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CA内定者が語る
CA内定者が語る

幼い頃から馴染みのある職業である、客室乗務員(CA)。他の企業での面接とは違い、面接は独特な雰囲気があります。日系航空会社として人気な、ANA(全日本空輸)とJAL(日本航空)では、グループ面接と個人面接の両方を取り入れています。今回は、CA志望者が知っておくべき面接で意識すること、コツをご紹介します。

選考フロー

ANAの選考フロー

ANAの選考フローは、エントリーシート+自己PR動画→1次面接(グループ面接)→2次面接(個人面接)+簡易健康診断→最終面接(個人面接)+健康診断です。面接は計3回で、2次選考、3次選考には健康診断が含まれます。

JALの選考フロー

JALの選考フローは、エントリーシート→1次面接(グループ面接+グループディスカッション)→2次面接(グループ面接)+簡易健康診断→最終面接(個人面接)+健康診断です。ANAと同様に、面接は計3回で、2次選考、3次選考には健康診断が含まれます。しかし、1次面接、2次面接はグループ面接で、個人面接は最終選考のみです。

ANAが求めている人材像

ANAが求めている人材像は、協調性があり、温かくチャレンジ精神旺盛な人です。社員の行動指針として、「あんしん、あったか、あかるく、元気に!」というものがあるので、このような性格を持った人が求めている人材像と言えるでしょう。また、ヘリコプター2機から始まり、これまで様々な事業を展開してきたこともあり、チャレンジ精神を特に大切にしている会社です。

JALが求めている人材像

JALが求めている人材像は、他者への感謝の気持ちを忘れず謙虚に努力をすることが出来る人でしょう。JALは、JALフィロソフィという社員の価値観、考え方を大切にしている会社なので、JALフィロソフィで自分の価値観と当てはまるものを探し、その考え方・価値観が身に付いたきっかけや活かされた経験を効果的にアピールすると良いでしょう。

面接で気を付けるべきこと、コツ

身だしなみ、話し方

CAの面接では特に身だしなみ、話し方が見られています。身だしなみに関しては、スーツにほこりが付着していないか、しわが付いてないかなどの清潔感です。実際に筆者は面接会場にほこりをとるテープを持っていくなど工夫して身だしなみを整えるようにしていました。髪型に関しては、面接会場のお手洗いにヘアワックスやピンなどが準備されているので、面接会場に入る前にお手洗いで身だしなみの最終チェックをするようにしていました。話し方に関しては、大きな声でゆっくり話すように心掛けました。面接官の立場を考えて、話し方を考えるようにしていました。

一方的に話さない

面接では、聞かれたことだけに簡潔に答え、長々と話すことがないように心掛けていました。面接官との会話を楽しむことで、面接官が飽きてしまうことなく、楽しい面接になるようにし、印象に残るように工夫していました。

面接官の立場に立つ

面接の中で最も大切なことは、面接官の立場に立つことです。相手の立場に立って考えることは、CAに求められる要素の1つでもあるので、面接でもその能力があるか見られています。会話のキャッチボールを大切にし、面接官に楽しんでもらえるような面接になるように心掛けましょう。

CAの面接は特殊なのでしっかり対策を!

CAの面接は他の業界とは違い、独特な雰囲気があります。しかし、待合室では、周りの学生と話して励まし合い緊張をほぐすなど周りと協力しながら乗り越えることが出来ます。
面接が進むにつれて入社したいという想いと同時に緊張感も大きくなっていくので、緊張しないように入念に準備してから臨みましょう。