内定 誓約書
内定 誓約書

就活を終えると、企業から次々と送られてくる書類の数々。内定通知書、誓約書、労働条件通知書、雇用契約書などなど、企業によって送られてこないものもあるため違いがわからない就活生も多いはずです。そこで、この記事では封筒・添え状の有無から各書類の法的拘束力まで細かく解説します!

提出書類の違い

企業から送付され提出を求められる書類はいくつかあります。代表的な書類について特徴や法的拘束力の有無をご説明します。

内定承諾書

企業から内定をもらった直後に送られてくる、もしくはその場で渡されるのが「内定承諾書」です。企業によっては提出を求めない場合もあります。法的拘束力もなく、提出後に内定を辞退しても問題はありません。最終面接で内定承諾書を書く代わりに内定を出すと言われたこともあります。「20XX年の4月に入社することを約束します」「他社の選考を今後全て辞退します」といった文言が書かれており、かなり重圧感のある書類ですが、一旦サイン・押印してから辞退することも可能ですので焦らないようにしましょう。

内定誓約書

企業によっては「内定承諾書」という名前ではなく「内定誓約書」という名前の書類を提出させることもあります。「内定承諾書」とどう違うのか、と思うかもしれませんが中身は全く同じです。

内定通知書

2020年卒の場合、内々定の解禁が4年生の6月から、内定自体は10月以降というスケジュールになっています。そのため、内定通知書は10月の内定式で受け取り、その場でサイン・押印することが多いでしょう。しかし、中には6月の内々定の時点で内々定通知書を学生に渡す企業もあります。口約束ではなく書面に残すために渡している企業もあれば、学生の辞退を防ぐために内定承諾書とともに内定通知書を渡す企業もあります。

労働条件通知書

労働条件通知書は企業が労働者と雇用契約を締結する際の契約期間、労働条件、賃金、業務内容などが記された書類です。企業が労働者に対して明示しなければならない事項はいくつか定められており多くの場合、労働条件通知書でその内容が明らかにされます。労働条件通知書ではない形で労働者に必要事項を伝える企業もあるためこの書類を受け取らないこともあります。アルバイトやパートタイムであっても交付する必要があるため、アルバイトの際に受け取ったことがある方も多いのではないでしょうか。交付のタイミングは実際の労働契約締結時、すなわち新卒の場合は入社後の場合が多いです。

雇用契約書

企業によっては労働条件通知書としている場合もある「雇用契約書」。こちらも勤務時間や給与、賞与といった雇用条件が書かれています。この書類にサインするということはその条件に納得し、「この企業で働きます」という意思表示をしたということになります。そのため書類にサインする際は隅々まで目を通し、後から「こんなはずではなかった」と後悔しないようにしましょう。雇用契約書の発行は法律で義務付けられているわけではありませんが、トラブルがないように発行する企業がほとんどです。こちらも交付のタイミングは入社後であることが多いです。

このように、内定後に配られる書類は意外と種類が多くその役割も複雑です。不安な場合は安易にサインするのではなく、きちんと内容を読んで書類についてもインターネットなどで調べてみるようにしましょう。

添え状は必要か?

内定承諾書や内定通知書は郵送で企業に送る場合もあります。その際、添え状は必要でしょうか?

添え状は必要!

結論から言えば、添え状は必要です。添え状は送付状、カバーレターと呼ばれることもあります。添え状をつけるのは社会人としてのビジネスマナーであり、人事担当者にも好印象となります。また、内容の漏れやミスを防ぐ上でも重要です。企業から「添え状不要」と言われた場合以外は添え状も同封するようにしましょう。

添え状の書き方

添え状に書くべき項目は以下の9項目です。
□ 日付
□ 宛先名(企業・部署・担当者など)名
□ 差出人の情報(氏名、住所、大学・学部学科名・連絡先など)
□ タイトル (書類送付のお知らせ など)
□ 挨拶(拝啓、時候の挨拶、敬具)
□ 本文
□ 記
□ 送付書類の内容、部数
□ 以上 

実際の添え状はこのようになります。

                                     平成30年6月4日

株式会社レクミー
人事後担当者様

                                      〒000‐0000
                            ◯◯県◯◯市◯◯◯丁目◯番地◯号
                                        [名前]
                                    000-0000-0000

               書類送付のお知らせ

拝啓
●●の候、貴社におかれましては、ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
先日は採用内定の通知をいただき誠にありがとうございました。

内定承諾書をいただき、あらためて身の引き締まる思いでございます。
入社後は、ご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

つきましては、以下書類を同封いたしますので、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。

                                         敬具

                   記
                内定承諾書 1部

                                                 以上

封筒の書き方

続いて、封筒の書き方をご紹介します。基本的に内定承諾書を送付する際の封筒の書き方はその他の書類を送付する際と同じです。ただし、宛名の一番左に「内定承諾書在中」と赤文字で書き、四角で囲みましょう。

内定後も気を抜かずに!

内定が出たあとは「もう選考はない」と気が緩みがちですが、内定後も気を抜かずに細かなところまで気を配りましょう!