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就活においてエントリーシート(ES)や面接に挑むために、自分が「学生時代に力を入れたこと」を企業に知ってもらうために作るガクチカ。しかしいざ作ってみたもののエピソードが薄いと感じてしまう方も少なくないでしょう。となるとガクチカを新しく作るべきか、これまでのエピソードを深掘りするべきか、どちらがいいのか悩ましいもの。今回はレクミーおじさん秘伝の「最強のガクチカ」の作り方をご紹介します!

最強のガクチカ=「今日の話」

結論から述べると、最強のガクチカとは「今日の話」です。就活での面接において、企業が見るのは学生の3つのコンピテンシー(能力)です。周囲を巻き込む力(リーダーシップ)、考える力(シンキング)、やり抜く力(ディシプリン)。大まかに分けてこの3つを見ており、この力はいつの時代でも変わらない人間の本質的な力です。そして、詰まるところこれはその人の“行動様式”。そういった行動をどれだけの頻度で、パッションをもって強くやれるか否かなのです。

迷うなら鮮度で差を付けろ!

新卒で就活をするのであれば、どなたも20年以上は人生を歩んでいます。「自分はリーダーシップが弱いし苦手だな…」と思っている人でも、振り返れば一つくらいは絶対にリーダーシップを発揮した瞬間があるでしょう。しかし本当にリーダーシップが強い人というのは、能力を発揮している瞬間の出現頻度が多いうえに長いもの。ですから、最強のガクチカを一つ上げるとしたら「今日の話」ということなのです。
 
真のリーダーシップの持ち主であればその行動様式が身についているのですから、エブリデイ・リーダーでいます。仮にあなたが面接官だとして、“過去を掘り返してなんとかやっと出てきたガクチカ”を持ってきた人と、“今日現在能力を発揮しているガクチカ”を持ってきた人が面接へ来た場合、どちらを選ぶでしょうか。そのような意味では新しく作るというよりも、あなたの日常で発揮している個性や能力を、面接というコミュニケーションの中で理解してもらうことが大切といえます。

自分の最大出力を更新している姿を見せよう

最近では過去の振り返りから適正やガクチカを作り出すサービスなどが流行していますが、一概に言えないものの、そのような方法は精神的にも痛みを伴う方法だと考えられます。日々のみなさんの日常こそがガクチカの種だと考え、自分の最大出力を更新している姿、要は成長している姿を企業にも見てもらってはいかがでしょうか。

YouTubeで動画も公開中

最強のガクチカの作り方について、元P&Gジャパン採用/研修統括マネージャーのレクミーおじさんが詳しく解説している動画はYouTubeでも視聴できます。記事には載せきれなかった貴重な話も聞けるので、ぜひレクミーチャンネルもチェックしてみてください。
【録画】ガクチカは作りに行くもの?【1問1答】