参加してみたら面接だった
参加してみたら面接だった

就活をしていると、「キャリア相談会」や「OBOG訪問会」など一見選考には関係なさそうなイベントへのお誘いが来ることがあります。ですが、こういったイベントは事実上の1次面接であったり、早期選考の入口であることがほとんどです。筆者も全く準備せずにイベントに参加して、次の選考に呼ばれないという経験をしてしまいました。皆さんが筆者と同じ失敗を繰り返さぬように、その体験談を紹介していきます。

参加したら面接だった!3つの事例

筆者や友人が実際に経験した事例を3つ紹介していきます。

みずほ銀行(キャリア相談会)

選考フロー:セミナーへの志望動機提出→抽選当選→セミナー→キャリア相談会
キャリア相談会という名前でしたが、出てきた行員が現場の方ではなく、人事部の方であり、そこでただの相談会ではないとようやく気づきました。業務内容に関する質問よりも、学生時代がんばってきたことを深掘りされる時間の方が長く、事実上の面接です。相談会の段階では、志望動機がそこまで固まっていなかったため、人事部の方に「ほかの会社の方がむいてるかもね」と言われてしまいました。幸い、後日ES通過連絡と面接日の連絡が来たので、落選した訳ではありませんでしたが、このキャリア相談会を通過したら早期選考ルートに乗れるようでしたので、もったいない結果になってしまいました。

JR東日本(ワークショップ)

選考フロー:ES提出→ワークショップ→面接
エントリーシートを提出した後に、グループワークや先輩社員との意見交換をする「ワークショップ」の案内が届きました。メールではワークショップと採用は無関係と書いてありましたが、実は、その様子を見て早期選考に呼ばれるかどうか決まるという重要な選考フローになります。ワークショップでは、グループディスカッションと社員1人との面談が実施されました。みずほ銀行の件で反省した筆者は事前にネットでの情報を見て、内容を把握していましたが、周囲の学生の中には選考に関係があることを知らない人もいました。

日本生命(OBOG訪問会)

選考フロー:ES提出→OBOG訪問会
これは筆者ではなく、友人の体験談ですが、OBOG訪問会の案内がきた際に、任意参加のイベントだと思い、参加しなかったそうです。ですが、日本生命の選考フローを調べてみると、早期選考ルートに乗った場合、OBOG訪問会という名のリクルーター面談が複数行われることが判明!結局、その友人は訪問会に参加しなかったため、早期選考ルートには乗ることができませんでした。
この3つの事例を見ると、「キャリア相談会」や「OBOG訪問会」の結果で早期選考に呼ばれるかどうかが決まるようです。つまり、6月以前に内定を貰いたい人にとっては、このミスは致命傷になってしまいます。事前の情報収集が必須だと言えるでしょう。

企業はなぜ「面接」と言わないのか?

素直に「面接」、「選考に関係あります」と教えてくれたら、こちらも準備しやすいのに、なぜ企業は教えてくれないのでしょうか?企業側の事情を解説していきます。

経団連所属企業だから

2020年まで、経団連によって3月情報解禁、6月選考解禁というルールが(一応)規定されていました。そのため、経団連所属企業は6月以前にある面接を素直に「面接」と呼称できないという事情があります。その結果、「面接」ではなく、「面談」、「相談会」、「訪問会」という名目で学生を呼び出すようになりました。
2021年からは経団連が「採用選考に関する指針」を廃棄したため、このような傾向は取られなくなるかもしれません。

学生の実力を見極めたい

これは推測ですが、学生本来の実力を見たいという企業の思惑があるのかもしれません。事前に面接練習をしていれば、それなりの対応を全員することができるようになります。
ですが、企業は、志望動機や学生時代頑張ってきたことを突然尋ねられても、その場ですぐ対応するといった頭の回転の速い学生を欲しいと考えるため、そういった学生であるかどうか見極めるために実施している可能性があります。

イベントを突破するために

選考フローの情報収集は事前に

訪問会、相談会という名称を真に受けるのではなく、そのイベントが選考に関係あるものなのかどうか事前に確認しておくことをお勧めします。OB訪問で選考フローを尋ねるのが、一番確実な方法ですが、それが難しい場合でもネットで検索すれば情報が出てきます。レクミーでは就活対策レポートが公開されており、選考フローの解説、突破のためのアドバイスが読めます。企業研究の際に、ぜひ読んでみて下さい。

就活対策レポート

志望動機・ガクチカ・逆質問を準備する

事前の情報収集の段階で、選考には関係がない、質問されることがないと判明しても、「志望動機」、「ガクチカ」、「逆質問」の3つは話せるように準備しておきましょう。選考フローは常に変化するものです。今まで選考には関係がなかったイベントに、社員との面談やグループディスカッションが組み込まれる可能性は十分にあります。とっさの事態に対応するために、最低限この3つは話せるように準備しておくことをお勧めします。

情報戦を制し、内定を獲得しよう

就活は情報戦とも言われます。OBOG訪問、ネットでの情報収集、友人との情報交換で、選考フローをしっかり理解しているかどうかで内定を獲得できるかどうか決まる側面があります。事前の確認を怠らず、万全の状態でイベントに参加するようにしましょう。