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TOTOは日本トップのトイレメーカーであり、100年以上の歴史を誇る企業です。国内ではウォシュレットの生みの親として知られており、現在はそのウォシュレットブランドを世界に展開し、トイレ業界ではハイブランドの地位を確立しています。今回はそんなTOTOの事業構造や求める人材像、選考フローを併せてご紹介します。

TOTOってどんな会社?

TOTOは1917年、東洋陶器株式会社として設立され、衛生陶器や、時には食器の生産に着手することで売上を伸ばしてきました。現在は1980年代に販売を開始した「ウォシュレット」の海外展開に注力し、さらに業績を拡大しています。社員は落ち着いた雰囲気がありながらも内に熱意を秘めた人が多く、働きやすい社風が醸成されています。

TOTOの事業領域

国内住設事業

「国内住設事業」では、新築やリフォームの需要に対応したレストルーム、バス、キッチンなどの、水回りを中心とした商品を展開しています。また、一般住宅に限らず、公共施設に向けて環境にやさしい節水・節電・節湯性能に優れた商品を販売しています。TOTOは国内の衛生陶器市場で6割以上のシェアを獲得しており、長年トップメーカーとして君臨しています。トイレや洗面器等の商品は機能面だけでなく、バリアフリー・ユニバーサルデザインの観点でも優れていることが特徴です。

海外住設事業

TOTOが2022年に向けた中期経営計画で、成長の軸として期待しているのが「海外住設事業」です。日本で誕生した「ウォシュレット」ブランドを筆頭に、高い技術力を搭載した水回り用品をアジアやアメリカ、ヨーロッパ各国に展開しています。ターゲットとしては主に中間層以上を狙っており、高価格帯の商品を主に販売しています。中国では特にそのブランド力が高く認知されており、TOTOはベンツと同等レベルのブランド価値を有しています。

新領域分野

TOTOの新領域分野は、主に「セラミック事業」と「環境建材事業」に分かれます。「セラミック事業」では、半導体製造装置のキーパーツである静電チャックを筆頭に、半導体・液晶製造分野や光通信分野において高い需要を持つセラミック商品を販売しています。「環境建材事業」では、光触媒を応用した環境浄化技術である「ハイドロテクト」を利用した、塗料・建材商品を展開しています。

TOTOで働く人とは?

事業領域を国内に限らず、早い段階から海外でのブランド認知に注力してきたTOTO。そこではどのような就活生が求められているのでしょうか。

職種

TOTOは「営業・企画職」「技術職」に分かれた採用を行っています。営業・事務系は販売施策の企画推進や、ソリューション提案を行う営業や、事業方針を策定する事業企画、販売インフラの構築などに従事する販売統括などのキャリアが用意されています。技術系は幅広い技術領域を活かした研究・開発や生産技術、品質保証のキャリアがあります。

求める人材像

TOTOの人事部は、採用HPで「学生時代に何か一つのことに取り組んで、自分なりの成果を挙げた学生が欲しい」というメッセージを発信しています。そのため、就活生には「自分から周りを巻き込んで行動を起こし、組織を変えていける人材」を求めていると考えられます。実際に採用面接を受ける際には、これらの要素を押し出したガクチカを話すと内定に一歩近づけるでしょう。

TOTOの本選考

最後に、実際の本選考はどのようになっているのかを見ていきましょう!

選考スケジュール

営業・企画職の選考スケジュールは以下のように発表されています。(21卒の情報です)
ES・WEBテスト提出→グループ面接またはグループディスカッション→一次面接→面接またはグループディスカッション→最終面接→内定

選考フロー

TOTOのESの設問は「強い意志を持ってやり遂げたこと」「あなたがTOTOに対して貢献できると思うこと」など、基本的にはオーソドックスなもので構成されています。ESが通過した後は、複数回の面接と、各地方オフィスで行われる最終面接を突破出来たら内々定となります。

本選考で志望する場合、必ずインターンには応募しよう

TOTOは半日型のインターンと3日型のインターンを開催しています。3日間のインターンは本選考に直結しており、参加者のほぼ全員が本選考のWEBテストとグループディスカッションが免除されます。また、インターンで高評価を得た学生に対しては本選考の面接では軽い質問しかされず、そのまま内々定を得られるパターンもあります。TOTOの本選考を受ける場合は、必ずインターンにも申し込んでおきましょう。

TOTOの本選考まとめ


TOTOは日本発の衛生陶器を世界中に展開している、日本トップのトイレメーカーです。求める人材像をきちんと把握し、それに沿ったエピソードを用意しましょう!