就活の初期段階として、企業研究や業界研究に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか？企業研究では、押さえておきたい重要なポイントがいくつかあります。多くの企業を受けるとなると企業研究がより大変になってくるので、押さえておくべきポイントだけ押さえるようにしましょう！

なぜ企業研究をするのか

企業研究を念入りに行う理由は、自分に合う企業を探すためです。大手企業に内定した方は、企業研究・業界研究共にきっちり行っている方が多く、会社がどのような事業に力を入れており今後どのような方針で進めていくか理解しておくことで、面接にも活かすことができます。志望動機を言う際、この事業に携わりたいという具体的な内容を話すことで会社に関しての理解を面接官に示すことができるのでおすすめです。企業研究を行うことで、会社に入ってからのミスマッチを防いだり、面接で話すことができるネタが増えたりと良いこと尽くしなので、是非念入りに企業研究をしてみてください。

企業研究でおさえておきたいポイント

企業理念

企業理念に関しては、その企業がどのような事業を大切にしているかや会社の方針がわかる大切な項目になります。仕事に対する考え方や仕事をする理由等が垣間見えるものとなっているので、共感できる部分を探すようにしましょう。企業理念から、求めている人材像がわかる場合もあるので要チェックです。

行動指針

会社によっては、社員が参考にすべき行動指針が書かれている場合もあります。社員にこのように行動してほしい、このような価値観を大切に仕事をしてほしいといった社長からのメッセージでもあるので、確認しておくべきと言えるでしょう。自分にも当てはまる行動指針の内容を探すことで面接でアピールすることもできます。

業務内容

その会社がどのような業務を行っているかまとめたものが、業務内容という項目に記載されています。自分が行いたい業務を行っているか確認することができるので、この項目はざっと確認しておくようにしましょう。

求める人材像

採用情報に載っていることが多い、その会社が求めている人材像に関してです。求めている人材像は就活生が絶対にチェックしておきたい項目であり、その項目の中で自分がアピールすることができる点がないか考えるようにしましょう。例えば、チャレンジ精神旺盛で前向きな人を求めているという記載があれば、その点に関してアピールできる具体例を見つけるようにしましょう。

今後の展望

この情報に関しては書いていない場合も多いので、既存の情報から自ら想像するようにしましょう。例えば、保険業界で、自動車保険を売りにしている会社であれば、自動運転が進む自動車業界の中でどのように保険を売り出していくか考えるなど、自分で未来を想像し面接に臨むと良いでしょう。

より企業研究を深めるには

OB訪問

ホームページの情報だけではなく、実際に会社の社員の方とお話をすることで企業理解がより深まるでしょう。会社の幅広い年齢層の方とお会いしてお話をお伺いすることで、会社をあらゆる角度から知ることができ、深い企業研究ができます。長年在籍している社員と新入社員とでは会社への見方が違ったり、視点が違うと言えます。そのため、OB訪問では幅広い年齢層の方に合って話を聞くことで、企業研究をより深められると良いでしょう。

インターン

短期インターンでも企業研究を深めることができるでしょう。短期インターンでは、簡単な会社説明からグループワークなど様々な方法を通して会社全体を理解することができます。インターンでは、受け身で話を聞くだけではなく、ホームページ等に書かれてあった会社の情報に関して分からない部分を座談会の際に尋ねるなどして、企業研究をより深められるように努めましょう。

企業研究をして自分に合う企業を探しましょう！

企業研究をすることで、その会社が自分に合うかどうかより深く知ることができます。業界が同じであったとしても企業によって、企業理念が全く違ったり求めている人材像もかなり異なる場合があるので、自分と価値観が合う企業を探すようにしましょう。