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面接の最後に必ずと言っていいほど設けられる逆質問の時間。この逆質問は唯一就活生側から発信出来る貴重な時間です。そんなアピールチャンスを活用しない手はないでしょう。この記事では逆質問の作り方や心がけておきたいポイント、NG質問をご紹介します。

逆質問の作り方

まずは効果的な逆質問の作り方をご紹介します。

企業のニュースから作る

まずは受ける企業に関するニュースを新聞やインターネット上の記事から仕入れましょう。そして、そのニュースを深掘る質問をしてみましょう。面接官に志望度の高さや熱意をアピールするチャンスを逃さないようにしましょう。志望企業の製品リリースのニュースや情報を絡めて質問をすることでより一層アピールに役立ちます。

就活記事から探す

レクミーの過去の記事も参考にしてみてください。
「内定への近道になるかも!就活での効果的な逆質問」
https://www.recme.jp/media/20180927920
「逆質問の考え方!面接で熱意をアピールするラストチャンスを活かそう」
https://www.recme.jp/media/201906147429
「【Vol.4】情報の利用法、そしてその先の逆質問へ~2019年卒商社・金融志望、マジメ系一橋内定者の就活体験記~」
https://www.recme.jp/media/201811261714

心がけておきたいポイント

逆質問をする上で、心がけておきたいポイントをまとめました。

一問一答にならない

逆質問に対する面接官の回答が終わった後、「ありがとうございます。」だけで済ませないようにしましょう。そこから会話を広げられるとベストですが、それはなかなか難しいです。そこで簡単にできるのが、面接官の話を受け止めた姿勢を示すことです。例えば最終面接の鉄板質問に「内定後に何か身につけておくべきスキルはありますか?」という質問があると思います。この際「~ということですね。~を明日から実行してみます。」のように簡潔に返すことで面接官とのやり取りを受け止めたことを伝えることができます。

無難な質問を少しアレンジ

インターネットで逆質問について検索すると、たくさん無難な質問が出てきます。そんな無難な質問を少しアレンジしてみましょう。
例えば業界の動向について質問する場合、「私なりに調べて~だと思ったのですが、実際に働かれている面接官さんから見るとどう思いますか?」のようにアレンジできます。またやりがいについて聞きたい場合、「ありきたりな質問なのですが、とても気になっていまして~」のように前置きするアレンジもできます。

集団面接なら他の学生に配慮を

1対1の面接であれば逆質問にある程度時間を使えますが、集団面接の場合は他の学生への配慮も必要です。アピールしたいがために時間を使い過ぎると、他の学生に迷惑をかけてしまいかえって低評価につながります。簡潔な質問と応答を心がけましょう。

NG逆質問

ここでは避けるべき逆質問のタイプをご紹介します。

調べればわかる質問

これは面接のみならず社会人と関わる時にもつながることですが、調べればすぐ分かることを質問するのは失礼にあたります。例えば「クライアント企業はどのようなところか?」のような質問は調べればわかることでしょう。このように調べればすぐ出てくることを聞いてしまうと、「志望度が高くない」と思われかねないので注意してください。どうしても情報入手が簡単な内容を聞きたい場合は、「もしかしたらホームページに載っていることかもしれないのですが…」「勉強不足で申し訳ないのですが…」のように前置きをして逆質問をしましょう。

意図が謎の質問

例えばアパレル会社の面接で「面接官さんはどんな服が好きですか?」のような質問は好ましくないでしょう。服のことなので一見関係ありそうですが、よく考えると「それを聞いてどうするの?」と思ってしまう質問内容です。意図が分かりにくい質問はかえって評価を下げてしまう可能性があるので、しないようにしましょう。

待遇に関する質問

就活生の多くは、本音では福利厚生や転勤事情などについて詳しく知りたいのではないでしょうか。待遇面を気にするのは企業選びにおいてとても大切なことですが、逆質問ではNGな話題です。待遇ばかり気にする意欲のない学生と思われないように気をつけましょう。

逆質問で周りと差をつけよう

逆質問の時間はせっかくのアピールチャンスです。「とりあえずなにか質問しないと」という意識ではなく、「しっかりとアピールするんだ」という気持ちで臨んでください。