エントリーシートが通った就活生の中には、どこで面接の練習をすればいいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。この記事では就活を終えた筆者の体験を交えながら面接の練習や対策方法について解説します。
Summary
大学のキャリアセンターを利用する
一番主流なのは大学のキャリアセンターです。「就活のプロじゃない人の意見なんて当てになるの?」と考える方がいるかもしれません。ですが、実はキャリアセンターでは多くの場合プロのキャリアカウンセラーの方が相談にのってくれます。(筆者の学校はそうでした。)そのため、使う前から役に立たない!と切り捨ててしまうのは時期尚早です。
筆者の友人たちもキャリアセンターを頻繁に利用し、とてもお世話になっていました。一般的に、大学内のキャリアセンターでの受付やWEBでの事前予約が必要になります。面接が本格的に始まる時期には混雑することが予想できるので、早めに行動しましょう。
では、具体的にキャリアセンターはどのようなことをしてくれるのでしょうか。
エントリーシートの添削
一つ目はエントリーシートの添削です。そもそも面接まで辿り着けない、という方はエントリーシートから見直すことをオススメします。一般企業のエントリーシートだけでなく、公務員試験の対策も行ってくれます。
面接練習
キャリアセンターを利用する人の多くが、センターの人と面接練習を行うことを目的にしています。筆者の学校の場合、まずキャリアセンターの人と1対1で面接をします。その際に面接の様子がビデオに録画されており、面接後にビデオを見ながら職員の方にフィードバックをしてもらえます。質問はオーソドックスな内容なので企業ごとの対策は別途必要ですが、面接の基礎はここで練習できます。
グループ面接講座
筆者の学校の場合、個別の面接練習とは別にグループ面接講座が開かれていました。こちらは完全予約制で、同大学の生徒が複数人参加します。レベルの高い面接を見て学ぶこともできますし、他の人が話している時にどのような態度を取るべきかも学べます。
OB・OG訪問の機会を利用する
大学のキャリアセンターやハローワークに比べて、少しハードルが高い手法ともいえるOB・OG訪問。しかし、実際にその企業で働いている人の視点からアドバイスをもらえるため、対策としては非常に効果的です。
大学や専用の就活ツールを使って社会人の方とアポイントメントを取りましょう。その後、実際に会うことになった場合におすすめする面接対策は2つあります。
エントリーシートを見ながら質問してもらう
一つ目は、その企業のエントリーシートを持参して目を通してもらい、その方が疑問に思ったことを質問してもらう方法です。そうすることでその企業の実際の面接においてどのような質問が行われるかが分かり、実際の面接に近い状況での対策になります。
頻出の質問を聞く
次に有効な方法が、その企業の面接において頻繁にされる質問を聞くことです。企業によっては、他の企業ではされないような特殊な質問をされることもあります。その際あらかじめ社員の方に質問を聞いておけば、回答を考えてから面接に臨むことができ、本番で焦らずに済みます。しかし、面接で頻出の質問は人事の方でないと分からない可能性もありますので、期待しすぎないようにしましょう。
友人同士で練習する
上記に加えて、意外と有効な方法が友人同士での練習です。カフェやカラオケなどで学生役・面接官役の二手に分かれ、質問・回答を繰り返します。友人同士だと気兼ねなく深い質問ができるので、面接で細かいところまで質問してくる企業の対策になります。こちらは面接でどんな質問をされるかある程度把握している必要があるため、一度も面接をしたことがない方には向きません。
就活面接の練習まとめ
このように、よく知られている方法から意外な方法までさまざまなやり方で面接の練習をすることができます。いきなり本番の面接に挑むよりも練習・対策をしてから臨む方が上手くいく可能性も高くなります。上記のサービスを上手に利用して選考通過率を上げましょう!
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