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企業の生の情報を聞くことができたり、志望動機やガクチカのブラッシュアップができるOB・OG訪問の重要性は非常に高いです。しかし、まだ就活を始めたばかりでアポイントの取り方がよく分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は、アポイントを取り付ける上での三つのメジャーな方法を独自の基準でランキングにしてみました!効率的なOB・OG訪問をしたい方はぜひ参考にしてみてください。

一口にOB訪問と言っても、探し方はたくさんある

アポイントを取り付けるツールとしては、以前から存在した「サークルの先輩などに代表される周囲のコネクション」・「大学のOB・OG名簿」と、スマホの普及によって拡大した「専用のマッチングアプリ」を合わせた三つがメジャーな方法になっています。これらの中でどれが一番効率的なのかを考える際に、この記事では三項目を三点ずつの計九点満点で比較しています。

評価ポイント①:心理的ハードルの低さ

OB訪問を始めたばかりだと、心理的なハードルを感じてしまって訪問を取り付けるのを諦めてしまうケースもあると思います。そのため、心理的なハードルが低く、気軽に連絡を取れるほど高い点数を付けています。

評価ポイント②:OB・OGの返信率の高さ

効率的なOB・OG訪問を行う上で意外に大事なのが相手の返信率の高さです。基本的に就活生に時間を割くことは社会人にとってあまりメリットはないため、忙しい方とは中々連絡がつながらないということもよくあります。そのような観点を踏まえて、社会人から返信を貰いやすい方法であるほど点数を高く設定しています。

評価ポイント③:対応している企業数の多さ

どんなに効率的に訪問ができる方法であっても、そもそも訪問したい社員の方の企業がその方法に対して対応していなければ意味がありません。そのため、対応している企業数の多さも評価ポイントに加えました。

効果的なOB訪問の探し方ランキング!

上記の評価基準を踏まえ、メジャーなOB・OG訪問の方法をランキングにしてみました。参考になりましたら幸いです。

第三位:「大学のOB・OG名簿」

①心理的ハードルの低さ :★☆☆
②OB・OGの返信率の高さ :★☆☆
③対応している企業数の多さ:★★★
5点/9点中

第三位は「大学のOB・OG名簿」です。長年メジャーとされてきた方法ではありますが、①と②のポイントが低いです。確かにほとんどの企業のOB・OGが登録してくれているというメリットはありますが、名簿に電話番号しか載っていない企業もあり、まだ訪問に慣れていない人にはハードルが高く感じられるかもしれません。またメールアドレスが最新のものに更新されていないケースも多々見られるために、この点数になりました。
しかし、裏を返せば訪問に慣れてきて、手当たり次第に連絡をしてみる時間的余裕のある方ならばおすすめの方法であるとも言えます。

第二位:「OB訪問専用マッチングアプリ」

①心理的ハードルの低さ :★★☆
②OB・OGの返信率の高さ :★★☆
③対応している企業数の多さ:★★☆
6点/9点中

第二位は「OB訪問専用マッチングアプリ」です。スマホの普及とともに使われ始めた方法ではありますが、すべての項目のバランスが取れています。まだまだ発展途中のため採用している企業の数は限定されますが、LINEなどのメッセンジャーアプリと同じような使用感で使うことができ、その使いやすさの影響からか返信を返して下さるOB・OGの方も比較的多いように感じました。
私は三種類のアプリを入れていましたが、アポの取り付けやすさでは「ビズリーチキャンパス」が一番でした。OB・OGの学部やゼミ、所属団体が掲載されており、自分との共通点を見つけやすいです。また一部のOB・OGには「企業公認マーク」が付いているため、女性の方でも安心して訪問できるのは嬉しいポイントです。

第一位:「周囲のコネクション」

①心理的ハードルの低さ :★★★
②OB・OGの返信率の高さ :★★★
③対応している企業数の多さ:★★☆
8点/9点中

堂々の第一位は「周囲のコネクション」です!これには「ゼミやサークルの先輩」や「友人の親類」、「訪問したOB・OGからのツテ」などが含まれます。
周囲のコネクションからの訪問の最大のメリットは、OB・OGと就活生の結びつきが他の方法よりも強いことです。そのために就活生側は比較的気軽に訪問することができ、また訪問のアポイントもよほどのことが無い限りは時間を作ってくださることが多いです。対応している企業の数は周囲の人間関係によって左右されますが、それを差し引いてもお勧めの方法であると言えるでしょう。

アポイントを取り付けた後に気を付けること

【前日まで】想定質問集を用意しておこう

OB・OG訪問の効果を最大化するために、必ず想定質問集は訪問前日までに用意しておきましょう!筆者の場合、一時間の訪問に対して10~15問くらいの質問を用意していました。質問をするときのコツは「仮説を立てておく」ことです。企業研究を通じて感じた疑問に対して自分なりの考えを用意し、その答え合わせとしての質問をすると、高評価につながります。

効率的なOB訪問が内定のカギ

短い時間で生の情報を得ることができるOB訪問ですが、そのアポイントを取り付ける段階で時間をかけてしまっては本末転倒です。こちらの記事を参考に、効率的にOB訪問をこなしてくださると幸いです。