近年女性から大人気で圧倒的な倍率を誇る、総合商社の一般職。しかし、具体的な業務内容を知らない人も多く、入社してから何をするのかわからないという方も多いのではないでしょうか?今回は、一般職の業務内容・良い点等を具体的にご紹介します!
Summary
具体的な業務内容
配属先は、人事、営業、秘書、経理等たくさんの部署があります。仕事内容としては、総合職の補助のような役割で総合職の人とパートナーとして行動します。トレーディングの部署では、商品の発注や商品を発送する際の輸送手段の手配、費用の処理など多岐に渡ります。一般職の方に聞いたところ、急に船の手配がキャンセルされたなど突然のトラブルに見舞われることが多いので、判断力が重要となってきます。
商社一般職の良い点
転勤がない
一般職は、総合職とは違い転勤はありません。商社の総合職の人は、海外駐在など転勤が頻繁にある一方で、一般職の人は転勤がないので女性にとても人気となっています。東京で働きたい方や、長く働き続けたいという方にとってはかなり良い待遇でしょう。
総合職に近い働き方も出来る
総合商社の一般職は、銀行などの一般職とは違い、大きな裁量を持って働くことが出来る場合が多いです。実際に話を聞いたところ、入社する前に人事の方とどのような働き方がしたいか話し合う機会があります。そこで、総合職の人と同じようにバリバリ働きたい等自分の考えを述べることで、そのような働き方をすることの出来る部署に配属されます。一般的には、トレーディングの部署が激務と言われています。
年収が高い
総合商社の一般職は他の業界の一般職と比べると圧倒的に年収が良いのが特徴です。銀行などの金融機関の一般職は、年収は比較的低くなりますが、総合商社の一般職となると年収もある程度貰うことが出来ます。年収が600万円を超える人が多いと言われているので、年収もある程度貰いたいという方におすすめです。
どのような人が求められているか
コミュニケーション力
一般職は、部署の人を含め他部署の人とも多くの方と関わることとなります。また、社内の人だけではなく社外の人とも接する機会がとても多いので、積極的に人と関わるコミュニケーション能力が求められる場合が多いです。営業の部署になると、飲み会の頻度も多いので、営業先の方との飲み会でも臆せずその場を盛り上げることが出来るようなコミュニケーション能力を持った方が向いていると言えるでしょう。
英語力
総合商社の一般職は、英語力が求められる場合が多いです。取引先が海外の会社である場合が多く、電話対応やメール対応が英語の場合が多いので、日常会話レベルの英語力が必要でしょう。また、総合商社の一般職を目指す方は、帰国子女であったりTOEICの点数が高い方が多いので、早めにTOEICの点数を上げておくことが有利となるでしょう。
几帳面でしっかりしている
一般職の方の性格としては、几帳面でしっかりしている方が多いです。総合職の方の補助的な存在なので、数字の最終チェックをしたり、費用処理等絶対に失敗が許されない業務内容が多いので、正確で几帳面な方が求められていると言えるでしょう。
総合商社の一般職は良いことづくし!
総合商社の一般職は、他の業界の一般職と比較すると、年収が高かったり総合職と近い働き方を選ぶことも出来たりと良いことづくしです。転勤を希望していなくて都市圏で長く働きたいという方は、是非商社の一般職を視野に入れてみてくださいね。