質問を行わなくても大丈夫です。もちろん聞きたい質問がテンプレートの質問であれば、テンプレート通りの質問をしても構いません。

自分の判断軸を確認する

OB・OG訪問において大切なのは、自分の判断軸を確認することです。志望企業を絞り込んでからOB・OG訪問を行うのがベストと紹介しましたが、志望企業をランク付けしていく中で自分なりの判断基準があったはずです。「会社の好きなところ」「求めている環境」「職能」など、自分なりの判断軸が間違っていなかったのか現役社員の方に確認してみましょう。現役社員の方と話さなければわからない情報を得ることも、OB・OG訪問においては重要になります。

OB・OG訪問でしかしれない情報もある

OB・OG訪問の良いところの一つは、現役社員でしか話せない情報を聞けることです。インターネットや本で紹介されている情報が、必ずしもリアルな情報と合致しているとは限りません。OB・OG訪問は1対1の場なので、社員の方も包み隠さずいろいろ話してくれます。型にとらわれず聞きたいことはどんどん聞いて、情報を深掘りしていきましょう。

OB・OG訪問に向けて最低限の準備は整えよう

OB・OG訪問は面接ではなく、会話の場なので過度な準備は必要ありません。ただし、時間を有効をに使うためにも企業に対して失礼がないようにするためにも、最低限の準備は整えておく必要があります。

TPOに合わせた格好をする

一つ目は、TPOに合わせた格好をすることです。OB・OG訪問は面接の場ではありませんが、企業の方と会うのにふさわしい格好をしなければいけません。遊びに行くような格好で行ってしまうと、マイナス評価につながる可能性もあるので注意してください。

話しの流れをイメージしておく

二つ目は、会話の流れをイメージしておくことです。OB・OG訪問を行う際は聞きたいことがあると思うので、聞きたいことを聞けるように頭の中で流れを考えておきましょう。ちなみに、一般的にOB・OG訪問の時間は、30分〜1時間程度となっています。

得たい情報を明確にする

三つ目は、OB・OG訪問を通して得たい情報を明らかにしておくことです。しっかりと目的を持って、OB・OG訪問に臨みましょう。

ベストなタイミングで効果的にOB・OG訪問を行おう

現役社員の方と直接話ができる、OB・OG訪問はとても貴重な場です。ただし、それなりのパワーや時間を費やすことになるので、志望度の高い企業に対してベストな状態で臨めるよう志望企業を絞り込んでからOB・OG訪問を始めるのが良いでしょう。OB・OG訪問を通して自分の判断軸が正しいのか、しっかり確かめてください。また、効果的にOB・OG訪問を行うためには、話の流れをイメージしたり得たい情報を明確にするなど最低限の準備が必要です。相手に失礼のないように、服装にも注意してOB・OG訪問に臨みましょう。

YouTubeで動画も公開中

OB・OG訪問の準備から進め方までの詳しい解説はYouTubeでも公開中です。記事には載せきれなかった貴重な話もまだまだたくさんあるので、ぜひYouTubeもチェックしてみてください。
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