就活 選考辞退
就活 選考辞退

就活を進める中で、さまざまな理由で選考を辞退したり、参加を予定していたインターンを辞退したりせざるを得ない場合があります。この記事では、就活生が選考やインターンを辞退せざるを得ない状況に陥った際に、どのような手順を踏んで辞退するべきか、どのような留意点があるのかについて解説していきます。

選考辞退・インターン辞退をせざるを得ない場面

体調不良・冠婚葬祭

体調不良や冠婚葬祭は他の辞退理由の中でも、比較的仕方がないものであると考えられます。もちろん、体調を整えることも一つの力であることは間違いありません。しかし、人間は体調を崩すときは崩すものです。また、元服・婚礼・葬儀・祖先の祭礼を指す冠婚葬祭も、古来から最も重要視されてきたもので、考慮されるべきとも言えます。

ただ、どちらも比較的考慮されやすいという理由から、サボりたいときの言い訳によく使われることも事実です。

他社と選考の日程が被った・他社から内定をもらった

就活生には高い志望度の企業から、低い志望度の企業まであります。志望度の高い企業の選考と日程が被ったり、志望度の高い企業からすでに内定をもらった場合は、低い志望度の企業の選考を辞退する選択をするのが無難です。

もちろん、選考が被った場合は、日程を変更できるのであれば変更して対応するべきでしょう。しかし、志望度の高い企業からすでに内定をもらっていた場合は、その企業のためにも他の受験者のためにも辞退する方が良いと言えます。

寝坊・日程を間違えたなど

寝坊や日程のミスは絶対に避けるべき状況です。完全に自分の不注意によるものなので、酌量の余地もほとんどありません。

もちろん、人間は失敗をする生き物です。ただ、人生を左右しかねない就活の場においては細心の注意を払い、このような失敗を避ける努力を最大限するべきです。

学生ではまだ許される場面もあるでしょう。しかし、社会人になって、大事な会議や予約を寝坊や日程のミスで行けなくなるというのは、重大な事態になりえます。これから採用しようとする学生が就活から寝坊などしていたら、企業側もその学生を取りたいとは思えないでしょう。

その他

他にも様々な場面で選考辞退・インターン辞退をせざるを得ないことがあります。電車が止まった、もしくは遅延して間に合わない状況、大学の用事などです。これらも仕方がない点もある反面、時間に余裕をもって家を出たり、あらかじめ予定を確認しておいたりなど、できるだけそうならない努力をすべきであると言えます。

辞退する方法

では、辞退せざるを得ない状況になった際に、どのような手順を踏んで辞退をするべきか紹介していきます。

マイページ上から選考の予約をキャンセルする

選考・インターンの種類や日程などによっては、企業の採用WEBサイト上のマイページから予約をキャンセルできる場合があります。特に、マイページ上で予約をした選考(1次・2次面接のような初期段階の面接や、グループディスカッションが多い)や1dayインターンシップは、日程が差し迫っていない限り、マイページ上でキャンセルできる可能性が高いです。

辞退せざるを得ない状況になった場合、まずはマイページを確認してみましょう。マイページ上でキャンセルの処理ができる場合、別途企業に辞退するという旨の連絡は必要ありません。もちろん、マイページ上でキャンセルをした上で、別途連絡をすることも無しではありません。しかし、マイページ上で予約できる選考や1dayインターンシップは予約する人数が多く、企業側も大量のキャンセルが出ることも想定しています。企業側としては、マイページ上でキャンセルできるようにしているのは、そのキャンセルの処理を効率的に進めるためなのです。したがって、マイページでキャンセルができる場合は、別途連絡等必要ありません。

できるだけ早く電話をかける

マイページ上でキャンセルができない選考やインターンは、電話で辞退を申し出るのが原則です。マイページ上でキャンセルできないのは、主に日程が差し迫った場合や、選考がより進んでいる場合(電話で選考の予約をしている場合が多い)、選考を経たうえで参加が決まったインターンシップである場合です。

辞退せざるを得ない場合は、それが分かった時点で速やかに電話で辞退を申し出ましょう。連絡先は基本的に企業の採用サイトや、企業側からのメールに記載されています。見つからない場合は、インターネットで「企業名 人事部」で検索をすれば連絡先が出るはずです。電話で採用を担当している方を呼び出してもらい、辞退する旨を伝えましょう。

社会人になっても緊急の連絡や、予定の変更・取り消しの連絡は電話が基本となります。電話を苦手とする人が増えてきていると言います。しかし、社会に出れば数多くすることになるでしょう。その予行練習だと思って、電話でできるだけ早く連絡をしましょう。

最終手段はメールを送る

選考やインターンの辞退をメールで申し出るのはおすすめできません。前述したように、緊急の連絡、予定の変更・取り消しの連絡は電話でするのが常識です。メールでするのは失礼にも当たります。あくまでも最終手段です。

しかし、電話番号がどこにも記載されていない場合や、電話がつながらない場合(祝土日など)、キャンセルする場合はメールで連絡をすることを企業側が求めている場合などもあります。そのような場合は、メールで辞退を申し出ましょう。その際メールには、メールで連絡をせざるを得なかった理由を必ず記載することを忘れてはいけません。

メールでの辞退の申し出は非常識であり、あくまでも最終手段であるということは心に留めておきましょう。

辞退する際の留意点

選考やインターンを辞退する際には、留意しておくべき点が数点あります。

誠意・感謝を伝える

選考やインターンの場は、企業側が学生のために用意してくれたものです。用意してくれたものを辞退するわけなので、誠意や感謝を必ず伝えるようにしましょう。

電話での連絡が一番誠意や感謝を伝えやすい連絡手段なのです。ここにも、電話で連絡をすべき理由があります。誠意や感謝を伝え、企業側に少しでも不愉快な思いをさせないようにしましょう。

インターンの辞退は内定の可能性を狭める行為

インターンは、学生が実際に仕事を体験し仕事への理解を深めるとともに、学生のキャリア形成にをサポートするというような名目で企業は開催しています。しかし、実際はほとんどのインターンは「採用目的」のものです。つまり、多少なりとも、インターンが今後の本選考に関わってくるということです。

本選考に関わるインターンを辞退するという行為は、本選考で内定を得る可能性を遠ざける行為と言えます。企業としては、自社に対して志望度の高い学生を取りたいと思うのが基本です。しかし、インターンを辞退するというのは、理由がどうであれ自社に対する志望度が低いと判断さらざるを得ません。したがって、インターンを辞退する際は、自分が内定から遠ざかっていることを覚悟しておきましょう。

会社側には莫大なコストがかかっている

会社側は選考やインターンシップに、時間とお金、人の莫大なコストをかけています。莫大なコストをかけたものを辞退する行為が失礼に当たるのは容易に想像がつくと思います。選考やインターンにも莫大なコストかけてくれているという自覚を忘れずに持ち、安易に辞退をしないようにしましょう。

選考・インターン辞退のまとめ

選考を辞退せざるを得ない状況では、まずはマイページを確認することから始めることでした。マイページでキャンセルできない場合は、できるだけ早く電話で辞退を申し出ましょう。その際、誠意と感謝を伝えることを忘れてはいけません。ただ、辞退という行為はマイナスに働くことはあっても、プラスに働くことはありません。その点を踏まえ、できるだけ辞退せざるを得ない状況にならないよう、就活を進めていけるといいですね。