ページ上部バナー
就活の熱意の伝え方3タイプを紹介
就活の熱意の伝え方3タイプを紹介

就活の本選考でも最重要項目の一つに挙げられる「企業への熱意」。熱意の伝え方は就活生の立場からするとどれも同じように見えるかもしれませんが、コミュニケーションの受け手である企業側から見ると大きく3つのタイプに分類されます。今回の記事では、どの伝わり方が最もベストなのか、また意識するべきポイントをあわせてご紹介します。

熱意の伝わり方は、就活生のふるまいで大きく変わる

面接での話し方や表情、また事前準備によって、熱意の伝わり方は大きく変えることができます。では、どのような熱意の出し方がベストなのでしょうか?「熱意」を「炎」に例えて、面接官の受けがあまりよくないものから順に紹介していきたいと思います。

「本当に熱意あるの?」マッチ型

熱意が伝わらない学生は基本的に低評価を受けやすい

緊張しがちで、準備不足の方が陥ってしまうタイプです。面接官からすると、「あまり熱意が感じられない」という気持ちになってしまいます。新卒採用は慈善事業ではないので、熱意が感じられず、入社後のモチベーションも低そうな学生に貴重な時間やお金は投資したくないと企業は考えます。そのため、マッチ型の学生はどんなにスペックが優れていたとしても選考は通過しづらいです。

話し方、話す内容をしっかり固めよう

マッチ型の就活生の方は、面接の話の「内容」と「伝え方」を見直してみましょう。詳しい方法論についてはこちらの記事をご覧ください。
https://www.recme.jp/media/201903226944
熱意の出し方は正しいやり方で、十分な量の練習を積めば体得できます。一通り重要なポイントを覚えたら、一つ一つの面接に対して丁寧に取り組めば、結果はついてくるでしょう。

「熱意だけはあるなぁ・・」大火事型

一部の企業では高評価。ただし、大手内定は厳しめ

「とにかく熱意はあります!」という方は、大火事型であると言えるでしょう。このタイプの方は一部の体力が重要視される企業では高評価を受けるかもしれませんが、多くの取引先を持つ大企業では論理性が必要になるため、そこまでの評価を受けられないかもしれませんまた、大人しめの面接官の方に当たってしまうと引かれてしまったり、そうでなくても世間知らずな印象を与えてしまうリスクがあります。

ロジカルな話し方を心がける

大火事型の方は、「ロジカルに」「ゆっくり」話すクセを付けましょう。自分の返答を見直してみると、話しの大まかな構造が固まっていないために内容が右往左往してしまっていたり、想像以上に話すスピードが速くて聞き取りづらくなっているのに気付くことがあります。これらのポイントはなかなか自分で話しているときには意識することが難しいので、録音や友達との模擬面接など、客観的に自分の面接を評価できる環境で練習を積むことがコツです。

「この就活生が欲しい!」ガスバーナー型

「青い炎」を感じさせる就活生は強い

3タイプの中で最も面接に強いのはガスバーナー型の就活生です。青い炎は落ち着いて見えるのにも関わらず温度が非常に高いのと一緒で、基本は冷静に・論理的に振舞いながらも、その言葉の端々に企業への情熱が感じられると、面接官から非常に高い評価を得ることができるでしょう。マッチ型・大火事型の方は改善点を踏まえながら、最終的にはこのスタンスを目指しましょう。話す内容・伝え方の両面で、論理と熱意をうまく使い分けるのがポイントです。

笑顔も意識すればなお良し

論理と熱意のバランスをうまく取れるようになり、余裕が出てきた方は話しているときの笑顔も意識するようにしましょう。結局面接もコミュニケーションの一種なので、笑顔で話している人には面接官も好感を抱きやすいものです。選考が終盤に入り、熱意も能力も同じような人たちの中で最後に内定を左右する要素は就活生の人柄です。もちろん常に笑顔で話すのは不気味なので止めたほうがいいですが、時折笑顔は挟むようにしましょう!

一度面接官の立場になって面接を考えてみよう

就活中は自分からの視点で物事を見てしまいがちですが、結局選考を通過させるかどうかを決めるのは面接官の手に委ねられています。面接官には自分がどのタイプに見えているのかを意識しながら、常にベストの状態を保てるよう努力しましょう。