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21卒就活上位層に追いつくために
21卒就活上位層に追いつくために

「自分はもう就活を始めているし、きっと大丈夫だろう。」と心のどこかで思っていませんか?さて、就活は何を以って始まるのでしょうか。始めているつもりでも、始めていない人と何も変わらないなんてことも。自己分析を始めたらなのか、合同説明会に参加したらなのか、インターンに参加したらなのか、その基準はあいまいです。就活に出遅れた21卒でも間に合う「本当の就活」について考察していきます。

あなたも遅れているかも

「自分はもう就活始めているし!」なんて思っていても、何をすれば就活を始めたと言えるのでしょうか。一般的な開始時期から考察していきましょう。

平均的な開始時期

20卒の情報では、3年の夏インターンから就活を始めた人が多いようです。とりあえず気になる企業のインターンに参加し、合同説明会やOB訪問を通じて秋冬インターンまでに志望業界を絞る学生がとても多かったです。

21卒の場合、3年夏では遅い?!

20卒までは選考解禁が6月で、それまでは経団連参加企業は内定を出せない決まりとなっていました。知っている方がほとんどでしょうが、21卒から経団連ルールが廃止されました。要は企業は学生にいつでも内定を出せるということです。これによって、3年夏よりも早く就活を始めている人が増えています。3年夏からのスタートではもう遅いのかもしれません。

スタートが遅い人は非常に不利

では、就活を始めるのが遅いと何がいけないのでしょうか。就活はしているのだからその開始時期は関係ないだろう、なんてことはありません。3つの観点からデメリットを考えていきましょう。

準備不足

何より就活は「準備」でほとんどが決まります。そしてそのために最も大事なのは「情報」です。そもそも企業のエントリーシート締め切りはいつなのか、いつ面接をしているのか、OB訪問は必須なのか、など選考情報は必須ですよね。就活を始めるのが遅いと「そんなこと知らなかった」で一発落選なんてことも。始めるのは早い方がいいのは当然です。

志望企業が決められない

選考情報と同様に大切なのが「企業研究」と「自己分析」です。就活で失敗する学生の特徴として「志望動機が無い」ことがよくあります。就活に出遅れると企業研究や自己分析に時間をかけられず、自分が本当に行きたい企業に出会えないなんてことも。就活の後悔で最も多いのが「もっと色んな業界を見れば良かった」です。一刻も早く色んな業界を研究しましょう。

とにかく焦る

次は、実利的なデメリットではなくメンタルに関するものです。周囲が内定を獲得していくなか焦らない学生はいないでしょう。この「焦り」が「どこでもいいから内定を取らないと」という不安を生み出し、就活における悪循環を招いてしまうのです。焦らなくて済むように、今すぐにでも志望企業の内定獲得に向けて準備を始めましょう。

就活に遅れる正当的な理由

それでも、理由があって就活を始めるのが遅い学生もいるでしょう。企業から見ても印象が悪くないような、就活に遅れる理由3つをご紹介します。

留学

よくあるパターンが留学です。グローバルな働き方が当たり前になってきた現代において、海外経験のある学生が重宝されるようになってきています。留学経験のある学生は高く評価される傾向にあるので、就活が遅れても問題ありません。海外採用を取り入れている企業もあるので、そちらの方も調べてみましょう。

部活動

留学に次いで多いのが部活動です。大会やリーグ戦で忙しいなか、就活にかける時間は多くないです。また、20卒の情報によると企業は体育会の学生を求めている傾向にあります。部活動によって社会人として必要な素養を培ってきたと評価してもらえるからです。

ゼミ・研究活動

理系や院生に多いのが研究活動です。これは部活動と同じく、企業に評価してもらえる傾向にあります。注意しないといけないのが「何を学んだのか」を明確にすることです。学業はどの学生もしているので、「研究活動が忙しかった」だけではなかなか理解されづらいので注意してください。

その他

上記の3つ以外、例えば「サークル活動」や「学業」や「アルバイト」などで就活をしていないのは企業にとって印象が悪いです。どの学生もやっていることなので、企業にとってそこまで高く評価されるものではないからです。

挽回するために必要なこと

では、就活に遅れたら内定をもらえないのでしょうか。当たり前ですがそんなことはありません。遅れを取り戻すために必要な考え方3つをご紹介します。

ゴールを明確に

まずは明確に「目標」を決めましょう。目指す場所がはっきりしていないと対策のしようがないですよね。「これらの企業に内定をもらう」と胸に刻み、目標をブラさずに就活を進めましょう。

現状を理解する

目標と同様に大事なのが「自分の現状」を知ることです。現状をしっかりと理解したうえで、目標達成までのギャップを埋めるために何をするべきなのか考えるようにしましょう。

するならOB訪問

就活に出遅れると分からないことが多く出てくるでしょう。そんな時に説明会やセミナーに行けば必ず知りたい情報が手に入るでしょうか?企業主催のイベントは「企業が伝えたいことを伝える場」です。それよりも、自分が知りたい情報をいち早く知るために、OB訪問を活用しましょう。あらかじめ聞きたいことをいくつか用意しておけば漏れがなく済みますよ。

出遅れた就活生事例

では、就活に出遅れた20卒の実話をご紹介します。

失敗パターン

周囲が夏インターンに参加しているのに焦りを感じたA君は、3年秋に就活を始めた。いくつか気になった企業の秋冬インターンに応募し、1社だけインターンに参加することが出来た。選考直結インターンだと思っていたが、ふたを開けてみると本選考のグループディスカッションが免除されるだけ。インターン参加企業に内定をもらえると安心していたため、企業研究もほどほどに数社だけエントリーした。企業理解が足りていなかったA君はひとつも内定をもらえないのであった。情報と対策が不十分だったことが招いた悲劇である。

成功

就活はまだいいやと思っていたら気づけば3年生の2月になってしまったB君。何をしたらいいのかも分からないので、とりあえず知り合いのツテでOB訪問をしてみることに。OB訪問をした社員さんがとても魅力的で志望度は爆上がり。その企業を第一志望に据え、自己分析と並行して同じ業界の企業にもOB訪問をしてみることに。その結果、自分と企業のマッチしている点が明確になり、ちゃんとした志望動機を準備することができた。自分の人間性と企業の特徴を理解できたB君は、その業界上位の3社から内定をもらえたのであった。

就活は準備期間で決まる

就活は「いつ始めたか」ではなく「何をしたか」です。そのうえで始めるのが早いに越したことはありません。自分が目指す企業をはっきりとさせ、そして自分の現状を理解し、するべきことを明確にすることが大事です。そのためにも、かける時間は長いほうが有利です。出遅れるくらいなら早く始めましょう!もう出遅れていてもやるべきことをやるだけです!

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