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就活プロフィール
基本情報
- 大学・学部
- 慶應義塾大学・経済学部
- 卒業年度
- 2020年卒
- 内定承諾企業名
- 博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ
- その他内定企業名
- サントリー
- 説明会
- 11社
- OB・OG訪問
- 21人(7社)
- ES・テスト
- 28社提出 → 21社通過
- 最終面接
- 4社
- 内定
- 2社
- 受験企業と選考結果
- 電通(2次面接落選)・スリーエムジャパン(2次面接落選)・P&G(1次面接落選)・日本テレビ(1次面接落選)・TBS(1次面接落選)・三井物産(1次面接落選)・pwc(GD落選)
- インターン参加企業
大学生活の過ごし方
サークル:学業:アルバイト=3:3:2。
サークル、学業、アルバイト全てにおいてほぼ均等に力を注ぎ、卒業時にやり残したことがない、と言い切れる大学生活を送ることを心掛けていました。それにより学生時代に力を入れたエピソードが複数できたので、就職活動中は様々なエピソードから自分の個性をアピールすることができたと思います。
就活の「軸」
「自分自身、そして他人の好奇心を刺激し続けられる仕事」が就活の軸でした。
自分自身、好奇心旺盛であり、様々なモノ・ヒトと関わりながら仕事がしたい。また、人々の喜びや驚きが好奇心に繋がり、成長していく様子が好きだと感じ、就活軸を定めました。
この業界・企業を選択した理由
クライアントが多岐に渡る上に、自由なコミュニケーションで人々を魅了できるので、「自分自身、そして他人の好奇心を刺激し続けられる仕事」という就職活動の軸に最も合致する会社だと感じたからです。また万が一転職や独立を考えた際に活きるスキルが身に着く環境があると考えたからです。
実際の就職活動のスケジュール
~3年生夏
8月半ばから9月半ばまでゼミの海外合宿があり、多くの夏インターンの日時と被っていたため、夏インターンには1社のみの参加となりました。しかし海外合宿で非常に密度の濃い経験を積むことができたので、夏インターンにあまり参加できなかったことに焦る気持ちはありませんでした。
~年末
10月に第一志望のOB訪問を初めて行いました。また、早期選考を受けることで面接に慣れたいという考えから、外資系企業にエントリーしました。年末までゼミ活動が忙しかったため、納得いくような就職活動はできませんでした。
1月~2月(広報解禁前)
冬インターンで忙しくなると予想していましたが、軒並み落選したため、非常に時間の余裕がありました。この期間を無駄にはできないと思い、SPIの対策や自己分析に時間をかけました。自己分析の結果、志望業界を絞り込むことができました。
3月~5月(広報解禁~面接解禁)
3月1日、年始から選考が始まっていた外資系メーカーの最終選考で落選し、最悪のスタートを切りました。3月は毎日説明会や座談会、そしてエントリーシートの執筆に追われ、泣きたくなるほど忙しかったです。
4月は毎日OB訪問を組み、選考の準備を重ねました。4月下旬から5月にかけて徐々に選考がスタートしましたが、内定ゼロだったため、精神的にはすごく不安定でした。
6月~(面接解禁後)
1日以降に面接解禁。博報堂/博報堂DYメディアパートナーズに内定をいただいた後は、志望度の高い会社に絞って選考を受けました。結果として博報堂/博報堂DYメディアパートナーズとサントリーに内定をいただいた。選考の過程でサントリーの社風・社員の方々の素晴らしさに魅了され、今まで第一志望だった広告業界と2週間ほど悩みました。最終的には初志貫徹して博報堂/博報堂DYメディアパートナーズの内定を承諾しました。
博報堂を受ける就活生へアドバイス
自己分析について
小学校から大学までの経験を全て書き出し、その経験が現在の自己形成にどのような影響を与えているのか明確化しました。意外なところに自己形成の鍵が眠っているため、自己分析は長い時間をかけてやるべきだと思います。私は小学校から体育会に所属する人間だったため、スポーツの経験が自己形成をしていると思っていました。しかしスポーツの経験だけでなく、外見や性格の悩み、自分の名前の由来を知ったことなど、自分にしか語れない経験が自己形成に大きく関与していることに気付くことが出来ました。また、自己分析の結果を友人に向けてアウトプットし、ツッコミを入れてもらうとより自己分析に磨きがかかります。
ESについて
一貫して自分の個性・強みが伝わるように心掛けていました。面接もESをベースに質問が飛んでくるため、一貫したパーソナリティをアピールする材料になります。提出前には何人かの社会人や友人に見てもらい、完成度に磨きをかけました。ただESに正解はないので、時間をかけすぎるのも良くないと感じます。ある程度のレベルまで到達したらテスト対策や面接対策に注力しましょう。
面接について
選考体験記を洗いざらい確認し想定問題集を企業ごとに作成していました。それぞれの問題に対する回答には全て自分の強みや個性をちりばめたものになるよう意識していました。そして、あらゆる角度から質問が来ても対応する力以上に重要なことは「熱意を込める」ことです。私はOB訪問や説明会に積極的に話を伺うことが志望度の向上に繋がり、結果として面接での熱意に直結していたと思います。
OB・OG訪問について
先輩や知り合いにOBを紹介してもらい、そのOBの方に他の社員を紹介してもらうという形で、芋づる式でOB訪問を行っていました。業務内容に関するお話を聞いた後は、面接の対策をお願いしていました。(正直業務に関するお話は説明会や座談会等で事足ります。)自分が行きたい会社の社員と一対一で話せる貴重な機会なので、自分の話もたくさんしましょう。学校のOB訪問システムやOB訪問アプリは大量の学生から申請があるため、あまり訪問に繋がりませんでした。
就活全般について
GDは経験がものを言うと思います。GDの対策会や様々な企業の選考に参加して経験を積んでください。評価される立ち回り方がわかってくると思います。とは言え自分のキャラクターに合わないことをすると「あ、こいつ無理してるな」とバレるので、やりすぎは禁物です。また基本的に良いアイデアを出そうと考えがちですが、議論の方向性を修正したり、議論を前に押し進められる人が圧倒的に通過しやすいと思います。
就職活動中に失敗した経験
①大手しか受けなかったことです。そのせいで内定がなかなか出ず、精神的に辛い思いをしました。内定が出る、つまり「社会人に認められる」という経験は早めにしておいた方がいいです。志望度が高くない企業の内定であっても相当な自信と安心感に繋がります。
②ESの添削はしっかりしてもらうべきでした。夏冬インターンの時期は添削を受けずに提出していましたが、軒並み落選しました。
これから就職活動を始める後輩のみなさんへ
最高の準備ができれば最高の結果がついてくると思います。勉強と同様で、就活も準備に時間をかければかけるほどノウハウと自信が身に付きます。精神的に辛くなる時期もあると思いますが、就活は基本的に夜は予定が入らないので、友人と酒を飲んだりして、リフレッシュすると良いです。後悔のない就職活動をしてください。応援しています。