【内定者が語る】スカウト型・逆求人サイトの使い方、メリットとデメリットも合わせて紹介

情報を登録しているだけで、企業からスカウトが来る逆求人サイト。「興味あるけど、本当にスカウトが来るの？」と疑問に思っていて、登録はしていない人もいることでしょう。
今回はそんな就活生に、実際に逆求人サイトを使っていた筆者が、その使い方、メリット・デメリットを解説していきたいと思います。
逆求人サイトを使えば、大幅に内定獲得までの時間を減らすことができますので、興味ある方は是非読んでみてください。

Summary

逆求人とは？

逆求人サイトを使ったことがない人だと、逆求人ってそもそも何？と思うかもしれません。まず、逆求人サイトを利用した際の流れを紹介します。

最初に情報登録

逆求人サイトを利用する際、まず自分の情報を登録します。生年月日や学歴はもちろんですが、自己PRやガクチカ、資格なども書きこんでいきます。こういった項目は登録が任意であることが多いですが、情報が充実していればいるほど、スカウトが届きやすくなるので、逆求人サイトを使う場合は書ける項目は書いた方ががいいでしょう。

企業からスカウトが届く

登録情報を企業は確認し、会ってみたい・選考に呼びたいと思った学生にスカウトを送ることになります。このスカウトにも様々な種類があり、説明会への勧誘といった選考にあまり関係ないものから、人事部との面談、ES免除、1次試験免除など本選考に直結したものまであります。
このように、基本的に逆求人サイトを利用する場合、
情報登録→企業からスカウト→選考→内定
という流れになります。

逆求人サイトのメリット

接点のなかった企業と知り合える

就活では、自分の知っている企業、友人や先輩が働いている企業などを受けてしまうので、どうしても接点をもてる企業は限られてしまいます。そのため、自分の就活軸や性格が企業の事業・社風と合っていたとしても、出会えずに就活を終えてしまう可能性があります。
逆求人サイトで情報登録をすると、「自社と雰囲気が合う」、「自社で働いてほしい」と思った企業からスカウトが来るので、接点のなかった企業と知り合える絶好の機会に出会えるのです。
自身の選択の幅を広げたいと思っている学生にはピッタリのサービスでしょう。

内定獲得までの時間短縮

特別選考への招待や1次面接の免除などのスカウトを獲得できた場合、内定獲得までの時間を短縮することができます。
ES・Webテストを受け、面接を何回も受けるという選考フローのうち、ESや1次面接など一部のフローが免除になることは就活生にとって大きなメリットと言えるでしょう。

逆求人サイトのデメリット

業界・企業規模に偏り

逆求人サイトに登録している企業のほとんどは中小企業やベンチャー企業です。最近では、大企業も登録していますが、説明会への勧誘がほとんどで、面接に直結するものは滅多にないようです。実際、筆者が使った際にも、ベンチャー企業からはスカウトもたくさん届き、選考に直結しそうなものが多いのに対し、大企業からは説明会への招待などのスカウトが数件しか届きませんでした。
大企業志望者でも、他社との差別化ができる資格やエピソードに恵まれていると、選考に直結するスカウトが来ると思いますが、（筆者のような）一般的な学生だと大企業からのスカウト獲得は難しいと思った方がいいでしょう。そのため、大企業志望者が使うと、期待外れと思ってしまうかもしれません。ですが、ベンチャー企業や中小企業志望者にはチャンスが転がり込んでくるので、是非使ってみるとよいでしょう。

意外と手間がかかる

情報を登録すれば、企業から勝手にスカウトが届くので、楽そうと思うかもしれません。ですが、実際には、かなり手間暇をかけないと、企業からのスカウトは届かないのです。
まず、最初の情報登録ですが、学歴や生年月日など必要項目だけ埋めてもスカウトは届きません。選考直結型のスカウトを獲得するためには、ガクチカ、長所・短所、自己PRなど任意の項目をできる限り埋めないといけないのです
また、サイトを放置していても、スカウトが届きません。
現在の就活状況を更新したり、毎日サイトを確認するなどの手間暇が必要なのです。逆求人サイトによっては、企業が出せるスカウトの数に制限がかかっていることがあります。そのため、企業は数少ないスカウトを有効に活用するために、優秀かつスカウトを受けてくれそうな学生にスカウトを出そうとします。
そのため、あまりサイトを確認しない人は、スカウトを受けてくれる可能性が低いので、スカウトを出してくれないことが多いです。情報は充実しているのに、連絡が来ない場合は、放置しすぎている可能性があります。
このように、逆求人サイトを使って就活をする場合、意外と手間がかかるのです。

逆求人サイトを使った就活

逆求人サイトの使い方、メリット・デメリットを解説していきましたが、いかがでしたか。
情報を充実しないと行けなかったり、サイトの確認が必要だったりとデメリットも存在しますが、選考フローを飛ばすことができる、自分にあった企業と出会えるなどのメリットもあります。特に、ベンチャー、中小企業に関心あるけど、あまり情報集められないとお悩みの方にはオススメですので、是非登録してみて下さい。上手く、逆求人サイトを活用して、就活にかかる時間を短縮していきましょう。