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就職活動の登竜門である合同説明会。多くの方が「友達となんとなく行く」という方が多いのではないでしょうか?しかし、せっかく説明会場に足を運ぶなら、意味のある合同説明会にしたいですよね。この記事では筆者の体験をもとに、合同説明会を最大限に活用するための方法を紹介していきたいと思います。

この記事を読む前に

この記事は19卒就活無双した内定者が教える「就職活動を成功させるための合同説明会の活用方法」{https://www.recme.jp/media/20180920813}の記事をもとに実際に合同説明会で感じたことを記しています。
是非、この記事を読む前に上記のURLの記事をお読みください。
上記の記事では、合同説明会の目的と目標、よくある疑問等を記載しております。

目的意識を持った合同説明会


ここでは合同説明会に目的意識を持っていかなければならない理由、目的意識とは何かを紹介していきます。

「なんとなく」合同説明会を経験して

上記の記事を読む前の筆者は、なんの目的意識を持たずに説明会場に足を運び、ただ自分の興味ある企業の話を、何となく聞いていました。振り返ってみると「どこの企業の話を聞いたのか」ということもわからないほど印象がありません。目的を持たないで合同説明会に参加するということを筆者自身が体感していたことになります。

目的意識を持つとは

合同説明会における目的とは、自分が将来やりたいこと、大切にしている価値観の指標です。筆者の場合、「人々の挑戦を支えることができる企業」を一つの指標として臨みました。合同説明会では、どんな業界、企業がこの指標に合っているかを検証する、という目的として取り組んでいくことが大切です。

事前準備~指標を決め、企業を選定する~

指標を言語化してみる

まず、興味ある、ない企業を選ぶ上での指標を明確にすることが大切です。筆者の場合、人の挑戦を支えることができる企業を、興味ある企業に、それ以外は興味ない企業としました。そうすることで、自分が大事にする価値観が本当に合っているのかを、説明会を通して検証することができます。まずは、興味のある、なしで価値観を明確にした上で、就活の軸を作っていくことを意識しましょう。

企業の興味あり、なしを決める

では、その指標を使って興味のある企業、ない企業に分けていきます。
筆者は、興味のある業界を損害保険、生命保険、インフラ業界と選定し、興味のない業界はメーカー、証券、と選定しました。その中で、興味のない企業は1業界1社を目安に決め、業界を網羅するべきだと思います。こうすることで、本当にその業界が自分の指標に合っていないのかを検証することができます。筆者の場合、メーカー、証券などのリーディングカンパニーを1社ずつ選定しました。

企業を見る順番を決める

見る順番は、①興味ない企業②興味ある企業③興味ない企業の順番で回ることを推奨します。なぜなら、交互に見ることで自分が決めた指標の差が明確に見えてくるからです。興味のある業界とない業界の区別がより具体的に見えてくるようになります。
就活では何となく思っているものをより具体的にしていくことが重要となるため、これらの方法は効率的だと感じました。

合同説明会当日~目的(指標)を意識して、説明会でも考え続ける~

指標の視点を意識した傾聴

実際に企業の説明を聞くときに意識すべきなのは「指標の視点」です。興味ある、ないにかかわらず「この企業は本当に自分の指標に当てはまっているか?」を検証していきます。興味のない企業だったとしても、説明会を通して様々な事業を知り、指標に合っている可能性があります。逆に興味のある企業でも、事業は合っているが、大切にしている価値観、カルチャーが異なっている可能性もあります。筆者は、インフラ会社の「支えて当たり前」という価値観が合わず志望業界から外しました。このように、自分の指標に合う業界を効率的に特定していくことができます。

集中して傾聴するための姿勢

上記のように選定した企業にいくべきなので、友達と一緒に回るのはあまりお勧めしません。友達と一緒に行く場合は、会場までは一緒に行くけど説明は個別で聞きに行くなどメリハリと目的意識を持って参加するようにしましょう。また、自分の頭で指標との整合性を検証しながら説明を聞くため、集中しなければなりません。そのためには、早め早めに次のブースに足を運び、座って説明を聞くことが大切です。

まとめ

今回は、レクミーの就活ウェブマガジンに記載されている{19卒就活無双した内定者が教える「就職活動を成功させるための合同説明会の活用方法」}をもとに、「業界を絞る、就活の軸を明確にする」合同説明会の上手い活用法を説明しました。
この記事をもとに是非、納得のいく志望業界の選定に繋げられたらと思います!