【チェック必須】web面接で最高の第一印象を作る４つの方法！|鈴与おじさん直伝

新型コロナウイルスの流行によって、多くの企業がweb面接を採用している昨今、就活生のみなさんはPCやスマホを駆使してどうすれば面接官への印象が良くなるか、試行錯誤していることでしょう。オンライン面接において合格を獲得するには、対面型と違い面接官への第一印象の良しあしが非常に重要になります。今回は少しの工夫で、自宅でも簡単に対策できる第一印象の作り方を、大手物流企業である鈴与の現役人事の佐藤さんから直伝していただきました。

Summary

多くの学生が面接で悪い第一印象を与えている

みなさんは面接に臨む際に面接官に良い印象を与えようと努力していると思いますが、残念ながら面接官から見ると多くの方が悪い第一印象を与えてしまっています。これまで数多くのオンライン面接を担当してきた佐藤さんによると、厳しくジャッジすれば10人中6人程度は面接での第一印象が悪いそうです。つまり、過半数以上の方は、マイナススタートで面接を行っているということ。しかし言い換えれば、今回紹介するポイントを実践するだけで、誰でも上位の4人に入るチャンスがあるということです。第一印象は簡単に良くできるので、次に紹介するポイントをぜひ実践してみてください。

オンライン面接で最高の第一印象を作る4つのポイント

オンライン面接で最高の第一印象を作るための、4つのポイントを紹介します。4つとも誰でもすぐに実践できる簡単なものなので、ポイントを押さえて明日からのオンライン面接に取り入れてみてください。

①背景をキレイにする

1つ目のポイントは背景をキレイにすることです。背景をキレイにするといっても面接を受けるために、わざわざお金をかけてセットを用意する必要はありません。洗濯物を干しっぱなしにしないなど、背景に余計なものが映り込まないようにするだけで大丈夫です。大切なのは、雑然とした背景にしないことです。背景が雑然としていると、面接官も目のやり場に困ってしまいます。また、ZoomやTeamsを使えば簡単に背景を設定することができますが、機能は使わずありのままの状態で面接を受けた方が個性を出せてプラスに働くこともあります。背景は華美に飾る必要はありませんが、生活感が出すぎないように整えてから面接に臨みましょう。

②照明の使い方に気をつける

2つ目のポイントは、照明の使い方に注意することです。オンライン面接を受ける際には照明を活用している方も多いと思いますが、正しく照明を活用できているでしょうか。実はオンライン面接において、照明を正しく活用できていないケースは珍しくありません。照明は当てる角度が非常に大事で角度を間違えてしまうと逆光になってしまい、照明を使っているのにかえって表情が見えづらくなってしまいます。面接官は応募者の表情を読み取り発言の真意を探っているところもあるので、表情をはっきり見せることは非常に大切です。面接を受ける前に照明の当たり方を確認し、表情がはっきり見えているのかチェックしておきましょう。

③カメラの角度に気をつける

3つ目のポイントは、カメラの角度に気をつけることです。カメラの角度も非常に大事で、カメラの角度によってカメラ映りは大きく変わり面接官に与える印象も変わってきます。例えば、目線より低い位置にカメラがあると、上から目線に映ってしまい面接官に悪い印象を与えてしまうことがあります。カメラの高さは、自分の顔と同じ高さにするのがベストです。パソコンを使ってオンライン面接を受けられる方も多いと思いますが、パソコンの場合はパソコンの下に本などを置いて簡単に高さを変えることが可能です。照明と同様にカメラ映りについても、面接を受ける前にしっかりチェックしておきましょう。

④笑顔を心がける

これは対面型でもweb型でも同じですが、いくら緊張しているとはいえいきなり険しい顔で面接官とご対面するのはあまりに印象がよくありません。感情と表情はリンクしているものですから、少し無理にでも口角を上げて、笑顔を作る練習をしておけば、本番の緊張もリフレッシュすることができるはずです。また見た目の印象としては、女性であればオンライン用のメイクテクニックもインターネットなどで閲覧できますから、必要であればチェックしてみてください。最近では男性用の顔色補正クリームなどもありますので、男性の方もメイクアップしてもいいでしょう。

カンペの丸読みは面接官にバレる

最高の第一印象を作るポイントに加えて、特別に面接を受ける際のポイントについても佐藤さんに教えていただきました。オンライン面接を受ける際に手元にカンペを用意している方もいらっしゃると思いますが、カンペの取り扱いには注意が必要です。面接官にカンペが見えていなければ大丈夫と思っているかもしれませんが、カンペが見えていなくてもカンペを読んでいると面接官は気づくことがあるそうです。佐藤さん自身はカンペやメモを用意すること自体は問題がないと考えているようですが、用意した文章を丸読みするのは絶対にやめたほうがいいと断言しています。カンペを用意する際は、丸読みすることがないように文章にするのではなく話したいことをメモ書きしておくことをおすすめします。

ポイントを押さえて最高の第一印象を与えよう

面接において第一印象を良くすることは、決して難しいことではありません。「笑顔を心がける」「背景をキレイにする」「照明とカメラの角度に気をつける」、少しの工夫で印象は大きく変えられます。単に顔が映って声が聞こえればいいと考えるのではなく、面接を受けるのにふさわしい環境をしっかり整えてから面接に臨むようにしましょう。

YouTubeで動画も公開中

鈴与の佐藤さんに面接官の視点から、面接のコツを詳しく教えていただいた動画はYouTubeでも視聴できます。記事には載せきれなかった貴重な話も聞けるので、ぜひレクミーチャンネルもチェックしてみてください。
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