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アサヒビール
アサヒビール

アサヒビールは国内四強ビールメーカーの1つであり、現在の国内ビール市場ではトップシェアを占めている大企業です。近年は海外企業のM&Aに力を入れたり、長年ウィークポイントであったチューハイ事業に注力するなど、よりシェアを広げるための拡大戦略を取っています。今回はそんなアサヒビールの事業構造や求める人材像、選考フローを併せてご紹介します。

アサヒビールってどんな会社?

アサヒビールは、1949年に大日本麦酒株式会社の分裂によって誕生した会社です。国内ビール市場では国内トップシェアを誇り、「スーパードライ」や「クリアアサヒ」などの人気商品を多く展開しています。企業風土としてはチームワークを重視し、トップが決めた戦略に社員全員で取り組む「組織力」に強みを持った会社です。そのため学閥もあまり強くなく、東大からMARCHまでの就活生を幅広く採用しているのも特徴の一つです。

アサヒビールの事業領域

ビール類事業

アサヒビールのビール事業は、アサヒグループホールディングス全体の生命線ともいえる主力事業です。特に「スーパードライ」は長年シェア低迷にあえいでいたアサヒを一躍トップシェアにまで押し上げた超ロングセラー商品です。発泡酒ジャンルでは糖質ゼロを実現した「スタイルフリー」、他にも第三のビールとして好調な売れ行きを維持している「クリアアサヒ」など様々な人気商品があります。
ちなみに、ビール・発泡酒・第三のビールの違いは、
ビール→麦芽の使用量が50%以上かつ、副原料(はちみつやスパイスなど)が麦芽の5%までで作られたお酒
発泡酒→副原料の割合が制限を超えたものや、麦芽比率が50%未満のお酒
第三のビール→発泡酒に麦由来のスピリッツなどを加えたお酒
となります。

RTD事業

アサヒはビール事業で圧倒的な存在感を示していた一方で、RTD市場では他の会社に後塵を拝していました。しかし、現在では度数の高さと果実のフレッシュ感を両立させた「もぎたて」や果実を丸ごと食べているかのような果汁感が魅力の「贅沢搾り」、強炭酸のキレを追求した「ウィルキンソンDRY7」など、多種多様なラインナップを取り揃えています。2020年1月からは、「贅沢搾り」を主力ブランドとして経営資源を集中させています。

ウイスキー事業

アサヒビールのウイスキー事業は、2001年にアサヒビールがニッカウヰスキー株式会社を買収した頃から始まりました。現在では「ブラックニッカ クリア」や海外ブランドの「ジャックダニエル」、また連続テレビ小説で人気に火が付いた「竹鶴」「余市」などの高級ウイスキーに至るまで、幅広いラインナップを取り揃えています。

アサヒビールで働く人とは?

ビール市場で圧倒的な存在感を示しながらも、他分野の拡大にも注力しているアサヒビール。そこではどのような就活生が求められているのでしょうか。

職種

アサヒビールの事務系採用は飲食店に営業活動を行う業務用営業や小売店に商談を行う量販店営業、商品販促を管理する営業企画やマーケティング、国際部などのキャリアが存在します。技術系採用は「生産研究部門」と「エンジニアリング部」に分かれています。前者は商品開発や技術開発、醸造、基盤研究などのキャリアが存在します。

求める人材像

アサヒビールは、採用ホームページのメッセージで「世界中でうまい!を創ろう!」を掲げています(20卒の情報です)。アサヒビールは酒税制度の改定や消費者の嗜好の変化など、動きの激しい酒類市場の中で世界的なシェアを獲得することを目指しています。そのためには「チャレンジ精神にあふれ、情熱をもって仕事に取り組める人」が欲しい、ということですね。実際に採用面接を受ける際には、これらの要素を押し出したガクチカを話すと内定に一歩近づけるでしょう。

アサヒビールの本選考

最後に、実際の本選考はどのようになっているのかを見ていきましょう!

選考スケジュール

選考スケジュールは以下のようになっています。(20卒の情報です)
ES・WEBテスト提出(4月下旬)→一次面接(6月上旬)→二次面接(6月上旬)→三次面接(6月上旬)→飲み会(6月中旬)→最終面接・内定(6月中旬)

選考フロー

アサヒビールのESの設問は「あなたが描く将来のありたい姿と、それをアサヒビールで実現したい理由」「チームで困難に直面した経験とそこから学んだ事」など、オーソドックスなものが多いです。WEBテストとESが通過した後は二回のグループ面接と個人面接を受け、最後に本社で行われる最終面接を突破出来たら内々定となります。
ちなみに、途中の飲み会では「お酒に関するトラブルを起こさなさそうか」が見られていると考えられます。飲み会とはいえ社員の方が来る以上、選考の要素が含まれている可能性が高いので、気を緩めず臨みましょう。

インターンに参加するのもお勧め

アサヒビールは事務系・技術系ともに多数のインターンを開催しています。事務系は「営業コース」「経営企画コース」「デジタルマーケティングコース」の1dayインターンがあります。技術系はエンジニアリング職と生産技術職のインターンがそれぞれ1day、研究開発職のインターンは3daysのものが用意されています。どれもエントリーシートの提出のみで参加できるので、気になる方はぜひ調べてみてください。

アサヒビールの本選考まとめ

アサヒビールはチャレンジングな姿勢で種類市場をけん引する大手ビールメーカーです。求める人材像をきちんと把握し、それに沿ったエピソードを用意しましょう!