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就活で自分の長所や強みを見つける方法から見つけた後のアピールの方法までを記事にしました。長所や強みに自信がないと不安に思う人は、目安となる特徴をまとめた表を用意したので、ぜひこの記事を参考に自分の長所や強みを分析してみてください!

就活の長所、強みの見つけ方

過去の体験から長所を紐解く

学生時代の出来事や人生のターニングポイントとなった出来事、長期的に自分が取り組んできたことなどから長所や強みを紐解きましょう。例えば、学生時代に取り組んだこととして部活動やサークル活動などといった課外活動を振り返ることで、自己分析をするとよいです。その際に、課題や困難に対してどう自分が行動したかを振り返ると、長所や強みが見つかりやすいです。
筆者は、課題に対して周囲の協力を仰ぐことで解決してきたので、周囲を積極的に巻き込めることを強みとしていました。長所や強みは長期的な視点で自身の取り組みを振り返ることでも見つかりやすいです。筆者は、サッカーを12年間続けてきたので、長所は一つのことに集中して取り組める性格としていました。長所や強みは長期間の自身の行動、課題や困難への自身の行動から見つけましょう。

短所と長所、弱みと強みは表裏一体

短所や弱みは見つかるが、長所や強みが見つからない人は、短所や弱みを言い換えることで長所や強みを見つけましょう。例えば、短所が自己中心的である場合、自分自身のペースを崩さないという長所として言い換えられます。言い換えが難しいときは、自分では短所だと感じていたが、周りにとってはいい影響を与えていたエピソードを探してみましょう。案外その特徴が自分の長所として捉えられている場合もあります。

 

言い換え例

短所/弱み 長所/強み
飽きっぽい 好奇心旺盛、積極的にチャレンジできる
頑固 粘り強い、諦めない、意志が強い
計画性がない 臨機応変に対応できる、行動力がある
マイペース いつでも落ち着いている、周囲に流されない
主体性がない 協調性がある、適応力が高い

周囲の人

今までの方法を用いても長所や強みが見つからない場合は、周囲の人に協力を求めましょう。自分自身は気づかない長所や強みを周囲の人が知っている場合があります。周囲の人に長所や強みを教えてもらうだけでなく、そう思う理由を聞くと自己分析の助けとなってよいでしょう。また、長所や強みを理解している人も周囲の人に改めて確認してみると新たな自身の発見があり、より深い自己分析につながります。

エントリーする企業

エントリーする企業の業務内容に必要な能力や資質から、自身の長所や強みを見つけましょう。企業研究をした際に見つけた業務内容に必要な能力や資質で、自身に当てはまるものがあれば、それらを長所や強みとして面接やエントリーシートで自己アピールするとよいです。必要な能力や資質は、企業のホームページや説明会で知ることができるので、チェックしてみてください。また、企業に直結した長所や強みは直接的な自己アピールとなり、企業に伝わりやすいです。自己分析から、長所や強みを裏付けるエピソードを探すこともあわせて必要です。

就活の長所、強みのアピールの仕方

面接の場合

面接では、長所や強みを話し、その後にそれに基づくエピソードを話すとよいでしょう。結論を先に話すことで、その後の長所や強みが発揮されたエピソードが面接官に伝わりやすくなります。さらに、自身の長所や強みをどのように業務で生かせるかを話すことで、企業で働くイメージを具体的に想像できていることをアピールできます。長所や強みは、面接で聞かれることの多い質問です。長所や強みを上手くアピールできるように対策をしっかり練りましょう。

エントリーシートの場合

面接と同様に、長所や強みを最初に書き、そのあとに長所や強みを裏付けるエピソードを書くとよいでしょう。長所とともに短所も書く場合が多く、双方の対策を準備する必要があります。短所を記載するときは、先に書いた長所や強みを打ち消してしまわないように注意しましょう。

長所と強みの違い

長所と強みは、どちらも自身の性格の中で周囲と比べて優れているものです。その中で、長所と強みの違いは、長所は普遍的に優れている点で、強みは企業や業務内容に対して優れている点です。強みは企業に有効で直接的に業務に生かせるもの、長所は直接的な関係がなくてもよいものだと覚えましょう。面接やエントリーシートで、両方とも聞かれた場合は必ず意識して臨むことが必要です。長所、強みの区別が不安な人は準備しておきましょう。

性格の特徴と長所アピール例

性格表

頑固 控え目 大胆 慎重
せっかち おっとり 素直 几帳面
協調性がある 好奇心旺盛 社交性がある 優柔不断
冷静 情熱的 陽気 目立ちたがり

強み表

リーダーシップがある 行動力がある 忍耐力がある 挑戦心がある
コミュニケーション力がある 臨機応変に対応できる 計画的に物事を進められる 独自性がある
真摯に物事に取り組む 向上心がある 主体性がある 前向きに物事に取り組む

強み表【忍耐力がある】のアピール例

上の表から今回は【忍耐力がある】という項目について具体的に長所、強みをアピールする具体例を紹介します。筆者の場合は先述の通り12年間のサッカー経験から、「成長できず苦しんだり、辛い状況に陥ってしまったときも目標に向かって集中して耐え抜く忍耐力を持ち、前向きに諦めることなく取り組み続けました。」とアピールできます。

就活で聞かれる長所や強みのまとめ

就活の長所や強みは、過去の体験、短所や弱み、企業の業務内容から探しましょう。その際に、周囲の人に協力してもらうことで自己分析がより進みます。長所や強みは、最初に結論を述べ、次にそれに基づくエピソードを話すことで、伝わりやすくなります。この記事を参考にして、エントリーシートや面接で、上手に長所や強みをアピールしましょう。