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就職活動を進める上で、正直気になる「福利厚生」

企業の福利厚生は、社員が安心して働ける環境を提供し、長く続けやすい職場であるかを判断するポイントにもなります。  

 

しかし、「福利厚生」と一口に言っても、その内容は企業によってさまざま。住宅補助や健康サポート、リモートワーク制度や育児支援など、どの制度が充実しているかによって、働きやすさや生活のしやすさは大きく変わってきます。

 

本記事では、「福利厚生まとめ⑭コンサルファーム」と題し、Top企業の中から3社ピックアップ!企業ごとの福利厚生情報をまとめ、そのポイントを紹介します!

企業選びの参考にしていただき、自分に合った職場を見つける一助となれば幸いです。    

 


 

【アクセンチュア】

 

〇基本情報

 

休日、休暇

土日、祝日、その他会社が定める日  

 

勤務時間

標準労働時間9時~18時  

 

社宅、寮の有無

なし  

 

福利厚生等

健康保険、厚生年金、労災保険、雇用保険適用    

 

 

〇ここがポイント

 

「多様な働き方」

・フレックス制度 毎月1日から末日までにおける標準総労働時間の枠内で、社員が各日の始業および終業の時刻を自主的に決めることのできる制度です。  

 

・在宅勤務制度 業務上可能と会社が判断した場合、承認に基づき利用可能です。  

 

・短日短時間勤務制度 週3日以上及び週20時間以上の範囲内で勤務時間を設定できます。制度利用の理由は育児や介護、ボランティア活動への参加も認められます。  

 

「ライフステージに応じた働き方」

・母体保護休暇 妊娠中の体調悪化時に80時間までの休息、定期受診等で月1回まで通院のための特別有給休暇を取得できます。

 

・配偶者・ライフパートナー出産休暇 出産日の前後1か月以内に1労働日、特別有給休暇を取得できます。

 

・子の看護休暇 小学校就学前の子の怪我、疾病、あるいは予防のため、子の人数に応じて年間40時間または80時間の休暇を取得できます。

 

・育児時間 子が1歳になるまで、女性社員は休憩時間のほかに1日2回各30分まで(または1日1回1時間)、子を育てるための時間を有給扱いで取得できます。  

 

・ベビーシッター補助 ベビーシッターの利用にあたり、初期費用100%、利用費50% (上限2万円/月)を会社が負担します。

 

 


【アビームコンサルティング】

 

〇基本情報

 

休日、休暇

完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始、慶弔休暇、年次有給休暇(初年度13日)、マタニティ休暇、配偶者出産休暇、子育て支援休暇、介護休暇、子の看護休暇、裁判員休暇など

 

勤務時間

フレックスタイム制(フレキシブルタイム:5:00~22:00)

【コンサルタント職】 標準労働時間 9:00~18:00(休憩1時間)、1日の標準労働時間 8時間

 

【プランニング&オペレーション職】 標準労働時間 9:00~17:30(休憩1時間)、1日の標準労働時間 7.5時間  

 

社宅、寮の有無

なし  

 

福利厚生等

各種社会保険完備、財形貯蓄制度、団体保険、退職金制度、企業型確定拠出年金、健康保険組合カフェテリアプラン、ワークライフバランス支援制度(育児支援、介護支援)、出産祝い金(第3子以降100万円)、資格取得支援制度 など    

 

 

〇ここがポイント

 

「多様な働き方をサポートする制度」

・フレックス制度 コアタイムのないフレックス制度を導入しています。 合わせて、時短勤務とフレックス制度の併用を可能にすることでより柔軟な働き方が可能です。

 

・フリーロケーション制度 自宅やオフィス・クライアント先など、最適な執務場所を柔軟に選択することができます。  

 

・フルリモート制度 完全なリモートワークで、出社はせずに自宅で働くことができます。 国内であれば居住地を自由に選択することができ、ライフスタイルにあった多様な働き方の実現が可能です。

 

 ・短日勤務制度 介護、育児、自己研鑽を理由とした週4勤務を認めることで、働き方とキャリア形成の選択肢を広げます。  

 

・副業制度 イノベーションの創出につなげることを目的に、本業では得られない経験を積むことによる自己成長の機会を幅広く提供します。

 

・自己研鑽休職制度 大学院での学位取得または国際貢献活動への参加において1〜2年程度の休職を認めます。  

 

 

「Diversity & Inclusion実現へのアプローチ」

全社員を対象としたDiversity & Inclusion推進に関する基礎知識の学習コンテンツの提供や、アンコンシャス・バイアスに気づくためのチェックツールの開発・公開、ダイバーシティマネジメント研修の実施などに取り組んでいます。社員一人ひとりの多様性への対応力強化を通じた顧客への提供価値のさらなる向上を目指し、お互いの違いと共通性を理解・尊重したうえで協働できる風土づくりを行っています。  

 

・全社員における女性比率28.7% ・管理職における女性比率15.8% ・男性の育児休業取得率52.2% ・男性育休平均取得日数111日  

 

 


三菱総合研究所

 

〇基本情報

 

休日、休暇

完全週休2日制、祝日、創業記念日(9/1)、夏季連続休暇、年末年始休暇、有給休暇、スキルアップ休暇、慶弔休暇、生理休暇、通院休暇、配偶者出産休暇、看護休暇、永年勤続休暇

 

勤務時間

原則9:00~17:15(標準勤務時間7時間15分)   フレックスタイム制または裁量労働制   ※新卒入社時にはフレックスタイム制が適用(コアタイム10:30~15:30)   ※新卒入社後、業務を行うための知識・経験等に基づき、業務遂行の手段や労働時間の決定を本人の裁量に委ねる、裁量労働制が適用されます。  

 

社宅、寮の有無

独身寮・社宅あり  

 

福利厚生等

各種社会保険完備    

 

 

〇ここがポイント

 

「住宅関連制度」

・独身寮(入寮の条件有り) ・選択制社宅制度 ・家賃補助 (カフェテリアポイントの活用) ・住宅ローン補助 (カフェテリアポイントの活用)  

 

「レクリエーション・働き方関連」

・レクリエーション補助費 ・部活動の補助金支給 ・ベネフィットステーション(カフェテリアポイント) ・リモートワーク ・地方移住 ・キャリアデザイン休職

 

「自己研鑽関連」

・社内勉強会 ・能力開発支援制度(語学、社会人大学院) ・ローテーションプログラム ・社内公募制度 ・キャリア形成支援(キャリアカルテ、キャリア面談)

 

まとめ

いかがでしたか?企業の福利厚生は、働く環境やライフスタイルに大きな影響を与える重要な要素です。  

 

特に就活生の皆様にとっては、自身の働き方や将来の生活設計に合った福利厚生が用意されている企業を選ぶことが、充実したキャリアと生活の両立に繋がります。この記事でご紹介したように、各企業は独自の福利厚生制度を整えており、基本的な制度からユニークな施策まで多岐にわたります。 就職活動では、単に「どんな制度があるか」だけでなく、その制度が自分の価値観や目標に合っているかをよく考えることが大切です。

 

ぜひ、この記事ををうまく活用し、自分に合った働き方を実現できる企業を見つけてください。 皆さんの就職活動が成功することを心より願っています!