就活の成績証明書の入手方法や企業に提出する時期を解説します。筆者の体験をもとに、成績は選考に影響するのかといった疑問にも答えます。
面接時に、成績について聞かれた際の成績のアピール方法なども記事にしたので、ぜひ参考にしてみてください。
Summary
就活の成績証明書の概要
入手方法
成績証明書は、自身が所属する大学の事務室で受け取ることができます。自動発行機が大学に設置されている場合は、営業時間内であれば気軽に発行することができます。発行にかかる費用は大学によって異なるので、チェックしてみてください。大学の休み期間と重なると発行できない場合があるので注意が必要です。
提出の時期
企業によって、提出時期は異なりますが、面接を受けている段階で成績証明書を求める企業は少ない印象です。内定をもらった後に、提出を求められることが多いようです。成績の提出に関しては、エントリーシートにA・B・Cといった評価ごとの取得単位数を記入する簡易的なものや成績証明書と同じ形式の教科ごとの成績をWEB上で提出させる企業もありました。WEB上で提出するものは、一度登録すれば使い回して、さまざまな企業に簡単に提出することができるので便利です。

選考への成績の影響
成績は選考に影響する一つの要素
学業の成績は、あくまで面接官が就活生を判断する一つの評価基準です。学業の成績が悪い側面だけを見て就活生を判断することは基本的にないでしょう。成績が非常に良くてもそれだけで内定が取れないことと同様です。企業は就活生のさまざまな側面から就活生を判断するので、選考と成績の関係性はあくまで一つの評価基準であることを念頭に過度な心配をすることは避けましょう。
企業は、学業の成績をそこまで重視していない印象があります。筆者は、学業の成績が悪かったのですが、書類選考で落ちることは少なかったです。学業の成績は、頭の良さを直接的に表すものではないことや大学によって評価基準が異なること、取得する単位の授業の多様性など評価にしにくい要因があります。
面接時に質問で聞かれるのか?
面接時に、学業の成績について聞かれることはあります。しかし、聞かれる頻度は少ない印象です。面接では、学生時代頑張ったことや志望動機を中心に聞かれます。
筆者は、成績が悪かったので、たまになぜ成績が悪いのか?聞かれることはありました。その際は、学業の代わりに、自身が注力していたことを話すようにしていました。
面接での成績の活かし方
良い成績をアピール
面接で学業の成績をアピールする際は、成績だけをアピールするのではなく、成績を通して自身の人間性を企業にアピールするとよいでしょう。なぜ学業を頑張ったのか?、なぜよい成績が取れたのかを自己分析して整理することが必要です。面接で整理したことを志望動機や学生時代取り組んだことと絡めて話すことで、説得力も増すのでよいでしょう。
悪い成績への対処法
成績をアピールする方法と同様で、自己分析して準備することが重要です。なぜ学業に注力しなかったのか?をとことん考えましょう。たとえ学業を疎かにしていても、学業になぜモチベーションを見いだせなかったのかや代わりに注力したことをしっかりと面接官に話すことができれば、自己アピールになってよいでしょう。
就活の成績証明書のまとめ
就活の成績証明書は、自身の大学の事務室や自動発行機で入手しましょう。成績証明書を提出する時期は企業によって異なり、選考段階ではWEB上で提出する企業が多いです。面接で成績をアピールする際は、事前に自己分析をしてから、志望動機や学生時代頑張ったことと絡めて面接官に話しましょう。成績が悪い際にも、自己分析することが重要です。