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就活の合格・お祈りフラグ
就活の合格・お祈りフラグ

あの面接の結果が気になる…という不安な気持ちの時、面接の合格フラグやお祈りフラグのウワサをインターネットで調べた経験はありませんか?また、面接官がそのウワサとおりの言動を見せ、「もう落ちたんだ…」「通ったっぽい!」と、一喜一憂して面接に影響が出ていませんか?実は、そのウワサ、全く当てにならないということを筆者の経験を基にお伝えします!

気にしないことが大前提

どの学生にも同じことをしている可能性

面接官はすべての学生に対して公平に接する必要があります。そのため面接中にどういった判断をしているのか学生に悟られないように注意しています。巷では合格・お祈りフラグと呼ばれているサインを、企業の面接の方針として毎回出すこともあるので、学生は気にしないようにしましょう。

意識しすぎると面接に影響してしまう

就活中はどうしてもインターネットで「合格フラグ・お祈りフラグ」を調べたくなってしまいます。そういった根拠のないフラグを知ってから本番に臨むと、こう言われたからもうダメだ、あるいは間違いなく受かったと面接中に一喜一憂してしまいがちです。本当は面接官にそんなつもりがないのに、諦めて投げやりになる、安心して気が緩んでしまうなんてことがあったら非常にもったいないですよね。

フラグを気にする時間がもったいない

面接中にフラグを知らなくても、後日面接の結果が気になってインターネットやSNSで一日中調べてしまうこともあります。特に志望度が高い企業だと結果が変わらないと分かっていながらも、気になって仕方がない気持ちは十分に理解できます。筆者も同じことをしていましたが、やはり次に待っている他の選考に気持ちを切り替えることが重要です。

どんなサインがでてもやることは同じ

オフィスを出るまで気を抜かない

面接が終了し、面接室から出ると思わず気が抜けてしまいます。面接の出来によって気の抜け具合も変わるかもしれません。しかし、どんな状態であってもオフィスの中であれば他の社員の方から常に見られています。最後まで気を抜かないようにしましょう。

その日の面接を次に活かす

面接官の態度や言葉に一喜一憂するのではなく、なぜその日の面接がうまくいったのか、なぜ実力を発揮できなかったのかを、その日のうちに振り返ってみましょう。せっかく良かった点、悪かった点を見つけても次に活かせなければ自分の成長に繋がりません。就活中は面接がいくつもあり、翌日になると内容を忘れてしまいますので、すぐ行動が鍵です!

 

合格フラグと言われているサインの嘘

合格フラグが信用できない理由を筆者の体験を交えてお伝えします。

たくさん質問される

面接官から矢継ぎ早に質問されると、自分に興味があって評価されていると感じます。しかし裏を返すと、面接官は学生の人柄をまだ理解できていない、良い部分が見つからないから質問を重ねているとも考えられます。学生の1つの答えを深掘りするために質問が比較的少ない面接官もいれば、多くの質問をして学生の様々な側面を推し測る面接官もいるため、このサインだけで合否はわかりません。

「あなたなら弊社で活躍できそう」と言われる

筆者はメーカーの最終面接で役員の方からこのように言われました。面接も穏やかに終わったのでこれは絶対合格したと思っていましたが、結果はお祈り。そこまで言われて落ちるのかとかなり驚きましたが、やはり合格フラグは信用できないことが身に染みました。

「是非一緒に働きたいですね」と言われる

上記のケースと似ていますが、こちらは筆者が不動産企業の最終面接で実際に言われた言葉です。言われた瞬間は非常に嬉しかったですが、先のメーカーの最終面接のこともあったので鵜呑みにはしていませんでした。企業によって異なりますが、学生に内々定を出すかどうかは面接官ではなく、その場にいない上役にあたる社員が判断する可能性があります。また、その時の面接官は本心で言ったのかもしれませんが、後にさらに良い人が現れた結果、枠が埋まってしまった可能性もあります。電話やメールで結果が伝えられたり、書類にサインしたりなど、正式に内々定が伝えられるまでは、何も当てにはならないと認識しておきましょう。

入社のメリット・自社の魅力を語られる

「弊社に入社するとこういうことができる」と入社後の話をするのは、学生に対してその企業で働くイメージをつかんで欲しいサインであるとされています。確かに不合格と判断する学生にそんな言葉を投げかける必要はないはずですよね。筆者も就活中そう考えていましたが、複数の面接で入社後の話が話題に上がっても不合格でした。

面接時間が長い

予定終了時間をオーバーするくらい話が盛り上がると、学生への関心が高いように感じます。しかし質問が多いケースのように、時間ギリギリまで学生への評価を迷っていたり、面接官が逆質問の答えに時間を割いた結果時間が長くなった可能性もあります。

お祈りフラグと言われているサインの嘘

面接時間が予定より早すぎる

先ほどとは逆の面接が早く終わる場合です。30分の面接が15分で終わってしまうと、もう見切りをつけられてしまったのかと感じるかもしれません。しかし面接官がこの学生はもう合格と決めたから早めに終わらせた、ということもあります。極端な例ではありますが、あるベンチャーの一次面接で学生の入室した瞬間の振る舞いが素晴らしかったことが理由で、面接をせずに合格を出したという話が実際にあります。

首をかしげる・興味がなさそう

こちらがどんなに一生懸命に話しても、面接官が最後までつまらなそうにしていることも度々あります。時間が経つにつれて、もうダメかもしれないと思いたくなりますが、実は圧迫面接の一環で学生のストレス耐性を見ている場合があります。最近はSNSで面接の内容が流出しやすく、面接官側も企業イメージを下げたくないため、不合格の学生にそういった態度を取る可能性は低い傾向があります。

就活のアドバイスをされる

面接中にガクチカや志望動機についてではなく、突然面接官から就活に対するアドバイスをもらうことがあります。それだけ聞くと、自社とは合わないと思うから他の会社に行けるように親切心でアドバイスしているような気がしてきます。しかし、合格だけど次の面接で意識してほしいという意味で助言をしているとも考えられます。学生を合格と判断したからには、面接官にもその学生を評価した責任があるため、そのようなアドバイスをする場面が見受けられます。

エレベーター前まで送られる

面接後にエレベーター前まで送られることを略して「エレオク」とも言われます。エレオクをされると不合格という噂がありますが、全くの嘘です。エレベーターまで送ることは社会人マナーとして一般的であり、筆者も何社かエレオクがありましたが選考に全く関係がありませんでした。また、就活時にエレオクをあまり見かけないのは次の面接がすぐに控えているからです。

面接結果の連絡が遅い

基本的に合格の場合はすぐに結果が伝えられることが多いので、連絡が遅ければ不合格なのかと心配になるのではないでしょうか。この場合、最終面接であれば全員の面接が終わってから合否を決めることもあれば、応募者が多く時間がかかっていることもあるため、不合格だと一概には言えません。筆者も最終面接の合格連絡が一週間後に来たことがあります。

「最後に何か言い残したこと、アピールしたいことはありますか」と聞かれる

通常、面接官が逆質問を求める際は「何か気になることはありますか」と聞かれることがほとんどです。それに対し、「言い残したことやアピールしたいこと」という聞き方をされると、「あなたの魅力が全く伝わらないから最後のチャンスを与えましょう」と遠回しに言っているような気がします。ですがもし本当に面接官がそう思っているのならまだ可能性が残っているとも捉えられます。実際、どのように逆質問の有無を尋ねられるかは面接官次第なので全員に同じこと言っている可能性も高いです。筆者も何度か面接でこの聞き方をされましたが、合格することができました。

面接サインは気にせず最後まで諦めないで!

今回は世間一般でウワサされる面接のフラグがいかに当てにならないかをお伝えしました。最も重要なのはそういったサインに惑わされず諦めないことです。合格フラグが出ても慢心せず、お祈りフラグが出ても諦めずに自分を信じて面接を乗り越えましょう。

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