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面接で短所を聞かれたら
面接で短所を聞かれたら

面接で短所を答える際、差支えない範囲で短所を答える人もいれば、長所の裏返しにならないような短所を答えている人もいるので、どのように答えるかは人それぞれです。ある損害保険業界の大手企業の人事の方は、長所の裏返しになるような短所を無理に答えるのではなく、本当に短所と感じる部分を答えてほしいと仰っていました。

面接において短所が聞かれるのはなぜか

面接において短所が聞かれる理由を理解しておくと、短所を聞かれた際の答え方もわかってくる場合が多いです。面接において短所が聞かれる理由は、自分自身を把握しているかどうかを確認するためと、短所を克服しようと努力してきたか確認するためです。長所と短所を述べる際に言っていることが矛盾していないかどうかも大切です。
例えば、短所でマイペースと言ったにも関わらず長所としてスピード感もって行動することができると言っている学生がいれば、話が矛盾していると感じ、本当のことを述べていないと面接官は感じてしまいます。

大手内定者が話した短所

せっかち

せっかちは、スピード感をもって仕事をすることができるという長所の裏返しです。せっかちな性格をどのように克服したかという内容に関しては、筆者はブライダルのアルバイトで短所が出てしまったという内容を話しました。テーブルのセッティングを急いで行い怒られてしまったため、確認しながら行うようにしたところ短所を克服することができましたとお話したところ、面接官からの反応が良かったです。

心配性

心配性な性格という方は、失敗したときを想像してしまうことが多いので、何事もプラスに捉えるようにしているとの克服方法を述べるようにしていました。

緊張症

緊張症の短所がある方は、プレゼンテーションで緊張してしまうことが多くあったため何度も挑戦することで克服したという内容を話していました。

他の学生とかぶらない短所

真顔が怖い

筆者の友人で、大手航空会社に内定した人の中には短所として「真顔が怖い」と述べている人もいました。あまり他の学生が言わないような内容を話し、更にインパクトがある内容を話すことで面接官に笑ってもらえたり、面接官の印象に残ります。これを克服するために、「この短所を認識し笑顔を心がけるようにしている」という内容を話せば、面接官にも納得してもらいやすくなるので、良いかもしれません。

言ったらマイナスになる短所

コミュニケーションをとることが苦手

「コミュニケーションをとることが苦手」「人と話すことが苦手」という方もいるかもしれませんが、このような内容を話すことは避けましょう。コミュニケーションはどの会社でも必須のスキルであり、社外にあまり出ないようなエンジニア職の方も社内の人とはコミュニケーションをとる必要が必ずあるので、この類の話をすることはおすすめしません。

短所はありません

「短所はありません。」と答えることは、面接においてやめておくべきでしょう。自己分析ができていないと見なされる可能性が高く、面接官も話をふくらませることができなくなるので「ないです。」と答えることは基本的にはNGです。長所の裏返しを話すことはできるので、自己分析が足りていないと感じさせてしまう可能性があります。

自分の短所を認識して面接に挑みましょう!


面接で短所を述べる際には、インパクトに残りやすい短所を述べるか差支えない短所を述べるか考えて話すようにしましょう!短所は、どのように克服しようとしているか述べることにより、プラスの印象になるので短所をどのように克服しようとしていて、これからどのように克服していきたいか述べると好印象となるでしょう。