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面接で緊張から声でないときの対処法
面接で緊張から声でないときの対処法

就活中、緊張から声がでなかったり、震えてしまうことがあるかもしれません。面接は会話のキャッチボールであり、自分の声量やしゃべり方のせいでコミュニケーションが上手くとれなかったという事態は何としてでも避けたいですよね。とはいえ、そんなことは分かっているけど緊張で普段通りしゃべれないという方向けに、面接の前と面接中にできる「声」のアドバイスをご紹介します。

面接で「声」の影響は大きい

声が小さいと落ちてしまうのか

声の大きさだけですべて決まってしまうというわけではありません。しかし面接官は、この学生をお客様の前に立たせても問題がないかという視点で評価することがあります。
その場合、例え緊張していたとしても、面接官が聞き取れないほど何を言っているのか分からないレベルになってしまえば、社員としてやっていけるのか疑問に思われてしまいます。

当日でもできる声の簡単トレーニング

面接が始まる前に誰かと話しておく

就活の面接は、朝の9時から開始するということも珍しくありません。ですので当日初めて声を出したのが企業の受付ということもありえます。
ただでさえ緊張しているのに、声を出すのがオフィスに入ってからとなっては落ち着いて話すのはなかなか難しくなってしまいます。
これを防ぐためにも、面接が始まる前までに誰かと5分から10分程度話しておくことをおすすめします。一人暮らしの方でも、電話で友達と世間話や軽い面接練習をすることもできます。

表情筋を動かしておく

緊張していると顔がこわばってしまい、口が開きにくくなって声が思うようにでないということもあります。
事前に少しでも顔の筋肉を動かしておけば緊張もやわらげることができるので、駅やオフィスのトイレで「アイウエオ」と言うようなイメージで大きく口を開けてみましょう。

面接中に声を出すテクニック

第一印象は入室時で決まる

人の印象のほとんどは出会って5秒以内に決まるというメラビアンの法則があるように、面接でも入室時の印象が大切な要素になります。
この対策として、入室時から声の大きさに意識を向ける必要があります。面接が始まってから声量を上げようと思っても、入室時というスタート時点で本領を発揮できなければ上手くいかないということが意外とあります。
面接室のドアを開ける一瞬のタイミングでも評価を上げる気持ちで臨んでみてください。

就活中に筆者が見つけた声量・トーン・話すスピードを直す簡単な方法

面接で意識すべき「声」のポイントは大きさ、トーン、話すスピードの3つがメインです。本番で焦っているときにこの3つすべてに気を配り、それぞれ対策を講じるのは限界があります。
筆者も就活中、無意識のうちに声の抑揚が小さくなってしまうことがありました。何とか楽してこの課題を解決できないか考えた結果、最終的に思いついたのが「声をめちゃくちゃ大きくする」という方法です。
そもそも緊張で声が出ないのに何を言っているんだと思われるかもしれませんが、面接で声が出ないのは自分が話す内容に集中しすぎてしまうか、極度の緊張で息苦しくなるという2通りが主な原因です。
実は、どちらの場合も気がつかないうちに呼吸が浅くなってしまい、そこに緊張が相まって声がでないという現象に繋がるケースが多くあります。つまり深く呼吸すれば声が自然と出るようになるのではないか、という仮説を立てて筆者は面接を受けていました。
実際、大きすぎるのではないかというレベルで声を出せば、深く息を吸うことができます。そうするとで自然と喉を使うため、声のトーンに変化が生まれるだけでなく、話すスピードも抑えられるようになります。
声のボリュームの目安としては、面接官の後ろの壁に向かって話しかける位の大きさをおすすめします。
この他にもインターネット上では腹式呼吸を意識したりあくびの時の喉をイメージするなど、声の出し方に関する情報は数多く見かけますが、自分に一番合っていると思う方法を見つけてみてください。

緊張しても面接官とコミュニケーションをとる意識で

絶対に緊張しないというのは簡単にできることではありません。むしろ程よい緊張がある方が、パフォーマンスを発揮できるということもあります。求められるのは、面接官と問題なくコミュニケーションができる程度の緊張感です。本番で自分がどれくらい緊張するタイプなのか事前に把握するために、面接練習を繰り返しておきましょう。