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エントリーシートを書くうえで、「この話題で書いたらマイナス評価につながらないかな」と悩むことあるのではないでしょうか。エントリーシートに書いてはいけない話題が存在するのか、採用者の視点でズバリお答えします。今まで没にしてきた話題の中に、実はPRに使える話題があるかもしれません。エントリーシートに何を書こうか迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

エントリーシートを書く上で覚えておきたいポイント

エントリーシートを書くうえで、押さえておきたいポイントを紹介します。企業に刺さるエントリーシートを書くには何を意識すればいいのか、しっかり確認しておきましょう。

「話題」よりも「活動内容」が大事

エントリーシートを書く上で何を話題に書こうか悩まれる方も多いと思いますが、大事なのは話題ではなく活動内容です。どのような目標を立て、目標を達成するためにどのような活動をして、どのような結果を得たのか企業に伝えることが大事です。あなたの行ってきた活動を通して、会社でも再現性のある働きをしてくれるのかという点を企業は知りたいのです。

書いていけない話題はない

エントリーシートに書く内容は、基本的に何を話題に書いてもOKです。エントリーシートといえば留学に行ったなどすごいことを話題にしないといけないというイメージがあるかもしれませんが、決してそんなことはありません。仕事に活きそうな行動を起こしてきたのであれば、日常生活のことを話題にしても大丈夫です。例えば、大学生になって一人暮らしをされている方もいると思いますが、一人暮らしを話題に書いても問題はありません。採用担当者の経験から言うと実際に一人暮らしを話題にしたエントリーシートは今まであまりみたことはないですが、一人暮らしのような日常生活を話題にしていることでマイナス評価を与えることはありません。紹介したように大事なのは話題ではなく、話題に対しての行動内容です。

エントリーシートを書くときに意識したい「STAR」

エントリーシートでは「活動内容」をしっかり伝えることが重要と紹介しましたが、「STAR」を意識することで自分がどのような考えで行動をしてきたのか活動内容が企業にとても伝わりやすくなります。「STAR」とは 「Situation:状況」「Target:目標」「Action:行動」「Result:結果」のことです。エントリーシートを書くときは「STAR」の順番どおりに、「状況→目標→行動→結果」の流れで文章を組み立てていくとより伝わりやすい文に仕上がります。いつどんな状況で、どのような目標を持って物事に取り組み、目標を達成するためにどのような行動を起こし、その結果どのような成果を得られたのか、「STAR」を意識してエントリーシートを書いてみましょう。なお、「STAR」の意識をはじめ伝わりやすいエントリーシートを書くコツは、下記の記事や動画でも詳しく紹介してるので併せてチェックしてみてください。

知らないと損!一発で企業に伝わるエントリーシートを書く方法

採用担当経験者が教える良いエントリーシと悪いエントリーシート

エントリーシートの評価を採用担当者から聞く機会はないため、どのようなエントリーシートが評価につながるのかいまいちわからない方も多いのではないでしょうか。実際にどのようなエントリーシートを評価し反対に評価しないのか、採用担当経験者が実例を交えて紹介します。

採用担当経験者が教える過去の合格例

実際に日常生活を話題にしたエントリーシートで、どのような方に合格を出してきたのか採用担当経験者が一例を紹介します。過去に合格を出した例としては、苦学生の方に合格を出したことがありました。合格を出した学生は奨学金や親からのサポートを受けながらも自分でお金を稼いで学校に行き、学業と学業以外の活動、仕事を両立させている学生でした。合格を出すポイントとしては困難なことを伝えるだけではなく、困難なことがある中でどのように困難を克服したのか、経験がどのようにして仕事に活かせるのか関連づけて話せているかどうかが重要になってきます。話題を問わずエントリーシートを書く場合は、過去の経験がどのように仕事に活きるのか伝えることが大切になります。

採用担当経験者が教える残念なエントリーシート例

多くの学生が陥りがちな、残念なエントリーシートについても紹介します。多くの学生がよく書いているのが、人数が少なく潰れそうなクラブを新入生歓迎会で頑張って部員を増やしましたという話です。そもそもクラブの部員が減ってしまっているということは、クラブの運営にも問題があるためクラブを立て直す努力をしなければいけません。新入生歓迎会だけ頑張っても問題の本質的な改善には至っておらず、新入生歓迎会を頑張ったというエピソードだけでは評価することはできません。

アピールにつながればエントリーシートは何を話題にしてもOK

エントリーシートを書く際に「こんなことを話題にして書いてもいいのかな」と不安になることもあると思いますが、企業へのアピールにつながる経験があるなら何を話題にしても問題ありません。紹介したように特別な話題ではなくても、日常生活を話題にしたエントリーシートで合格になった事例もあるので安心してください。大事なのは何を話題にするのかではなく、どのような考えを持って何を行ってきたのか活動内容を伝えることです。話題に捉われすぎず、自分をアピールできるエントリーシートを作っていきましょう。

YouTubeで動画も公開中

エントリーシートに記載する話題について、元P&Gジャパン採用/研修統括マネージャーのレクミーおじさんが詳しく解説している動画はYouTubeでも視聴できます。記事には載せきれなかった貴重な話も聞けるので、ぜひレクミーチャンネルもチェックしてみてください。
【過去の合格例付き】エントリーシート書いたらアカン話題って?