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SFCは就活に強いのか
SFCは就活に強いのか

慶應義塾大学の学部の中でも、特殊な学部が揃っているSFCと呼ばれる湘南藤沢キャンパス。SFCには、総合政策学部と環境情報学部の2つの学部があります。個性的な学生が揃い、学ぶことに制限がなく幅広い分野を学ぶことができる学部なので、近年徐々に人気が高まっています。今回は、SFC生は就活に強いのか、主な就職先はどこかご紹介していきます。

SFC生は就活に強いのか

筆者は湘南藤沢キャンパスに通っているのですが、就活に関しては大手企業に就職する人がかなり多いと感じます。一方で、就職をしないと選択をする人が多いことも事実です。筆者のクラスメイトは20名ほどいるのですが、そのうち半分は大学院への進学を決めていたり、1年間の留学に行っていたり、起業をしている人もいるなどして就活に関して自由に進めている印象です。4年生というタイミングで就活をするという人は他の学部に比べると少ないと感じます。

SFC生の主な進路先

サービス業界

就職をする学生のうち約1/4の学生は、サービス業界への就職を決めています。広告業界、コンサルティング、IT業界、人材業界がサービス業界に含まれ、電通、アクセンチュア、リクルート、デロイト、楽天等に進む学生は多いです。中でも、筆者の周りでは、リクルートや楽天に就職をする人が圧倒的に多く、筆者のサークルにも同じ就職先の人がたくさんいます。楽天は、2020卒の学生を約700名採用しているため、SFCの学生の内定者が増えている印象です。

情報通信

ITやテレビ局へ就職する人も多いです。ITだと、DeNa、ヤフー、ソフトバンクなどの企業へ就職する人が多く、テレビ局だと日本放送協会(NHK)へ就職する人が多いです。筆者の周りだけでも、NHKに就職をする人は3名ほどいたので、テレビ局への就職も多いと感じます。アナウンサーになる人も多く、実際に日本テレビのアナウンサーには何名かSFCの先輩がいます。

製造業

製造業の分野では、キーエンスや富士通といった企業に進む方が多いです。メーカーへの就職も多いので、メーカーへの就職をする人にも湘南藤沢キャンパスはおすすめです。富士通やNECなどの電機メーカーへ就職する人も多く、IT系の業界はSFC生は非常に強いイメージです。

金融・保険業界

金融業界・保険業界へ就職する人もかなり多く、筆者の周りでは損害保険業界へ就職する人が多いと感じました。就活生に大人気なマリン(東京海上日動火災保険株式会社)や、MSと呼ばれる三井住友火災保険に就職する人も多くなっています。金融業界の中ではメガバンクへの就職が多いです。ただ、金融業界は、経済学部や商学部の方が就職することの方が多く、三菱UFJや三井住友銀行、みずほ銀行などは、三田キャンパスの学生の方がより就職率が高いです。また、東京海上日動は、法学部の学生もかなり就職しているので、SFC生が多く就職するとは言えない状況となっています。

就職をしないという人もかなり多い!

SFC生の中には、やはり就職をしないという割合も多いです。就職をしないという訳ではなく、就職をするタイミングが違うという方は、約1/3~1/4程います。起業をしている人や起業を志している人は就職活動をしていなかったり、長期の留学に行っている人が多いので、SFCの学生は就職のタイミングが自由であることでも有名です。筆者の周りには1年間の長期留学に行っている人が多かったこともあり、友人と就職活動の時期が異なり、一緒に就職活動をする人が少なく寂しかったことを覚えています。

三田キャンパスよりも多い就職先は?

「三田キャンパスよりもSFCの方が入社人数が多い就職先があるのか」という疑問がよく挙げられますが、実はそのような就職先があります。SFCは主にコンサルティング会社に強く、中でも、アクセンチュアに就職する人が多く、コンサルティング会社への就職は強いと感じました。他には、リクルートへ就職をする人もかなり多いです。SFC生は、学びたい内容がはっきりしている人が多く、芯がある人が多いので、個性を求めているリクルートには多くのSFC生が就職します。リクルートの面接は、自己に関してかなり深掘りされるので、なぜ?を突き詰めているSFC生には合う企業なのでしょう。他には、帰国子女が多いという関係で、航空業界へ就職をする人も多いです。

SFC生も就職をする人が多いです!

慶應生の中でも謎多きSFC生。「実際に就職する人はどれくらいいるのか」や「どのような企業に就職する人が多いのか」などSFC生の就職活動に関する疑問がたくさんあると思います。この記事が、「SFCに入ったものの大手企業に就職することはできるのであろうか」と不安な方のためになれば幸いです!筆者もSFCに通っていますが、周りは就職活動が納得のいく結果だったという方の割合が非常に多いので、就職に関しては心配はあまりいらないと感じます。