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面接時によく聞かれる質問や面接突破のためのコツについて分かりやすくまとめました。面接官や企業側は就活生の何を知りたいのか、どのような意図で就活生に質問をしているのかを含めて、ご紹介していきます。事前準備をしっかりして、面接突破を目指しましょう!

面接でよく聞かれる質問

志望動機

面接を受けるにあたって絶対に準備が必要な質問の1つです。面接官は就活生に志望動機を聞くことで、就活生の思考力や業務への適性を分析しています。単純に「どうして選考を受けたのか」だけでなく「そこに入社して何をやりたいのか」まで言えるようにしておきましょう。そのためには、入念な業界・企業分析が必要不可欠です。なぜその業界なのか、また、その企業を志望する理由を明確にするために、OB訪問をしておくのも良いかもしれません。面接で「Aさんから御社の話を伺い、私もそのような環境の中で成長していきたいと感じた。」などと言えると一気に説得力が上がります!

学生時代に力を入れたこと

いわゆる「ガクチカ」。こちらの質問も必ずと言っていいほど聞かれる質問です。筆者に関しては、面接を受けた全ての企業で質問されました。就活生が大学生活のなかでどのような考えのもと、何を行ってきたのかというのは、その人の人となりを知る上では重要なポイントになります。しかし、学生時代に特に目立った活動をしてきておらず、この質問に対して頭を悩ませている学生も多いのではないでしょうか。
筆者もその1人でした。しかし、大事なのは体育会所属の肩書きや、留学・長期インターンシップ・ボランティア活動の経験などではありません。極端な言い方をすれば「内容は何でもいい」のです。就活生がどのような意図でその活動に力を入れたのか、周囲とどのような関係性だったのか、活動の中で発生した課題に対してどう乗り越えたのか、その結果何を学んだのか。これらの疑問を就活生に質問することで、人となりを分析し、企業とのマッチングを図っているのです。目立った活動をしていないからといって、決して嘘はついたりせず、最も自分らしさが表れているエピソードを伝えるようにしましょう!

自己PR

この質問のなかで面接官が最も見ているのは「就活生の強み・セールスポイントが、入社した後の業務にどう活きるのか」ということです。これについては、その強みやセールスポイントが過去のどのような経験から身についたものであるのか、これまでどのような場面で活きてきたのかを自己分析で明確にしておく必要があります。また、入社した後にどのような場面で活かせるのかを直接聞かれる場合もありますので、業界・企業分析によって業務内容を理解したうえで面接に臨むようにしましょう。

面接を突破するためのコツ!

良い第一印象を与える

面接を突破するうえで第一印象はかなり重要になります。面接は入室時からすでに始まっていますので、面接官に悪い印象を与えないよう注意しましょう。髪型や服装などの身だしなみをきちんと整え、さわやかに挨拶をして入室することがポイントです。着席後も背筋を伸ばして姿勢を正し、面接官の質問に対して笑顔で丁寧な受け答えを行うことを心掛けましょう。

受け答えはハキハキと、簡潔に

受け答えを行う際は、面接官の目を見て大きな声でハキハキと、簡潔に話すようにしましょう。受け答えの態度は就活生の第一印象の判断材料にもなります。下を見てボソボソと小さな声で話していると、自信がなさそうに見えてしまいますし、聞かれてもないことまでダラダラ話してしまうと、面接官も飽きてしまいます。とくに後者に関しては、意外とできていない就活生が多いので、面接官と会話のキャッチボールをするように意識して面接に臨むと良いでしょう。
例:Q.学生時代に力を入れたことは何ですか? A.□□という飲食店のアルバイトです。

自己分析を入念に行う

面接においては様々な質問が飛んできますが、自己分析を入念に行っていなければ、質問に対する受け答えにブレが生じてしまいます。「自分はこういう人間だ」ということを面接官にストレートに伝えるためにも、話す内容すべてに一貫性を持たせるようにしましょう。筆者は2月頃から本格的に自己分析を始め、OB訪問を行いながら自分のやりたいことや、就職活動の軸を明確にしていきました。
他にも、自分はどのような強みを持っているのか、それをどのような場面で活かしてきたのか、自分が喜びや成長を感じる瞬間はどのような時かなど、何度も繰り返し自己分析を行っておくことで、さまざまな質問に対して自分らしさの表れた受け答えができるはずです。その上で「この会社でなければダメなんだ!」ということを面接官に伝えることができれば、面接突破率が一気にアップするでしょう!

面接練習で本番対策

面接本番で緊張してしまって、面接官にうまく思いを伝えられる自信がないという就活生も多いのではないでしょうか。そんな方には、大学のキャリアセンターで実施されている模擬面接に参加してみたり、先輩や友人に手伝ってもらって面接練習をしてみることをオススメします。人に向かって話す良い練習になりますので、これまでご紹介してきたように、しっかりと相手の目を見てハキハキと、簡潔に受け答えをすることを意識してみましょう。終了後は相手からフィードバックをもらうと、人から見た自分の印象や課題も明らかになります。

面接官は就活生のココを見ているのまとめ

面接に臨むにあたって重要なことは「自己分析」と「第一印象」です。もちろんこの2つが全てではありませんが、面接突破のポイントの大半を占めていると言っても過言ではないでしょう。面接官は就活生の何を知りたいのか、面接突破のコツとは何かなど、事前に理解しておくだけで面接の結果が大きく変わってきますので、少しでもこの記事を参考に対策してみて下さい。