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より効果的なOB訪問をするために
より効果的なOB訪問をするために

OB訪問や企業座談会に参加したけど、自分が本当に聞きたい事を聞けなかったという経験はありませんか?就活において、業界理解や企業理解のために非常に重要であると言われるOB訪問ですが、最大限活用できていない学生も数多くいると思います。この記事では、OB訪問をより効果的に活用する方法についてお伝えします。

OB訪問でやってはいけない事

ここでは、OB訪問でやってはいけない事についてお伝えします。貴重なOB訪問の場を最大限活用するために、以下に書かれたことはしないように注意しましょう!

事前の下調べなしでOB訪問をする

事前に下調べを全くせずにOB訪問に臨むのはやめましょう。というのも、OB訪問相手の所属企業や業界についての情報を全く持っていない場合、当日のOB訪問では調べればすぐにわかるような情報しか得られない可能性が高くなるからです。また、忙しい中わざわざ時間を作って会ってくれているOBに対して、全く事前に下調べをしないというのは大変失礼にあたります。最低でも、その企業のホームページに目を通し、どんな業界で何をしている企業なのかくらいは抑えてからOB訪問に臨みましょう!

無難な質問しかしない

OBの方からどう見られるかを気にして、無難な質問しかしない方が多くいます。これでは、自分の本当に聞きたい事が聞けず、せっかくのOB訪問の時間が無意味なものに終わってしまう危険性があります。OB訪問の場は、一部選考に繋がっている場合もありますが、大抵の場合は選考とは関係がありません。OBからどう思われるかを気にするのではなく、本当に聞きたい事を聞くことを心がけましょう!

意図のない質問をする

OB訪問の場で、意図が読めない質問はやめましょう。例えば、「将来の夢は何ですか?」など、なぜその質問をする必要があるかわからない質問をいきなりすると、OBの方は回答に困ります。また、あなたとしても、本来必要な情報が聞けないまま終わってしまう可能性があるため、意図の読めない質問は避けるべきです。こうした、意図のわかりづらい質問をする際は、どうしてその質問をするのか、その背景や理由とセットで質問しましょう。

OB訪問で効果的な質問をするためには?

ここでは、OB訪問にて効果的な質問をするために必要な事をお伝えします。以下に書かれている内容を意識して質問をし、OB訪問を最大限活用しましょう。

質問の目的を明確に!

効果的な質問をするために一番大切なのが、質問する上での目的を明確にする事です。OB訪問を終えた後、どんな情報を持っている状態でいる事が理想なのかを考え、そこから逆算してOB訪問ですべき質問を考えてみましょう。例えば、ある業界についての知識が不足していて、その業界についての理解を深めたいという目的があるならば、その業界での仕事内容や業界構造の変化など、業界への理解を深める質問が必要でしょう。また、業界理解が進んでいて、その企業について詳しく知りたいという目的があるならば、競合他社との比較やその企業での社風や日々の業務内容など、企業への理解を深める質問が必要だと思います。このように、自身の就活の状況に応じて、OB訪問の目的が異なり、質問すべき内容も異なるはずです。まずは、OB訪問の目的をどこに設定するのかを考えてみましょう!

具体的な質問を心がける

自分が聞きたい内容を引き出すために、具体的な質問を心がけましょう。例えば、グローバルなキャリアを築けるかどうかについて聞きたい場合、「どれくらいグローバルな仕事ができますか?」などと抽象的に質問するより、「海外へ転勤して、働ける機会はありますか?」などと具体的に質問した方が、聞きたい事に対してよりダイレクトに回答が返ってくるはずです。抽象的すぎて、結局よくわからないとなるのを避けるために、具体的な質問をするようにしましょう!

仮説を持って質問する

仮説を持った上で質問をする事で、聞きたい事に対してピンポイントの回答を得られます。また、しっかりと事前準備してきた事が相手に伝わるので、好印象になり、より親身に質問へ回答してくれるようになるでしょう。では、具体的に仮説を持って質問するとはどういう事かというと、「私は〇〇だと思うのですが、その点いかがですか?」のように、自分の考えた事を表明しつつ、それが正しいかどうかという形で質問するという事です。仮説を持って質問するのは、比較的高度なテクニックですが、本当に聞きたい情報を取れる確実な方法です。

数字をベースにした質問をする

定性的な情報のみを集めていると、他の企業との比較ができなかったり、伝え方の上手い下手に大きく影響を受けてしまいます。そこで、数字をベースにした質問を尋ね、定量的な情報を取ることが重要です。例えば、「かなり早く事業部長のポジションになれますよ」というお話を聞いた時に、「新卒社員が毎年何人入社して、そのうち何人が、何年で事業部長になっていますか?」と質問する事で、他の会社と比べて早いのか遅いのかという比較ができるようになりますし、言葉の上手い人に騙されないようになります。定性的な事を聞く質問だけでなく、定量的な質問もするように心がけましょう!

効果的なOB訪問をするために

ここまで、より効果的にOB訪問を活用するための方法をお伝えしました。OB訪問や座談会を通じて多様な社会人に会う事で、自身の就活の軸も定まっていきますし、業界理解や企業理解も進んでいくと思います。社会人の方が忙しいスケジュールの合間を縫って時間を作ってくださるので、ぜひその場を有効活用できるようになりましょう!

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