面接で熱意・感情が伝わらない就活生向け
面接で熱意・感情が伝わらない就活生向け

エントリーシートは通過するけど面接が苦手。こういった学生は数多く見受けられますが、その理由は人それぞれです。この記事で取り上げるのは、質問の受け答えや話の論理性は問題ないけれど、熱意や感情が伝えきれないという方向けの面接攻略法です。

熱意には2つの意味がある

自分の面接のクセを知る

熱意や感情が上手く伝わらないと言っても、具体的な原因がわからないと改善するのは難しいです。原因を特定し、面接のブラッシュアップをするために一番おすすめなのは、第三者からの意見を取り入れることです。
例えば模擬面接でアドバイザーからフィードバックをもらったり、就活友達とお互いに面接練習をしたりと方法はいろいろあります。
特に効果的なのは面接中の自分の姿を動画で撮影し、その映像を確認することです。百聞は一見に如かずという言葉通り、自分で実際に確認すれば他人から指摘されていたポイントをより深く理解できます。

面接の動画やフィードバックから分かる2つの熱意

結論として、熱意は「内容」と「伝え方」に分けることができます。内容とは、志望動機や自己PRが充実しているか、言い換えれば薄っぺらいものではないかということです。これは内容が理路整然としているかどうかではなく、自分の思いが伝わる内容となっているかということに注目しています。
一方、伝え方とは感情を乗せながらメッセージを面接官に訴えかけることができているかということです。
この内容と伝え方とは表裏一体の関係にあり、どちらかが欠けていると上手くいかないことが多々あります。たとえ内容がよかったとしても、淡々と話してしまうと面接官に対する説得力は欠けてしまいます。逆にスピーチなどが得意でも、その話す内容がイマイチと判断されてしまえば高い評価は得られません。
自身で熱意を伝えきれていないと思っている方は、その原因が内容と伝え方のどちらなのか特定してみましょう。

「内容」から熱意を届ける方法

自分の感情が動いたシーンを積極的に伝える

内容における熱意は、「志望理由などの企業に対する熱意」と「ガクチカなどこれまで頑張ったことに対する熱意」の2つに分類できます。
自分の感情が動いたシーンとは、これまで頑張ったことの中で、なぜその選択をしたのかという自分の気持ちが関わる場面です。これは面接官が学生の人となりを理解するために必要な要素でもあります。面接官に話すストーリーの中で、どれくらい熱意をもって行動したのかアピールすれば人間性を評価してもらえます。

入社後のビジョンを具体的に伝える

企業に対する熱意は志望動機の中で伝えることはできますが、入社後のビジョンを質問されたときにもアピールできます。この入社後のビジョンと言う質問、社会人として働いたことがなければイメージしづらく、抽象的な答えになってしまいがちです。
そこで入社後のイメージをより具体的に答えることができれば、ライバルとの差別化と同時に、入社意欲が高く熱意ある学生という印象を与えられます。この質問に対して具体的に答えるためにはそれ相応の企業研究が求められます。時間はかかってしまうかもしれませんが、具体的に答えることができれば面接官から高く評価されるでしょう。

絶対に伝えたいポイントをまとめて必ず伝える

面接本番では、伝えたかったことの半分も言えなかったというケースが多くあります。伝えようと思っていた企業への思いをど忘れしたり、そもそも志望動機が聞かれなかったりすることもあるでしょう。
企業への熱意を伝えるチャンスを増やすためにも、これだけは伝えたいというポイントを面接前にまとめる方法は効果的です。具体的には、その考えたポイントを紙にまとめ、面接直前まで読み返します。すこし初歩的に思える方法ですが、伝えたいことだけに絞って何度も読み返すことで、本番で言いそびれたという事態を避けることができます。
もし伝えたいことを言う機会が最後まで見つからなければ、逆質問や面接終了直前に何としてでも伝えましょう。

「伝え方」から熱意を届ける方法

ノンバーバルの部分で熱意を伝え、淡々とした話し方から脱却しましょう。

普段の声量の倍以上の気持ちで声をだす

声の大きさがすべて、というわけではありませんが、声が大きければやはり情熱的に見えるのは事実です。面接中は緊張して、自分では気がつかないうちに声が小さくなっている可能性もあります。
心当たりがある方は、普段の倍以上の声を出す気持ちで話しましょう。怒鳴るような話し方は例外として、声が大きすぎて評価が下がることはまずありません。

メリハリと間を加えて伝える

同じ内容を話す場合でも、その話し方、特にトーンの有無やスピードで相手に与える印象は大きく異なります。自己紹介やガクチカを棒読みのまま、お経のようにしゃべる方がときどきいますが、聞き手からすると熱意や感情が伝わらないだけでなく、その内容も記憶に残りません。
面接では相手の反応を見ながら伝わっていることを確認して話すことが求められます。そのためには話に緩急をつけた適切な「間」を置きながら、一定のトーンにならないように重要な箇所で抑揚をつけることが大切です。

表情と視線を意識する

声の大きさ同様、面接では緊張から顔がこわばってしまいがちです。緊張すること自体が直接評価に影響するとは一概に言えませんが、あまりに表情が変わらなすぎると怖い印象を与えてしまいます。
表情は声の大きさやトーンにも影響するため、できる限り明るい表情をキープしましょう。しかし、どんなに緊張していても視線だけは相手の顔に向けるようにしてください。熱意以前にコミュニケーションに問題があると思われしまいます。

熱意・感情は伝わらなければ意味がない

この企業に対する気持ちなら誰にも負けないと思っていても、それが面接官に伝わらなければ評価されず、結果的に内定獲得への熱意が足りなかったということになってしまいます。話す内容と、その伝え方に改善点はないかもう一度確認し、自分の情熱を面接官にぶつけましょう。