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有価証券報告書
有価証券報告書

「企業分析するなら、有価証券報告書を読むといいよ」
先輩に就活のことを相談して、このアドバイスを貰った就活生、多くいると思います。ですが、何の知識もなく、有価証券報告書を見てみても、「売上高と経常利益の違いって何?」「キャッシュフローってなんで分析するの?」と疑問だけが増えることになりかねません。
今回は、有価証券報告書を読み解くために必要な単語をまとめて紹介していきます。いきなり有価証券報告書に読むのではなく、ここで基礎知識を身につけていきましょう。

経済用語 初級編はこちらから

この記事では、有価証券報告書を読む上で必要な用語をまとめていますが、初級編として社会人との会話で出てきやすい単語をまとめたものもあります。↓
【初級】就活生が知っておくべき経済用語集ー社会人との会話についていくために
時間があるときに読んでみて下さい。

有価証券報告書

まず、有価証券報告書とは一体何なのでしょうか?
有価証券報告書とは、全ての会社に決算後の提出が義務付けられている法定開示書です。
投資家が投資を行う際に、十分投資判断ができるように企業情報が盛り込まれています。有価証券報告書には従業員数や給与、大株主の状況など詳細な情報が記載されているため、じっくりと企業分析するには一番の資料と言えます。

売上と利益に関する用語集

有価証券報告書には、売上高、経常利益や営業利益といった企業の儲けに関する情報が書いてあります。この売上と利益の基本について、抑えていきましょう。

企業の儲けを示す科目

企業の儲けと一口に言っても、本業で稼いだ営業利益、最終的に残る純利益など様々な種類があります。この関係性を理解していきましょう。

関係性を図で表すと、下のようになります。

企業の儲けにも、色々な種類があることが分かったと思います。この違いを把握していると、営業利益は黒字なのに、経常利益が赤字の場合、「本業は好調だけど、利息の支払いで損失が出ているのかな」と推測したり、確認ができるようになります。

用語を知ったうえで、有価証券報告書を読んでみよう

有価証券報告書で使われる用語を確認していきました。売上や利益にもいろいろ種類があり、その1つ1つの関係性を確認すると、企業分析がはかどるようになります。
有価証券報告書の読み取り方について、詳しく知りたい方は以下の記事も確認してみて下さい。↓
就活で企業研究はどうすればいい?有価証券報告書の使い方