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インターンや選考で行われるグループディスカッション(GD)は、就活生のほぼ全員が経験する関門です。

 

「思うように議論が進まなかった」という経験はありませんか?

 

うまく進まない原因の多くは、序盤で話し合いの土台が作れていないことにあります。

 

この記事では、GDをスムーズに進めるために覚えておくべき方法を解説します。

 

議論前の土台作りで全体の質が決まる

企業の人事が見ているポイント


 

グループディスカッションの結論に、模範解答はありません。

 

企業の人事は結論そのものよりも、結論に至るまでのプロセスを重視しているからです。

 

お題から結論まで一貫した思考プロセスを描けているか、グループの意見がそこにまとまっているか――この2点が高評価につながる核心といえます。

 

そのような議論を実現するには、前半部分でしっかりと話し合いの土台を作ることが不可欠です。

グループディスカッションのお題の傾向


 

GDのお題は多岐にわたります。

 

「企業の問題点に対する施策」のような具体的なテーマもあれば、「仕事のために必要なこと」のように抽象度の高いテーマも出題されます。

 

具体的なテーマの場合、現状を分析し、納得のいく解決策を論理的に話し合えているかが重視されます。
抽象的なテーマの場合、メンバー間でテーマの定義にズレが生じないよう、最初に共通認識を作ることが必要です。

 

次項からは、GDの土台作りに必要な具体的な方法を紹介します。

 

土台を固めるためにやるべきこと

 

議論をスムーズに進めるには、序盤で土台を固めることが重要です。

 

そのために行うべき作業は「リストアップ」「時間配分」「定義づけ」の3つです。

 

これらを序盤に済ませておくことで、議論の方向性が定まり、メンバー全員が同じ目標に向かって動けるようになります。

やるべきことのリストアップと時間配分


 

GDでは限られた時間内にグループで結論を出し、場合によっては発表まで求められます。

 

一分一秒を無駄にしないためにも、まずやるべきことをリストアップして可視化し、それぞれに時間を割り当てましょう。

 

基本的には、課題に対する現状分析・解決策の候補出し・各案の評価といった項目をリストアップします。
GDによってはパワーポイント資料の作成を求められることもあるため、準備や資料作りの時間も忘れずに組み込みましょう。

 

例:テーマ「企業の問題点に対する施策」(30分)

 

1. 定義づけ(3分)

2. 現状分析(5分)

3. 解決策の候補出し(5分)

4. 各案の分析・評価(5分)

5. 結論(3分)

6. 発表の準備・資料作成(7分)

7. バッファ(2分)

 

全体の流れを事前に把握しておくことで、議題を聞いた直後にやるべきことと時間配分を素早く提案でき、議論のスタートをスムーズに切れます。

問題の確認と定義づけ


 

お題が抽象的だった場合、話し合いを始める前に問題の定義を確認することが欠かせません。

 

同じテーマを聞いても、メンバーによって思い浮かべるものが異なることがあります。
認識にズレがあると意見がまとまらず、議論が迷走してしまいます。

 

便宜的な設定を共有して共通認識を持つことで、誤解なく円滑に話し合いを進められます。

 

例えば、「最高のチームを作るために必要なものとは」というお題が提示されたとき、「チーム」という言葉の定義が曖昧なまま議論を進めると、意見がバラバラになり現状分析すら始められません。

 

そこで「部活動におけるチーム」というように、メンバー全員に身近な具体的なチームとして定義し直すことで、必要な要素を話し合うスタートラインに立てます。

 

最後に、設定した定義を取り除いてお題の主旨に合うよう結論を調整すれば、説得力のある意見としてまとめることができます。

 

まとめ:GDを成功させるために

 

今回紹介した方法を実践すれば、GDが必ず成功するというわけではありません。

 

時間配分通りに進まないことや、定義づけの段階で意見が割れることもあるでしょう。

 

そうした壁は、練習と経験を積み重ねながら試行錯誤することでしか乗り越えられません。

 

・序盤にリストアップと時間配分を行う

・抽象的なテーマは定義づけで共通認識を作る

・プロセスの一貫性を意識して議論を進める

 

この記事を参考に練習を重ね、自分なりのベストな進め方を見つけてもらえれば幸いです。