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3月の就活解禁を控える一方で、ゼミ・研究室での活動や卒業論文が足かせになってしまう学生も少なくありません。しかし、意外と選考でも聞かれる卒論について。今回は就活と卒論の両立の仕方、そして卒論の研究内容を選考で活かす方法を考えましょう!

選考でも聞かれます。「卒論のテーマ」

3月以降は「何よりも就活を優先!ゼミのことは後回し!」と考えてしまう気持ちは重々わかります。しかし、卒論に関する質問は本選考で聞かれます。

具体的には、学業に関する質問からゼミ・研究の話に転がり、「卒業論文はどのようなテーマで書いているんですか?」と話が展開したことが幾度かあります。まだ本腰を入れて執筆している時期ではありませんが、どのような研究テーマで執筆する予定かはスラスラと説明できるようにしておくべきです。

むしろ、筆者は所属していたゼミの専攻分野が理論経済系の学問で、普段のゼミ活動を他の人に説明するのが難しかったため積極的に卒論の話に誘導していました。

勉強してきた証明になる「卒論」

たとえ普段から勉強熱心でどの教科のテスト勉強にも満遍なく力を入れて優秀なGPAだったとしても、どこかありきたりなエピソードになってしまう、もしくは言語化して理論立ったエピソードに仕立て上げづらいため、勤勉さのアピールをGPAだけでこなすのは実は至難の業です。そこで、1つのテーマに絞ってディープに語ることで、あなたらしい勉強エピソードになりますし、面接官に「この学生はしっかり勉強してきたんだな」という数少ない証明になります。

そこで、卒論の執筆、そして選考での卒論に関する質問の受け答えについて一緒に考えてみましょう。

就活と卒論の両立時期

1月~2月に情報収集を

説明会やセミナーが解禁される3月には、卒論に取り掛かる時間は全くと言っても良いほどありません。担当教授が発破をかけてきても精神的余裕がありませんから上述の通りゼミは後回しになってしまいがちです。そのため、1月、2月の間にいかに情報収集をしておくかが重要になってきます。

大きい論文を書くときは、まず論文の骨組みとなる校正案を作り、それに応じて必要な情報を調査する、そしてようやく執筆に取り掛かるという流れに基づいて書くと尻すぼみな論文を避けることが出来るはずです。今の時期にやっておくべきことは「情報収集・調査」です。

「まだ本格的には執筆していないものの、○○○について調査していて、○○との関係性についてまとめる予定です。」と上手に切り抜けましょう。もちろん、必要最小限の応答を意識しましょう。卒論テーマに思い入れがあり過ぎて喋り倒すのが必ずしも高評価になるわけではありません。受け答えの流れを無視してはいけません。

卒論テーマの選び方

志望企業に関連するテーマは必須?

就活でも問われるとなれば、テーマは志望している業界や企業に関連しているテーマ選びが必須かと思われますが、必ずしもその必要はありません。文学部で史学を専攻しているのにIT企業を受検、経済学部だけどメーカー業界を受検するといったケースは非常によく見られます。

むしろ、テーマを面接官が熟知している場合、情報を収集している段階でぺらぺらと勢い任せで語ってしまうと自分でも分からないレベルまで会話が展開してしまい逆に論破されてしまう可能性もあります。テーマの選び方以上に、言葉の選び方や話の進め方に十分気をつけたいところです。

「その研究はうちの企業に入って役に立つ?」

テーマは自由といったものの…

前項ではテーマ選びは自由でOK!とは言ったものの一番困る質問は、「それ役に立つの?」という質問。文学部キラーの質問です。

歴史の勉強が、法律の勉強が企業に入社してから役に立つとは言えないことは、たくさん勉強してきたご自身がよく理解しているはずです。しかし、頑張って4年間勉学に打ち込んだ姿勢、古きを温め新しきを知るような知的好奇心が旺盛なマインドを入社してからも活かせることをアピールしましょう。勉強は大学で終わりではなく、社会に出てからもずっと継続しなくてはいけないものです。

面接官が知ってるテーマでも知らないテーマでも、就活生を困らせる質問が飛んでくることは避けられません。一番大事なのは、このように研究内容の如何を問わずに自身のパーソナリティをアピールする機会に上手に持っていくことです。

↓志望業界と専攻が無関係な場合の対策についての記事も併せてご参照ください。
学部と志望業界が無関係な時の面接対策!

本格的に書き出すのは就活後!

晴れて内定を承諾した際には、後回しにしていたゼミ活動にもちゃんと参加して本格的な執筆に取り掛かりましょう。就活中は執筆に関する心配は無用ですが、就活を終えたなら次は卒業に向けてスイッチを切り替えて残された学生生活に打ち込みましょう。