ページ上部バナー
証明写真アプリの写真
証明写真アプリの写真

交通費にスーツ代、時間潰しのカフェ代と何かとお金のかかる就活。なんとか費用を節約しようとした筆者は、スマホのアプリで証明写真を撮影・管理しました。一方で「デパートの写真館で証明写真を撮ってもらうと印象がいい」という話も友人から聞いており、正直自分の選択に不安があった時期もあります。ここでは就活用の写真を撮る各方法の比較とアプリの活用方法を、実際の就活での筆者のエピソードを交えて紹介したいと思います。

証明写真アプリを使うことの三つのメリット

ESを提出する際、多くは顔写真の提出が求められます。写真を撮影する手段としては、証明写真アプリの他に駅の写真BOXや街中やデパートの写真屋さんで撮影という選択肢があります。他の二つの方法を比較して、アプリ利用のメリットとは何でしょうか。

費用が安い

何と言っても費用が安いことが何よりのメリットです。以下の表は他の二つの方法と比較した撮影費用の目安をまとめたものです。
項目:費用:備考
証明写真アプリ:120円:コンビニL版印刷で出力した場合
駅の写真BOX:3200円〜4000円:基本的にデジタルデータを保存はできない(できる機種もあり)
写真屋さん:約5000円〜15000円:デジタルデータを購入するとさらに6000円ほど追加
ここでは「ヘアメイク等なし、美肌加工、写真24枚」の条件で費用の計算を行いました。手段によって値段の差は大きく、デジタルデータの保存の可否にも違いがあります。

納得がいくまで取り直し・加工ができる

アプリでは自分で自分の写真を撮影するので、納得がいくまで撮影ができます。自撮りの方が写真写りがいい、というのはよくある話であり、自分の姿を見ながら撮影ができることで自分の魅力を引き出すことができるでしょう。加えてアプリ内の機能やその他の写真加工アプリを併用することで美肌にしたりクマを消したりと加工することさえできます。
筆者は撮影当時ヘアカラーが色落ちして髪色が明るかったので、加工の機能を活用して髪色を暗くした経験があります。実際の面接の前に美容院に行くことで問題なく選考を受けることができました。海外旅行などで急に髪色が明るくなってしまった!という方には朗報です。

サイズの変更が簡単

証明写真は一般的には3cm×4cmサイズですが、企業によっては4×4や3.5×4.5サイズなど異なるサイズ指定をする場合も珍しくありません。ESのフォーマットを見たら自分が用意していた写真と指定サイズが違っていた、という事態であっても、証明写真アプリがあれば一度撮った写真を利用し、その都度写真サイズを変えて出力し直すことができます。コンビニや場合によっては自宅から印刷ができるため、提出前夜に慌てる恐れもありません。

証明写真アプリ利用の際に気をつけるべきポイント

証明写真アプリを使う場合すべて自分で作業を行わねばならない為、注意すべき点もあります。ここでは私が実際の選考に証明写真を使用する際に気をつけた点を共有します。

白くて柄のない壁を探す

お金をかけて撮る証明写真と並んだ際に見劣りしないためには、髪型やメイクの他に、意外と背景が大切です。必ず白やグレーの柄のない壁の前で撮影しましょう。個人的には大学の空き教室で講義用のスクリーンを使って撮影すると雰囲気が出ておすすめです。

不自然な加工は避ける

写真館での撮影と異なり、加工をいくらでもすることが可能です。証明写真はSNS用の写真ではありません。不自然に顔色を明るくしたり美肌機能を乱用することのないよう注意してください。実際に面接に呼ばれた際に実物の方が見劣りする、なんてことのないようにしましょう。

Web上で提出する際、サイズに気をつける

これは証明写真アプリに限った話ではありませんが、写真をWeb提出する際のサイズなどのフォーマットは必ず守るようにしてください。慌ててサイズを直さずに提出したために、自分の顔が異様に伸びて履歴書に載り面接官に指摘された、というのは筆者の友人の嘘のような実話です。

アプリを便利に活用してお財布に優しい就活をするという選択

証明写真アプリを活用することでかさむ就活費用を抑えられるだけでなく、写真サイズを適宜修正できるといった機能面での利点もあります。周りが使っていないから、というだけで利用しないのは勿体無い方法だと思います。30円から試せますので、悩む前に使ってみてはいかがでしょうか。