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客室乗務員の実態とは
客室乗務員の実態とは

就活で志望している人も多い客室乗務職。近年では男性客室乗務員の採用も増えたことも話題となっています。一見華やかに見える業界ですが、実際客室乗務職の実態ってどうなの?という疑問を現役CAの意見を取り入れて解消します!

客室乗務員とは

客室乗務員とは、機内でお客様に快適な空の旅を楽しんでいただくためにドリンクや機内食のサービスをする職業です。最も重要な仕事は、お客様を安全に旅先までお届けすることで、保安面に関してはサービスよりも大切に業務をしています。下記、現役CAに聞いた職業の良い点・良くない点に関してまとめたものです。

良いと感じる点

様々な国に行くことができる

国際線も乗務できるようになると、様々な国に飛び回ることができます。世界各国の文化に触れることができ、自分自身の視野を広げることもできます。ANAの場合は、1年目から国際線をフライトすることができ、JALは2年目から国際線をフライトすることができるのが特徴です。

知見が増える

様々な国に行くにつれて、知見が増えていくのが客室乗務員です。文化や芸術に興味がある方は、その国にある美術館やミュージカルに行くなどしてフライト後過ごすことができます。また、世界遺産検定を持っている方は、フライト先の世界遺産を回って過ごしているという方もいます。日本に帰ってきた際、海外に行って感じたことを友人や家族に話すこともできるので、新しい情報を持って日本に戻ってくることができ、話題も増えるので楽しいでしょう。

様々な人と関わることができる

毎回フライトのメンバーが違ったり、お客様も日々変わってくるのでフライトを通して沢山の出会いがあります。好奇心旺盛で刺激のある毎日を過ごしたいという方は特に向いている仕事でしょう。逆に、内向的であまり多くの人と関わることは苦手という方は向いていない職種と言えます。

世界各国の美味しい料理を食べることができる

様々な国の美味しい料理を食べに行くことができるので、フライト後の楽しみがたくさんあります。スペインの場合だとパエリア、イタリアの場合だとピザやパスタなどのイタリアン等食べに行くことができるので、フライト先では非常に充実した時間を過ごすことができます。

フライトによってメンバーが違う

一見フライトによってメンバーが違うと友人ができないイメージがありますが、現役CAから聞いた話によると、その方が良いと言っている方が多いということです。
例えば、苦手な先輩CAがいた場合でも、2度と同じフライトにならないレベルでシフトがかぶらないというお話を聞きました。仲の良い方ができた場合は悲しいですが、CAの数が年々増えていることもあり、同じ人とシフトが何回もかぶるということはないそうです。

良くないと感じる点

時差

世界各国に飛び回る仕事であるため、時差による影響がかなりあります。どこでもいつでも寝ることができるという方はあまり支障が出ないので、そのような特技がある方は大丈夫かもしれません。しかし、時差に苦しんでいる客室乗務員も多いとのお話がありました。

土日休みではない

客室乗務員は、シフト制であるため土日休みではありません。友人と遊ぶ約束が合わせづらいなどの問題点があるため、シフト制という形態で困る場合も多いです。また、日によっては時間が深夜からの場合や早朝からの場合など様々なので、人との予定は合わせづらいでしょう。

体力

体力勝負な職業なので、1日の疲労感はかなりあるそう。休みの日にはどこかに出かけたりするのではなく、家で寝ているという方も多いので、自分なりのリフレッシュ方法を見出しておきましょう。基本的には過去にスポーツをやっていたという方が多いですが、国際線のフライトになると長時間サービスをすることになるので、体力をつけておくと良いかもしれません。

上記を踏まえて職業の選択肢の1つに入れてみてください


今回は、現役CAに聞いた客室乗務員の良い点や悪い点を紹介しました。就活をしているときには、全ての職業が良く見えますが、悪い点も踏まえた上で職業の選択肢に入れてみても良いかもしれません。客室乗務員は好奇心旺盛な方にはぴったりな職業です!